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2014年3月28日 (金)

納豆と亜麻仁油と、白髪三千丈

納豆を醤油や辛子ではなく、オリーブ油と塩で味付けして食べると意外なおいしさに驚きますが、現在我が家では、オリーブ油ではなく亜麻仁油(フラックス油)と塩で朝の納豆を楽しんでいます。

亜麻仁油(フラックス油)は、オメガ3多価不飽和脂肪酸であるところのα-リノレン酸が豊富な油ですが、酸化されやすく(加熱料理には不向き)、味にも癖があるので、サラダのドレッシングの上に軽くかけるというのが穏当な使い方だと思います。しかし、それだけでは面白くない。で、納豆に亜麻仁油です。

インド文化の思考方法が論理的・抽象的・空想的・非歴史的だとすると、中国文化のそれは直観的・具体的・個別的・現実的・歴史的といえます。そこに大げさが混じると「白髪三千丈」「千里眼」「万里の長城」ができ上がる。「矛盾」も「ほこ」と「たて」なので、Contradiction = contra- (against) + dict (speak) という抽象表現とは違ってそのイメージが具体的です。

「荘子」のような思弁的・形而上学的な思惟には「地籟(ちらい)」「渾沌(こんとん)」「無化有(むかゆう)」などの抽象風が登場します。しかし抽象風だけでは落ち着かないのか「蝶」「洞穴(ほらあな)」といった具体的な映像イメージも一緒に、あるいは近所に、並んでいます。「とてつもなく大きな魚や天空をかける巨大な鳥」になるとなかなかに想像が難しいですが、最近のゲームソフトに慣れている人たちにはどうということもないのかもしれません。

インターネットや朝刊の折り込み広告でよく目にするサプリメントのコマーシャルには、そういった中国文化的な発想の伝統が色濃く活きているのかもしれません。シジミ1000個分の□□□とか、マグロの赤身20人前の□□□とか、あるいはブルーベリー500個分の□□□といった具合で、そんなに多くを体に摂り入れてどうするんだと思いますが、たぶん商品提供者が想定する顧客層には持続的な訴求効果があるのでしょう。「白髪三千丈」「千里眼」「万里の長城」よりは控えめですが、それなりに愉快な広告コピーではあります。

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