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2014年7月

2014年7月31日 (木)

北海道で作っている、もともとは暑い場所・暖かい地域の農産物

もともとは寒い北海道での栽培に向いていない農産物の代表はお米でした。寒さに強い品種の開発・改良で生産が可能になり、その点はご同慶の至りなのですが、当時の北海道産米は「猫跨ぎ(またぎ)」と云われたらしい。まずいので猫も跨いで通り過ぎる、という意味です。

その後「きらら397」が開発され、都市圏の業務用市場を席巻しました。現在は「ゆめぴりか」や「ななつぼし」がマーケティング活動にも支えられて地元の北海道と首都圏の消費者市場に浸透しています。

マンゴーは、以前の経験では、台湾から東南アジアにかけて幅広く栽培されてはいるが、とくにおいしいとは感じられない果物だと思っていました。しかし、宮崎で格別においしい種類が開発されブランド商品になり、果物売り場の一番いい位置に鎮座しています。最近は宮崎とはずいぶんと気候のちがう北海道でも、高級マンゴーが温室栽培され始めています。

北海道は各地で高級メロン・おいしいメロンの生産と流通のノウハウがあるので、高級マンゴーと聞いても驚きませんが、そういう高級マンゴーに高いお金を払いたいとは思わない。

サツマイモは薩摩イモで、リュウキュウ(琉球)イモとも呼ばれます。北海道でもそういう生まれ(DNA)のサツマイモが作られています。しかし、北海道のマンゴーを口にしたいと思わないように(これはお金が理由)、北海道産のサツマイモをわざわざ食べたいとも思わない(こちらは、実際は食べたことがないのでいい加減な話になりますが、味が理由)。

話は夏野菜のオクラに飛びます。ハイビスカスというアオイ科の花をご存知ですか。すぐにハワイや熱帯・亜熱帯地方を連想する、あのハイビスカスです。オクラが実はアオイ科の植物で、つまりハイビスカスの仲間です。だからオクラの花には南国の雰囲気が漂っています。

日本でのオクラの主要産地は、鹿児島、高知、沖縄、宮崎、徳島といった暖かいところです。その他の地域でもそれぞれにいくぶんかは生産していて、北海道でもわずかな量を栽培しています(夏でもハウス栽培です)。写真は、撮影のためにお皿に並べてあるけれども、料理前の北海道(札幌近郊)産)のオクラです。北海道産のマンゴーもサツマイモも食べませんが、我が家ではオクラを含め北海道産の夏野菜には目がありません。

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ある植物が他の植物の仲間であるかどうかは、たいていは花を見るとわかります。オクラとハイビスカスの写真が手元にないので別のものを援用すると、たとえば下の二つの花は左の黄色いのがトマトで、右側の紫色はナス。お互いにナス科です。花の雰囲気がよく似ているのがお分かりいただけると思います。

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2014年7月30日 (水)

夏はやっぱり乳酸発酵の「しば漬け」

夏は、この時期しか作れないし食べられない乳酸発酵の「しば漬け」です。原材料は以下の通り。<・・>は追加説明。

・茄子(ナス)<近所の有機栽培のナス。有機栽培でなくてもいいが、その方が安心。>
・赤紫蘇 <自宅で育てている固定種の赤紫蘇。とうぜん無農薬栽培。>
・塩 <海水塩。天日干し・平釜。大事な漬物なので、いい加減なのは使わない。>
・夏の暑さ

塩以外は、どれも夏しか手に入りません。

植物性の乳酸菌は赤紫蘇にもナスにもいっぱい棲んでいるので、漬物向きの適度な大きさに切ったナスと赤紫蘇を塩もみしているとその段階からすでにブクブクと乳酸発酵を始めるのが観察できます。「お、早速始まりましたな。」

紫色のナスにも赤紫蘇にもアントシアニンという赤色・紫色の色素が含まれています。体内で発生する活性酸素(強い酸化力をもった物質、細胞膜質を酸化して傷つける)を消去する効果を持っている。

