« 2014年4月 | トップページ | 2014年6月 »

2014年5月

2014年5月30日 (金)

晩春あるいは初夏の橙(だいだい)

秋から冬にかけてが我が家の自家製ポン酢の製造時期で、秋は「すだち」を、冬は「だいだい」を使います。ときどきは「ゆず」。香りは「すだち」ですが小ぶりなので果汁を絞る作業は大変です。いちばん楽なのは「だいだい」。大きいので絞る効率がいい。

「だいだい」は常緑の小高木で高さは四メートルから五メートルくらい。初夏に白い花が咲き、冬に果実が黄熟します。正確には橙(だいだい)色に熟します。果実は、冬を過ぎても木から落ちず、収穫せずにそのままにしておくと枝についたまま春を迎え夏を過ごします。元気な果実は、たぶん、二~三年は枝を橙色で飾り続けます。

写真は、今月(二〇一四年五月)下旬の橙の木と橙色の果実です。

_20145a

_20145b

□□□

人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年5月29日 (木)

今年はとても元気な赤紫蘇

双葉の間から本葉」のその後です。

去年の赤紫蘇は、青紫蘇(大葉)やバジルと比べて双葉から本場に移行するあたりでどうもひ弱で成長が遅かったのですが、今年は購入した従来種の種がしっかりとしていたのか、とても元気です。

素焼きの鉢に移し替える前に、土饅頭(土ポット)のままを陽にあてようと外に出してあったのですが、5月中旬から下旬にかけてリラ冷えで風の強い日が続きました。しかし、無事に乗り切ったようです。隣のバジルの苗も元気です。

札幌の屋外は、まだワイシャツ一枚で袖まくり、あるいは半袖という状態ではありません。そういう気配が濃く感じられたら移植です。早朝にトレイに薄く水を張り、土饅頭に水が吸い取られていくのを確認します。それなりに楽しい作業です。

_20140529

_20140529_2

土ポットを並べてあるこの黒い使い捨てトレイは、デパ地下などのリンゴや梨や柿の3個パック用ないし4個パック用のパッケージで、レジでトレイはどうするか?と聞かれた時に貰ってきたのをためておき、再利用しています。

段々と在庫がなくなってきたので、先日、業務用パッケージの専門店に別の用件のついでに立ち寄ってみたら、コンビニや総菜売り場などでよく見かける弁当用パックやおかず用パックはさまざまな種類があったのですが、そのタイプのトレイは見当たりませんでした。尋ねると、「このタイプはお取り寄せですね。」業務用パッケージの専門店なので一般消費者らしい人は店内に見あたりません。

□□□

人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年5月28日 (水)

玄米ではなく、玄麦(げんばく)

日本では小麦の粉は大人気で、その粉の種類も薄力粉・中力粉・強力粉やデュラムセモリナ粉と豊富です。薄力粉や中力粉はケーキやお好み焼きやうどんになり、強力粉はパンやラーメンに、パスタはセモリナ粉から作られます。

しかし「貧乏人は麦を食え」という表現に登場する麦は小麦ではなく大麦なので、麦ごはんなどが好きな方以外は、その麦を見る機会や食べる機会がほとんどないと思われます。

その大麦の一種に「もち麦」というのがあります。お米に「うるち米」と「もち米」があるように、大麦にも「うるち性の麦」と「もち性の麦」があり、「もち麦」は「うるち麦」と比べると、もちもちした食感と香りに特徴があります。

「もち米」がアミロースをほとんど含んでいない(アミロース含有率は、ほぼ0%)のに対し「もち麦」にはアミロースを2%~6%くらい含んでいるのもあり、従って「もち米」と「もち麦」とでは粘りの程度が違います。しかし、そういう細かいことはここではさておき、麦ごはんに相性のいい麦が「もち麦」だ、としておきます。

さて、玄麦(げんばく)についてです。精白していないお米を玄米(げんまい)と云うように、精白していない麦を玄麦(げんばく)と呼びます。玄米食の好きな方は少なからいらっしゃるようですが、一般消費者が玄麦をじかに目にする機会はまずありません。我が家でもお米は玄米で購入し玄米で保管し、食べるときに、一定量ずつバッチ処理で、たとえば三分搗き(つき)や七分搗きに精米し、冷蔵庫にしまっておきますが、玄麦には縁がありませんでした。

古いタイプのうるち米と、野原の野菊」の農家から、自家消費用に作っている「もち麦」の「玄麦」をいただきました。玄麦としての売り物ではないので、麦の穂のかけらが少し混じっていますが、それも嬉しい。どういう料理に使いましょうか。

Photo

□□□□□

人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年5月27日 (火)

