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2013年12月 2日 (月)

事実の確認(福島第一原発近隣の魚介類の放射性セシウム汚染度)

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厚生労働省発表資料(2013年11月27日付の『緊急時モニタリング検査結果』))によれば11月下旬の福島県で獲れた魚介類(海のものと川のもの)のうち、「現在の『公的』放射性セシウムの基準値: 100ベクレル (Bq) / kg」を超えているものは以下の通りで、汚染度が数十ベクレルを超えるものも相変わらず多い。魚の水揚げ場所の確認のために、地図にだいたいの位置をプロットしてみました。

・福島県、富岡町産 アイナメ (放射性セシウム: 110 Bq/kg)
・福島県、富岡町産 ウスメバル (放射性セシウム: 130 Bq/kg)
・福島県、富岡町産 シロメバル (放射性セシウム: 380 Bq/kg)
・福島県、広野町産 シロメバル (放射性セシウム: 140 Bq/kg)
・福島県、広野町産 ババガレイ (放射性セシウム: 170 Bq/kg)
・福島県、広野町産 ムラソイ (放射性セシウム: 120 Bq/kg)
・福島県、福島市(摺上川支流)産 イワナ (放射性セシウム: 120 Bq/kg)
・福島県、福島市(摺上川支流)産 ヤマメ (放射性セシウム: 160 Bq/kg)

検査データを拝見すると、「私が安全を保証します、状況はコントロールされています。(” Let me assure you the situation is under control.” )」「汚染水は福島第一原発の0.3平方キロメートルの港湾内に完全にブロックされています。」「福島近海でのモニタリング数値は、最大でもWHO(世界保健機関)の飲料水の水質ガイドラインの500分の1です。」(2013年9月の安倍首相「五輪招致演説」より)という状況ではなさそうです。

ちなみに、WHOの飲料水水質ガイドラインでは、放射性セシウムの許容限度は「1リットル(つまり1kg)あたり10ベクレル」(つまり10ベクレル未満であること)なので、その500分の1だと0.02ベクレルになります。福島近海の魚は0.02ベクレル以下という非常にきれいな海水の中を泳いでいるらしい。そして、シロメバルを例にとれば、とてもきれいな海で暮らしているうちに、いつのまにか体内に140ベクレル/kgから380ベクレル/kgの放射性セシウムが蓄積してしまった。

関連記事は「法的規制・公的基準値と自分の判断」や「厚生労働省『食品中の放射性物質の検査結果について(第725報)』から」など。

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   地図(Google Mapを引用)は、クリックすると大きくなります。

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