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2014年6月10日 (火)

電力会社のニューズレターと新しい火力発電所

今月の電力料金のお知らせといっしょに、お知らせとほぼ同じサイズになるように三つ折りに折りたたんだニューズレターが毎月届きます。今後のビジネスの方向や緊急課題などに関して消費者にアピールしたい内容を取り上げるのが企業の発行するニューズレターの目的ですが、今月のトピックはまもなく着工予定の、LNG(液化天然ガス)を使った火力発電所です。

「効率性・環境性に優れた石狩湾新港発電所を建設します。」
「『ほくでん』は、招来にわたり電気を安定してお届けしていくため、当社初のLNG(液化天然ガス)を燃料とするコンバインドサイクル*発電所を建設します。(*コンバインドサイクル:ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせた発電方式)」
「効率性に優れています。ガスタービンでの発電に加え、排ガスの熱を利用し、蒸気タービンを回して発電するため、効率的です。」

その火力発電所の概要は以下の通り。現在の原子力発電機1基の(定格)出力はだいたい100万kWなので、2基分です。あるいは、泊原子力発電所の出力が3基で207万kWなので、最新設備の火力発電所の稼働率の高さを考えたら、泊発電所の代替とも考えられます。

201406_3

201406_2

このメインの記事の右隣に小さく「泊発電所の安全対策」という動画の案内があります。泊発電所とは北海道電力の原子力発電所のことです。「ほくでん」(北海道電力)は、ニューズレターの紙面配分とは違い、泊原発の再稼働にとても熱心のようです。

しかし、「ほくでん」は東京や関西の電力会社と違い、現在は収支が大変だとしてもフットワークが相対的には軽いはずだし、都道府県で見た場合の電力会社の本店所在地と所有するすべての原子力発電設備の所在地が同じ場所であり、また両者の距離が比較的近いというユニークな存在なので、最新技術の火力発電建設を前倒しして(必要なら追加投資をして)電力供給の主要部分を原子力から火力に移行させるという動きのリーダーシップをとれる可能性は高いと思われます。

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