古いタイプのうるち米と、野原の野菊

古いタイプの「うるち米」を、落ち葉の完熟腐葉土堆肥を使って有機生産している農家のご夫婦にお会いしていろいろとお話をさせていただきました。写真の黄色い花は、そのときに、その農家の近所の野原に自生していた野菊です。

我々が親しんでいるお米には「うるち米」と「もち米」の二種類があります。1970年代なかば以降の米市場で人気のある「うるち米」は、それ以前のものとは違い、甘くもちもちとした味わいになっています。このタイプの「うるち米」に先鞭をつけたのが「コシヒカリ」ですが、「あきたこまち」や「ひとめぼれ」や「ミルキークイーン」が後に続きました。最近需要の高まっている北海道の「ゆめぴりか」や山形の「つや姫」もこのタイプの発展形です。

このタイプのお米を刺身に例えるとマグロのトロです。豊満な甘さが楽しめます。一方、我が家の好みの古いタイプは鯛や平目などの白身魚の刺身です。子供は食べない。納豆・卵焼き・長いも・焼き海苔・味噌汁・梅干し・漬物の朝ごはんには、この古いタイプの方が、断然、合うようです。

A

B

□□□

人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年5月26日 (月)

散りあやめ

モノの本によると、チリやアルゼンチンが原産地であるところのアヤメ科の草なので「チリアヤメ」というらしい。暑さには強く、寒さにはさほど強くない。「チリアヤメ」と外来種用の片仮名で呼ぶよりも「散りあやめ」と平仮名と漢字で名づけた方が、この草花に合っていると僕には思われます。

その「散りあやめ」に北海道ではない場所で先週末に出会いました。「いろは歌」の「色は匂へど散りぬるを」を地でいくような性質の(ただし、とても明るい感じの)薄紫色の花です。庭のそのあたり一面に咲いていました。

朝が白みかけるころに、蕾が開く準備をし始め、しばらくすると軽く開き、太陽が斜め上から降り注ぐ頃には満開になります。午後、陽が西に傾きかけると花は閉じはじめ、次の日にまた東の空が白みかかるころには、咲き終わってギュッと閉じたものと、これから開くための準備段階のものと、明日の朝に開く予定の硬い蕾が並んでいるのが楽しめます。

_a

               開き始めのころ

_sml

                   満開

_
              遅い午後には閉じはじめ

_trm

               翌朝の日の出前の景色

奥の閉じた濃い紫は昨日の花、真ん中の二つの淡い紫がこれから咲く花、それから、手前の緑はおそらく明朝に開花予定のもの

□□□

人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年5月22日 (木)

気の利いた、美容室の販促メッセージ

「旦那様の髪型をカッコ良く致します。」

用件の途中でその前を通った美容室のプロモーションメッセージです。小さなレストランや料理屋で店の外に小さな「立て黒板」を置き、そこに白や赤のチョークで本日のおすすめ料理などを書いてあるのがありますが、その雰囲気で「立て黒板」が置かれていました。

美容室なので、このメッセージの宛先は当然のことながら女性ですが、既存の既婚女性顧客には店内ですでに案内していると思うので、これは新規の女性客に宛てたお誘いのようです。

他の店やそこのスタイリストを気に入っている女性客を、新規の女性客としてこのお店が獲得するのは普通はなかなかにむつかしい。しかし作戦を切り替えて、あなたも、それからあなたといっしょに出歩くことのある旦那様もそろってカッコいい髪型になると、二人で歩いていても気分がいいですよねえ。そうなってみませんか。

「抱き合わせ販売」の方が、新規「既婚顧客」開拓の敷居は低そうです。

□□□

人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年5月21日 (水)

「大本営発表」を求めて午前六時の急ぎ足

大本営(だいほんえい)発表とはたとえば1942年6月の以下のような新聞記事のことを云います。

__19426_2

【蛇足的な註】 大本営とは「戦時または事変の際に設置された、天皇に直属する最高の統帥機関。1893年(明治26年)に制定。第二次大戦後廃止」(広辞苑)。

たいていの戦後生まれにとって、大本営発表が日常であった当時の国の雰囲気や国民の息遣いというのは、当時のこういう新聞記事のコピーやニュース映像をみても、肌に伝わってくるような細部までは実感できません。

丸山真男の「軍国支配者の精神形態」「超国家主義の論理と心理」といった論文、あるいは井上ひさしの小説(「東京セブンローズ」)は、「大本営発表」を徐々になし崩し的に受け入れるようになっていったであろう日々の市民感覚・生活感覚に読者を引っ張っていってくれますが、僕に関しては、近いところまででした。