常温で一週間くらい発酵させると、本格的な「しば漬け」ができ上がります。ぼくたちのようなアマチュアの場合は、カビないようにチャック付きのしっかりとしたポリエチレン袋を使うとうまくいく。

目安は、袋の中に現れる酵母の一種であるところの白い「産膜酵母」。白カビのような雰囲気で一瞬ドキッとしますが、これが出るのは、きれいに乳酸発酵したということの証左です。産膜酵母の発生を確認したら、茄子(ナス)を一切れか二切れ味わって発酵の具合と味を舌で確認・納得し、そのあとすぐに冷蔵庫に移します。

写真は漬け込んで一日経過後の様子。漬け込み開始時よりも赤紫が濃くなってきました。発酵が進んでいるということです。チャック付きの袋は使っていませんが、外部からの空気を遮断するという意味で同じ効果を発揮するような仕組みにしてあります。

使ったナスは、中くらいの大きさの長卵形を6~7本。

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2014年7月29日 (火)

消費期限・賞味期限と加工鶏肉に関する雑感

中国のある食肉加工会社で製造された鶏肉が問題になっています。日本で販売されているチキンクリスプやチキンナゲットなどに使われていたそうです。

まともなものを自家消費している限りでは、腐りそうなものは食べてはいけないという意味での「消費期限」は存在しても、貯蔵のきく発酵食品などに「賞味期限」は存在しません。しかし、「作る人・売る人」と「買う人」が別々に存在していて食べ物を売買するという環境になるとそうもいかない。いろいろな思惑と利害が入ってくる。「消費期限」と「賞味期限」はそのための歯止めです。しかし、企業の思惑と利害というヤツは、消費期限や賞味期限をミンチ肉のように加工する場合もある。

チキンナゲットやサイコロステーキ、ハンバーグステーキのような大量生産・大量流通が前提の加工肉、形成肉、混ぜ合わせ肉は我が家では食べない。おいしくないし、好きでもないので食べないというのがその理由ですが、それ以外の理由を挙げると素性が判らないからです。しかし、大量流通でなく素性とプロセスがはっきりとしている場合には、混ぜ合わせ肉でもかまわない。たとえば、信頼できるレストランで食べるエゾシカ肉のハンバーグステーキなどは喜んでその脂身のない野生の味を楽しみます。

食欲を刺激する人工的な味付けでコストパフォーマンスがよさそうな加工肉や混ぜ合わせ肉商品を消費者が今まで食べてきたということは、それがどんな有名チェーン店で供されるものにせよ、素性が判らないものを喜んで食べるというリスクを引き受けてきた(子供に食べさせた場合には、親がそのリスクを引き受けてきた)ということです。そして今回、そういう想定内のリスクに少なからぬ数の消費者が遭遇したというのが事態の客観的な描写です。

それはちょうど有名スーパーマーケットで、食品添加物がいっぱい入った加工食品(たとえば、赤のきれいな明太子)や惣菜や弁当を、パッケージの原材料欄をまったく気にせずに買い物バスケットに入れるのと同じことです。個々には承認・認可されている添加物です。ADI(Acceptable Daily Intake 一日摂取許容量)も個別に設定されています。しかし、複数の少なからぬ種類と量を毎日口にしているとどうなるか、いろいろな添加物の組み合わせがどういう結果をもたらすか。美白化粧品の組み合わせ効果と同じで、そういうことは誰も知らないし、テストも実質的には不可能です。それを承知でわれわれは消費生活を送っている。安全サイドの食生活を慎重に選ぶ人もいれば、そういう面倒なことを考えないのをよしとする人もいる。

いろいろな思惑と利害の過去十数年の例は以下の通りです。記憶のリフレッシュのために「消費者白書」平成26年版から関連個所を引用してみます(クリックすると大きくなります)。

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2014年7月28日 (月)