ところが、1942年から72年も経過した2014年に、「大本営発表」の雰囲気を、政府や国民の息遣いを含めて、実感できることになりました。(その傾向は以前から強くあったのですが、それについてはここでは触れません。関連記事は「気になる本を本棚から取り出して(「自由からの逃走」)」、「憲法雑感」)

その「大本営発表」を求めて昨日の午前六時に急ぎ足で散歩しました。五月下旬の札幌の早朝は大気がひんやりと乾いていて気持ちの良いものです。犬と早朝の散策を楽しんでいる人たちと出会います。台所の前を通り過ぎる家からは朝食の焼き魚の香りが漂いでてきます。「大本営発表を求めて」と書きましたが、正確には、「『大本営発表にはなじまないもの』を求めて」二軒のコンビニをハシゴしたという意味です。

五時半の急ぎ足でもいいのですが、あまり早朝だとコンビニへの最初の搬入便の到着前になる恐れがあるので時間を合わせました。一軒目は、地元展開のコンビニでしたが、目的のものが見あたりません。「有料ゴミ袋」をいくつか手に持ち、レジで当該商品の入荷状況を調べてもらいました。「今日はまだ入荷していないようです。」「東京だと昨日の発売、札幌は今日の発売になると思うのですが、確かですか?」「昨日も入荷していませんね、すみません。」

次はけっこう離れたところにあるナショナルブランドのコンビニに向かいます。けっこう離れていると云ってもコンビニなので500~600メートルくらいの距離です。捜しものは、棚の一番手前、「本日発売」の札がかかった場所に立てられていました。

目的の商品とは「美味しんぼ」(という料理漫画)が短期連載された漫画週刊誌のことです。今朝買い求めたのが三冊目。一冊目は、通販サイトで他のものとの抱き合わせ販売で購入。二冊目は所用で出かけたオフィス街の高層ビル一階の、今日とは別のナショナルブランドのコンビニで手に入れました。

この漫画をめぐっては、その内容が福島原発爆発の放射性物質による内部被曝に関することだったので、「under control」という「大本営発表」を繰り返す人たち、「大本営発表にすり寄る人たち」、「実体験に基づいて大本営発表と同じ見解の人たち」、そして「実体験に基づき、大本営発表の内容とは相反する、自分たちにとっての事実を求める人たち」が登場し、その結果、村八分などといういささか古い言葉が似合う状況も垣間見ることもできました。

情報の流通という意味では2014年は、1942年という太平洋戦争の最中よりもはるかに自由なはずですが(当時は「特高(特別高等警察)」などという恐ろしい存在の活動もありました)、現在の大きな新聞の新聞記事やテレビ局のニュース報道は、最初に引用した1942年6月の大新聞社の新聞記事の内容とその本質はたいして変わっていないようです。誰かが当時とそっくりだと云っても、その意見や解釈にとくには反対しません。一方、この漫画週刊誌は、一般のマスメディアとは違って、自分の見解をお持ちだし考え方のバランスも取れているようです。

三冊の漫画週刊誌は、「2014年の大本営発表の実感記念」に保存しておくつもりです。

人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年5月20日 (火)

リラ冷え

桜の時期は花冷えですが、札幌だとリラ冷えです。先週の金曜日(16日)からライラック祭りが始まりましたが、その途端にリラ冷えです。急に寒くなり、外は薄いコートがないと歩けない。

なぜはわかりませんが、リラ冷えというがライラック冷えとは云わない。ライラック祭りというが、リラ祭りとは云わないようです。ライラックは札幌市の市の木。市の花はスズラン。

リラはフランスでのこの木の呼び名で、その英語名がライラックです。フランスで「リラの咲くころ」と云うのはいちばん気候の良い時期のことだそうですが、緯度の比較的高い、湿気のない札幌だとその気持ちが手に取るように実感できます。札幌ではライラックは、桜のように、遊歩道や舗道や公園になんとなく勝手に(と見えるような雰囲気で)植えられており、この時期から紫や濃淡の様々なピンクや白の花を咲かせます。

朝一番の集荷に十分に間に合うように先週の土曜の早朝に郵便物を近所のポストに投函しに行った帰りの、柔らかくて冷たい雨の中の近所のライラック(リラ)です。写真のリラは花が早い方ですが、まだ蕾も見えないのが何十本もあったので、桜と同じで早咲きから遅咲きまで比較的長い間楽しめます。

_0517a

_0517b

VOR(ヴォイス・オブ・ロシア)日本語版ウェブサイトを斜め読みしていたら、写真記事のコーナーに「ロシア ライラック満開の季節到来!」というのがありました。ロシアは東西南北にとても広いのでロシアのどのあたりでライラックが満開なのかわかりませんが、イギリス、フランス、札幌、それにロシア(のどこか)でこの季節にライラックの色と香りを愛でている人たちが大勢いるらしいことはわかりました。

花の雰囲気の比較のために、VORの5枚組の写真 (photo: VOR/ Daria Gribanovskaya) の中の1枚を勝手に借用させていただきます。

_lilac ロシアのライラック

人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年5月19日 (月)

双葉の間から本葉

二週間後の「種と、種蒔き用の土饅頭(まんじゅう)」>の続きです。こういう光景を目にすると、なかなかに幸せな気分になります。

素焼きの鉢に移植する前に、一週間くらいの予定で、外に出して自然光に当てています(ただし、急に冷える夜は室内に緊急避難)。まだ、双葉の方が大きいような状態ですが、双葉の間から本葉が顔をのぞかせはじめました。

青紫蘇も赤紫蘇もバジルも、というか、たいていの野菜の双葉は、ほとんど同じような柔らかい緑とゆったりとした半円形ですが、本葉には小さくてもすでにそれぞれの種類の特徴が明瞭に現れています。赤紫蘇は赤く、青紫蘇は青い。

_

        △上が赤紫蘇△          ▽下は青紫蘇▽

__2

人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年5月15日 (木)

二週間後の「種と、種蒔き用の土饅頭(まんじゅう)」

札幌のような夏の短い地域に住んでいると、野菜であれ花であれ、緑とのおつきあいが貴重な時間となります。週末の散歩に限らず、所用で急ぎ足で目的地に向かって歩いているときに、街の花屋さんの店頭からはみ出すように並んでいる花の鉢の前で立ち止まる時間もなかなかに捨てがたい瞬間です。

毎日、起きたばかりの早朝に、この黒い四角いお皿にわずかに水をためるようにして土饅頭(モノの本によれば土ポットと呼ぶのだそうですが)に水を吸わせ続けていました。室内栽培ですが、水遣り後は、光に近づけるために窓際に移してやります(午後、元の位置に戻すのは配偶者の役割)。

二週間がたちました。ひょろひょろと育ってしまったようなのもあるので、今週末あたりが外へ引っ越すタイミングだと思われます。とりあえず外に出して、外の光を今のままの住居で浴びさせてやります。素焼きの大きめの鉢を四個、中くらいの大きさのを四個用意してあるので、青紫蘇と赤紫蘇はそれぞれ二個の大きな鉢に、バジルは中くらいの四個に来週末あたりに移植する予定です。

刺身のツマ、サラダの一部、ソースに加工・・・夏の終わりまでいろいろと活躍してくれます。余ることはないけれども、もし余裕があるならこの赤紫蘇は、別途購入予定の少なからぬ量の赤紫蘇に応援として参加させ、自家製梅干しの色付けに使います。

_2a

_2b

人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年5月14日 (水)

買い手の競合が少ない南の魚(イトヨリ)

イトヨリが目に入りました。夕方の対面販売の魚売り場です。

この鮮やかなピンクに黄色い線の入った魚がイトヨリですが、鯛の一種なので、長い名前はイトヨリダイ。札幌の対面販売の魚売り場に並ぶのは九州ものがほとんどです。北の魚は、色が控えめというか暗い感じの地味な色彩のものが多いので、それらと比べるとイトヨリは雰囲気が華やか過ぎて、北海道生まれの方は、真鯛や連子鯛の淡いピンクまでは違和感がないとしても、ここまで鮮やかになると、こんなものが食べられるのか、おいしいのかという気持ちになるのかもしれません。

従って、買い手の競合が少ないので、遅めの夕方でも買うことができました。大きくて、値段は穏当。ウロコがしっかりとしていて骨のとても硬い魚なので、その場で三枚におろしてもらいます。半身で二人分の量です。

その夜は、蒸してポン酢でいただきました。残りは、大きいので二つに切ったのを、白味噌漬け(西京漬け)にし、二日ほどあとに焼き物で楽しみます。

Photo

手元に適当なものがないので、写真は、大永水産様のブログ記事よりお借りしました。この場を借りてお礼申し上げます。

□□□

人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年5月13日 (火)

散歩の途中で羽衣ジャスミン

いい陽気だったのでこの前の日曜日の午後に、配偶者と長い散歩をしました。途中、女性だけの家族経営らしい花屋さんがあり、散歩客などもターゲットにしているのでしょう、店の外の棚にこの季節の花がいっぱい並んでいました。そのなかにまだ蕾がほとんどの、できのよい羽衣(はごろも)ジャスミンが納得の価格で座っていたので、早速購入し、花は、散歩の帰り道に引き取ることにしました。