梅干しと味噌と賞味期限

食べものには「消費期限」と「賞味期限」があります。あることになっている。「あることになっている」という不思議な表現の理由についてはあとで触れます。

腐りかけの肉などを食べたらお腹を壊すし、作ってから相当な時間がたった加工食品やお菓子なども味が劣化しているので食べて愉快という感じにはならない。僕たちは、食べものには「期限」というもののあることを本能的に、あるいは常識的に承知しています。

だが売買される食べ物には何か基準があった方がいいということから、食品衛生法とJAS法は「消費期限」と「賞味期限」をそれぞれ以下のように定義しています。記述がお役所表現なので、忙しい方は以下の数行は読み飛ばしてください。

・「消費期限」:定められた方法により保存した場合において、腐敗、変敗その他の品質の劣化に伴い安全性を欠くこととなる恐れがないと認められる期限

・「賞味期限」:定められた方法により保存した場合において、期待されるすべての品質の保持が十分に可能であると認められる期限

日常表現に翻訳して説明を追加すると、魚や肉や惣菜・弁当など腐りやすいものは「消費期限」を年月日で表示し、ハム・ソーセージ・蒲鉾(かまぼこ)のような日持ちのしない加工食品は「定められた方法により保存した場合」つまり、未開封・冷蔵庫保存の状態での「賞味期限」を年月日で、植物油や炭酸飲料や乾燥菓子のような常温で日持ちのするものは年月表示。日持ちがする加工食品かどうかの境目は3か月となっています。

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保存機能・腐敗防止機能をもった食品添加物の量を増やせば、ハム・ソーセージ・蒲鉾(かまぼこ)などはより長く日持ちさせることができます。カビない昼食用のパンなどというのも売っている。

逆に、食品添加物の入っている方が、そうでない純正バージョンよりも賞味期限が短いという加工食品も存在します。

梅干しや味噌がそうで、たとえば、塩分を減らして甘み(甘味料)を加えた梅干しがあります。甘い梅干しは甘い醤油と同じで自家撞着です。このタイプはスーパーなどではよく見かけるので、人気商品なのでしょう。減塩なので、保存料を入れないと日持ちがしない。でも、それほど長くは日持ちさせられない。「賞味期限」が登場します。

伝統的な作りの、つまり梅と塩と赤紫蘇だけで作る梅干しは、常温で二年でも三年でも保存できます。味噌も同じ。味噌の原料は大豆と麹と塩ですが、発酵期間が一年だと味が若い。二年、三年と熟成を続けた方が旨い味噌ができ上がる。そういう種類の自家製の梅干しや手前味噌には上述のような「賞味期限」は存在しません。

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2014年7月25日 (金)

今年は鰯(イワシ)?

サンマが獲れないそうです。しかし、イワシは獲れる。

『【釧路】8日解禁された道東沿岸のサンマ流し網漁が振るわない。21日現在の水揚げは過去10年で最少だった前年同期の15分の1ほどに低迷している。魚群が薄いため、漁を切り上げる漁業者もいる。』(北海道新聞 2014年7月23日)

『一方、イワシはサンマの20倍以上』獲れ、『イワシの中にサンマがわずかに交じっている』という状態らしい。その結果『釧路市内では9日の初水揚げ後、1匹800~900円程度で店頭に並んでいる。』しかし『イワシばかり捕れても商売にならない。』(同上)

一尾が千円近いサンマをこの時期に誰が食べるのかはさておき、この状況は札幌の魚売り場でも確認できます。漁師にとっては『獲れても商売にならない』ところの、脂のよく乗ったイワシが魅力的な値段でザル売りされています。これを楽しまない理由はない。

ところで、福島原発はまだ Under Control な状態ではないので、回遊する魚も、それからあまり動かない魚も、どのあたりで獲れたかに注意した方が安心ではあります。これはどなたかが作ったのを勝手にお借りした絵ですが、魚好きはこれくらいの知識は頭に入れておきたい。

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さて、イワシです。ザル二枚分を買いました。梅煮にします。