ジャスミンは2鉢あったのですが、花を持ち帰る時には、もうひとつもなくなっていました。同じような気持ちの近隣の方がいらしたのでしょう。

このお店は美人ぞろいですね、と云ったら、お買い求めの時にそうおっしゃっていただけたらおまけしましたのに。

白い花が急に増え、甘い香りが漂っています。販売用の白いプラスチックの鉢からすぐにでも紺色の比較的大ぶりな陶磁器の鉢に移し替える予定が、他のことでバタバタしていて、遅れています。

_may2014

人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年5月12日 (月)

植物性の乳酸菌で作る豆乳ヨーグルト

基本情報や応用情報が的確にまとまっており考え方の軸がすっきりしているという意味で、今まで目を通した中でいちばん切れのいい発酵の教科書が「発酵マニアの天然工房」ですが(地の文章に関西弁がちりばめられて展開していくので読んでいて楽しい)、そういう本以外に、何人かの方がホームページやブログで発酵や乳酸発酵についてご自身のノウハウや方法を公開されているので、納得のいくものは勝手に参考にしています(参考にさせていただいたものについて、この場を借りてお礼申し上げます)。

北海道産の大豆がとても手に入りやすくなったという家庭の条件もあり、数年前から豆乳ヨーグルトを作りはじめました。最初のころは市販の動物性の乳酸菌やビフィズス菌、あるいはそれらの混合された商品を利用していたのですが、手前味噌や手前梅干しなどが市販のものよりもはるかにおいしく作れるようになったという家庭調味料製造インフラの変化もあり、乳酸菌も市販品・工場製品から自家製に切り替えることにしました。大豆のような農作物の発酵には、植物性の乳酸菌です。

自家製と云ってもたいしたことではなく、普段口にしているものを使います。無農薬や有機栽培の、乳酸菌が豊富な原材料(食材)が身近にあればそれで十分です。

・有機栽培の玄米

白米でも大丈夫ですが、玄米にはかなわない。玄米を市販の出汁袋や茶袋に詰めて乳酸発酵媒体とする。同じものが複数回使えます。複数回の発酵効果は、一度目が高く二度目が低いという収穫逓減ではなく、収穫は二度目に劇的に増加し、三度目と四度目の収穫は二度目と同じ、つまり収穫一定です。

・蜂蜜

原材料は樹木の花や果樹の花の蜜なので、蜂蜜には植物性の乳酸菌がいっぱい含まれています。夏の我が家だと、ミツバチはまずラベンダーに挨拶に来て、その後、青紫蘇と赤紫蘇の花と一日中遊んでいます。日本ミツバチの蜂蜜の方が、西洋ミツバチのそれよりも乳酸発酵効果が高い。ただし日本ミツバチの蜂蜜は稀少でとても高価です。

乳酸発酵効果の高さは、豆乳ヨーグルトが出来上がるまでの時間(の短さ)と、豆乳ヨーグルトの均一な濃密さで判断します。

・上記以外の素材。今のところ「家庭外秘」。

なお我が家の本棚にある「発酵マニアの天然工房」は2012年3月発行のもの。配偶者が2年ほど前に目ざとく購入し、我が家ではそれ以来お世話になっています。

□□□

人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年5月 9日 (金)

藻岩山(もいわやま)の売店で衝動買いした乾燥ラーメン

藻岩山(もいわやま)という、札幌駅から車だと20分程度で山裾(すそ)まで到着する標高531メートルのきれいな山に、知り合いを案内しました。原生樹木・原生植物が豊かで、クマゲラやシジュウカラやエゾリスが生息し、冬にはエゾフクロウが姿を見せるという意味で、とてもきれいな山です。週末はハイキング客も多い。

東京にお住まいの方だと、新宿から私鉄の特急や急行で約1時間の高尾山ということになります。高尾山の標高は599メートル。昔からの昆虫と植物が豊かな山です。しかし、藻岩山は高尾山とは違って、山頂に真言宗のお寺はありませんし、山肌に植林された杉林もありません。アイヌの人たちはこの531メートルを、見晴らしに向いた山と呼んでいたそうです。

麓(ふもと)から山頂まではロープウェイとケーブルカーを乗り継ぎます。ロープウェイの終点である、山頂までまだすこし距離を残したあたりにケーブルカーへの乗り換えを兼ねた建物があり、そこが北海道の特産品の売店になっています。ゆったりとしていて、控えめな感じの売店です。

扱っている商品は、食べるものに関して云えば、デパ地下やスーパーとは違って当然のことながら「消費期限」の記述が必要な食べもの(つまり、数日しか保存のきかない生鮮食品)はなくて、平置き台や棚に並んでいるのは「賞味期限」(月の単位で比較的日持ちのする加工食品、たとえば、板チョコやビスケットや北海道産風味の味噌汁やお茶漬けの素など)がパッケージに印刷されたものばかりです。北海道の食材を使ってこの売店専用に開発、ないしはアレンジされたものが多いようです。

知り合いは、シンプルなパッケージの板チョコ(ブラック)を買ったので、お付き合いで僕も何か買うことにしました。普段はこういうものに手を出すことはないのですが、原材料名欄の記述が良心的だったので、スープ付きの干し中華(乾燥ラーメン)をひとつ購入しました。実際に口にするかどうかは別の話です。

ここで云う良心的とは、食品添加物などが入っていないという意味ではありません。「賞味期限」が常温で3~4ケ月だし、定価(税抜き)が2食分で700円なので食品添加物なしでは製造は不可能。「めん」が一般的な類似商品に比べてなんとなく良心的だという意味です。しかし、「スープ」には□□□エキスや果糖ブドウ糖液もしっかりと入っているので、五十歩百歩には違いない。

Photo

乾物などをしまっておく棚に、非常食用として、とりあえず保管しておきます。賞味期限が切れかかる時までに非常事態がなければ、おそらく未開封のままそのまま処分と云うことになると思います。配偶者から、食品添加物関連の記事を書くために参照用に買ってきたでしょうと揶揄されましたが、まあ、そういうところがあったかもしれません。

□□□

有機野菜・低農薬野菜宅配のらでぃっしゅぼーや。自然の恵みをうけて育った野菜や果物をお届け。 素材本来の味を食卓に。まずは安心食材を試してみませんか?

人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年5月 8日 (木)

もう少し普通の表現にしてほしい

キャッチボールのような地味な野球の基本練習を中学や高校でいい加減にやり続けたに違いないと思わせるようなエラーが地元のプロ野球チームで続出していて(たとえば、二塁手や捕手や三塁手がたびたび暴投や悪送球をする、大事な場面で投手の意図的に投げるワンバウンドをリズム感の悪そうな捕手がすぐに大きく後ろにそらせてしまうなど)、地元のファンとしてはそういう映像をみるとうんざりするのですが、うんざりはしてもやはりそのチームのことが気になるので、夜10時前後に、ニュース番組の最後か、曜日によってはまとまったプログラムとしてスポーツニュースを(ただし、それだけを)見ることが多い。

そういう番組のなかで近ごろは「打者がボールに喰らいつく」という表現が妙に目立ちます。

打率の低い打者本人が試合後のインタビューで「何とかボールに喰らいついていけました。ヒットになって嬉しかったです。」とコメントするのは、実感がこもっているので、まあ、なんとか納得するとしても、アナウンサーやキャスターと呼ばれる職業女性が、運動動作の客観的な表現として「打者がボールに喰らいつく」というのを、とくに違和感を覚えている風情でもなく使っているのは、いただけません。誰かの用意した原稿をそのまま読んでいる場合もあるし、自分の語彙のひとつとして使っている場合もあるようです。いずれにしろ、女性アナウンサーや女性キャスターの口から出る言葉としては僕は歓迎しない。

飢餓状態に近い状況に置かれた人間が、動物の肉を偶然に見つけて「肉に喰らいつく」というのがいちばんわかりやすい「喰らいつく」の使用例です。しかし、「喰らいつく」は「まわりの状況が気にならないくらいの勢いで食べる、食べものに食いつく」というなまの食の光景から、「くっついて離れない、しがみつく」という比喩的な状態の描写(たとえば「彼は敵のリーダー格に喰らいついていった」)まで適用範囲は広い。だから、「エース級の投手の投げるむつかしいボールに打者は必死に喰らいついていく」という応用が成立します。だが、応用が成立するからと云って、無闇と使われては、聞く方が困ってしまう。

「腹減った、メシ、メシ」は一応、普通の表現です。スポーツ選手や中年オヤジが、その表現をそれにふさわしい場所や場面で使っている分には、違和感はありません。しかし、それを、ニュースなどの番組内で女性アナウンサーや女性キャスターに一般語彙としてあたりまえに使われると、視聴者としては「おいおい」という気持ちになってしまう。女性アナウンサーや女性キャスターの口から出る「ボールに喰らいついていった」を僕が歓迎しないのは、そういう意味合いからです。

人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年5月 7日 (水)

歩道の花びら

人気ブログランキングへ

近所の遊歩道の敷石に桜の花びらが吹き寄せられていました。先週の金曜日の夕方、帰り道の午後六時を過ぎて六時半に近い頃です。いい景色だったので玄関を開けてもらったあと、カバンは床の適当な場所に置きっぱなしにしたまま、もの入れから取り出したコンパクトカメラを片手に、少し走りながら花びらの前に戻ってきました。

北海道は朝が早い分だけ(五月初めなら午前四時には世界はぼんやりと明るい)夕方も早いのですが、まだ十分に明るい時刻です。かりに、梶井基次郎の短編のように桜の樹の下に屍体が埋まっていたとしても、怖さをまったく感じないほどの空の光の量です。

ベンチの下に缶ジュースか缶コーヒーか、飲んだ後の空き缶が転がっています。勤め人がお昼ご飯のときに捨てて行ったのか、それとも放課後の男子高校生か。子供の缶蹴りの残骸ではなさそうです。それも今日は風情の一部です。

A

C

人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年5月 2日 (金)

種と、種蒔き用の土饅頭(まんじゅう)

人気ブログランキングへ

今年の夏も、青紫蘇、赤紫蘇、バジル、ルッコラ、蔓(つる)ありインゲンなどを栽培します。ゴールデンウィークはその準備開始期間です。

固定種の種が手に入るものは固定種にこだわります。今年は、青紫蘇と赤紫蘇、それからインゲンは素性の確かな固定種です。

ルッコラやインゲンは外のプランターの土にじかに種を播きますが(インゲンは播くというよりも園芸用フォークで開けた穴に埋めていく)、紫蘇とバジルは、苗が5センチメールくらいになるまでは、種蒔き用の丸い厚いベッドというか土饅頭というか、そういうのを利用して室内で育ててやります。苗が5センチくらいの高さになると、饅頭の下からは根の先端が見え始めるので、そうなると土饅頭のまま外の大きな鉢に移し替えます。外気が夏の暑さになっていなくても大丈夫です。細かいことは気にしない。

ルッコラは栽培を何度か回転させるので、最初の種は一週間ほど前にプランターに蒔き終わり、すでに小さな双葉が出始めました。

下が、青紫蘇、赤紫蘇、バジルの種を播いたばかりの土饅頭です。土饅頭は、水をたっぷりと吸って、大きく(とくに縦に大きく)膨らんだ状態になっています。

A

B



人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年5月 1日 (木)

日本で流通している遺伝子組み換え農産物と加工食品

遺伝子組換えに関する表示に係る加工食品品質表示基準第7条第1項及び生鮮食品品質表示基準第7条第1項の規定に基づく農林水産大臣の定める基準」(最終改正平成23年8月31日消費者庁告示第9号)という漢字がいっぱい連なる基準を読み返してみました。

その内容を大まかにまとめると「日本で流通を認めている代表的な遺伝子組み換え作物には、大豆・トウモロコシ・ジャガイモなどがあるが、遺伝子組み換え作物を使用している場合は『遺伝子組み換え』と、遺伝子組み換え作物とそうでない作物が混ざっている場合は『遺伝子組み換え不分別』と表示しなければならない。しかし、『遺伝子組み換えでない』場合は、その表示義務はないので、事業者の自主性にゆだねる。」

さて、「遺伝子組み換えの対象農産物」は次のように説明(定義)されています。

「組換えDNA技術(酵素等を用いた切断及び再結合の操作によって、DNAをつなぎ合わせた組換えDNAを作製し、それを生細胞に移入し、増殖させる技術。以下同じ。)を用いて生産された農産物の属する作目であって別表1に掲げるものをいう。」(下線は「高いお米、安いご飯」)

そして以下が、別表1の農産物です。

1 大豆(枝豆及び大豆もやしを含む。)
2 とうもろこし
3 ばれいしょ
4 なたね
5 綿実
6 アルファルファ
7 てん菜
8 パパイヤ

「遺伝子組み換えの対象農産物を原材料とする加工食品」は次の通りです。右の括弧(・・)の中は、その加工食品の原料となった対象農産物です。なお、「ばれいしょ」とは「ジャガイモ」のことです。

1   豆腐・油揚げ類 (大豆)
2   凍豆腐、おから及びゆば (大豆)
3   納豆 (大豆) 
4   豆乳類 (大豆)
5   みそ (大豆)
6   大豆煮豆 (大豆)
7   大豆缶詰及び大豆瓶詰 (大豆)
8   きな粉 (大豆)
9   大豆いり豆 (大豆)
10  第1号から第9号までに掲げるものを主な原材料とするもの (大豆)
11  大豆(調理用)を主な原材料とするもの (大豆)
12  大豆粉を主な原材料とするもの (大豆)
13  大豆たん白を主な原材料とするもの (大豆)
14  枝豆を主な原材料とするもの (枝豆)
15  大豆もやしを主な原材料とするもの (大豆もやし)
16  コーンスナック菓子 (とうもろこし)
17  コーンスターチ (とうもろこし)
18  ポップコーン (とうもろこし)
19  冷凍とうもろこし (とうもろこし)
20  とうもろこし缶詰及びとうもろこし瓶詰 (とうもろこし)
21  コーンフラワーを主な原材料とするもの (とうもろこし)
22  コーングリッツを主な原材料とするもの〈コーンフレークを除く。〉 (とうもろこし)
23  とうもろこし(調理用)を主な原材料とするもの (とうもろこし)
24  第16号から第20号までに掲げるものを主な原材料とするもの (とうもろこし)
25  冷凍ばれいしょ (ばれいしょ)【註】ばれいしょ=ジャガイモ
26  乾燥ばれいしょ (ばれいしょ)
27  ばれいしょでん粉 (ばれいしょ)
28  ポテトスナック菓子 (ばれいしょ)
29  第25号から第28号までに掲げるものを主な原材料とするもの (ばれいしょ)
30  ばれいしょ(調理用)を主な原材料とするもの (ばれいしょ)
31  アルファルファを主な原材料とするもの (アルファルファ)
32  てん菜(調理用)を主な原材料とするもの (てん菜)
33  パパイヤを主な原材料とするもの (パパイヤ)

以上の記述から、この基準に、一部は明示的に他は非明示的に含まれている僕たちへのメッセージを抜き出してみると、以下のようになるかと思います。

(1)遺伝子組み換え作物や遺伝子組み換え作物を使った加工食品は、別表に記載したように、すでに大量に流通している。しかし、食品添加物などがまったく気にならない国民も多いので、遺伝子組み換え食物もたいして気になっていないと想定される。食品添加物が少なくとも10~20種類程度は含まれているコンビニやスーパーやデパ地下の弁当や総菜の人気は高い。同じことである。

(2) 商品ラベルに「遺伝子組み換えでない」と(墨痕鮮やかに書かれている必要はないが、そう)明示されてない限り、遺伝子組み換え作物や遺伝子組み換え作物が含まれた加工品だと思った方が間違いがない。たとえば、スーパーの特売醤油や特売味噌、トウモロコシシロップやトウモロコシを使った菓子類などは、遺伝子組み換え作物と食品添加物の両方が同時にたっぷりと賞味できる。

(3) 米国等の遺伝子組み換え作物の開発企業によれば遺伝子組み換え作物と従来の作物は、科学的な観点では「実質的に同等」とされているが、そういうデータはないので、実際は人体を使った実験が進行中ということになる。これは食品添加物も同じで、食品添加物ごとにADI (Acceptable Daily Intake 1日あたりの摂取許容量)を慎重に決めてあり、加工食品はその個別基準を遵守しているが、相当数の複数添加物が混合投入された食品を継続して長期間摂取した場合にどうなるかについての調査データはない。

GM作物と鶏・豚・牛とTPP (その2)」から関連個所を引用します(【・・】部分)。

【ある米国系アグリビジネスの日本法人の責任者が、以下のような発言をしていました(日本農業新聞インタビュー、2011年10月31日)。

『日本では推定で年間約1,700万トン(のGM作物)を輸入し、消費している・・・中略・・・穀物輸入量に占めるGM作物の割合は大豆では75%、ナタネでは85%と推定される・・』。】

日本における大ざっぱな人間と家畜の食物消費量は以下のように4,000万トンなので、そのうちの1,700万トンが遺伝子組み換えの輸入穀物だとすると、僕たちの肌感覚以上の相当な比率で流通していることになります。

(大ざっぱの意味は、ヒトのコメ年間消費量は800万トンで1,000万トンではない、大豆も小麦もすべてが輸入というわけではなくて、ある品質以上の豆腐・味噌・醤油・パン・麺などヒト向け食品用の一部は国内生産している・・など。ヒト用と家畜用を合わせた大豆の数量自給率は6%、同じく小麦は9%〈食料需給表など〉)

Revl3

最近はほとんどいませんが、以前は、子供のころに漢籍の素読を親から強制された人たちがいました。そういう経験のある人の文体には抑えた品格があります。親は、子供の舌の成長を見ながら、子供に「味の素読」を強いることも必要かもしれません。その場合は、食べ物に対する親の考え方と味覚がしっかりとしていることが前提となります。

□□□

人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2014年4月 | トップページ | 2014年6月 »