梅煮に使う梅干しは自家製。イワシは食べやすい適当な大きさにぶつ切りにし、酢を加えて弱火で二時間ほどコトコトと煮ると、骨まで食べられる。イワシと梅干し・醤油・味醂(みりん)・酢・生姜が混然となり、晩ごはんのおかずにも日本酒の肴にも向いています。

梅煮にすると三日~四日の短期保存食になるので便利です。時間がかかる料理なので忙しい主婦の方は興味がないかもしれませんが。

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2014年7月24日 (木)

夏の湿気と北海道仕様の体と野菜

体が北海道仕様になってきたと気づく時があります。

冬のマイナス5℃やマイナス六6℃では驚かなくなる。明け方にマイナス2桁まで冷えると、道路がアイスバーン状態になりますが、それにも慣れてきて、カバンを片手に凍った歩道を一定速度で歩いていけます。

しかし、そういうのはどちらかというとたいしたことがなくて、体が札幌に相当に順応してしまったと感じるのは、たまに経験する夏の湿気に耐えられなくなっていることを自覚するときです。

気温が30℃を何度か超えてもとくに暑いとは感じない。湿度が低いからです。樹や建物の影に入り、そこを柔らかい風が通り抜けると、ほとんどカリフォルニアの心地よさです。

だが、まれに湿度の高い日がある。湿度の高さだけは耐えられない。湿度に対する耐性がなくなっています。冬は雪だらけだけれど風に舞う小麦粉のようなパウダースノーなので、カラッとしています。だから、冬に湿度の高さで悩まされることはほとんどありません。

昨日は、前の夜から朝まで激しく降り続いた雨のせいか、ほとんど東京の梅雨の一日でした。空気が淀みべたっと体に貼りついてくる。(なお、今朝は、カラッと晴れています。朝のひんやりとした風が心地よい。北海道の朝です。)

そういうべたっとした日に、例えば東京からゴルフを楽しみに札幌近郊にやってきた人は、自分の不運を恨むことになります。僕も、以前、西日本からゴルフツアーにやって来て暑さと湿気のゴルフ場でうんざりした経験のある方に、面と向かって文句を言われたことがあります。「北海道って白樺がいっぱいあって涼しいんじゃないの?北海道に来た意味がないね。北海道では二度とゴルフをしないと決めた。」

しかし、このべったとした暑さと湿度は、家庭菜園の野菜にとっては歓迎すべき状態です。だから、毎晩、青紫蘇・赤紫蘇・バジル・ルッコラ・サヤインゲンの組み合わせに、切り口が楕円形の赤や黄色のミニトマト(ミニトマトはお店で買ってくる)を加えたサラダを楽しむことができます。

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2014年7月23日 (水)

トリレンマと三すくみ、あるいはグローバリゼーションと原発再稼働

ディレンマは二つの選択肢があるときに両方を追いかけるのは論理的に無理である、従ってどちらかを選ぶともう一つは諦める、だから、ひとつを諦めるのが嫌で二つを追いかけるとそのうちに行動が破綻するというような意味ですが、トリレンマはディレンマの三者版です。

三つの魅力的な選択肢が目の前にあり、政治家の選挙前の演説の中ではその三つが同時に実現可能なのですが、実際はそうはいかない。二つまでは何とか追いかけることが可能だとしても、三つを同時に達成しようとすると、三つの選択肢がそれぞれに対して持つ矛盾の刃によってお互いを切り刻んでしまう。トリレンマとはそういう意味です。

ダニ・ロドリックという経済学者によれば、「グローバリゼーション」と「国家主権」と「民主政治(民主主義)」とはトリレンマの関係にあります。「国家主権」を「国民経済」という用語で置き換えると「グローバリゼーション・国民経済・民主政治」という組み合わせになりますが、トリレンマの個別の状況を考えるとき、僕にはその組み合わせの方がわかりやすい場合も多い。

「国民経済」という言葉は、国内には自動車のような生産効率のいい産業も、農業のような生産効率が相対的に悪い産業もあるが、国民が全体として生き続けるために、「主権国家」としては、ひっくるめてセットで対応するというような意味で使っています。だから、たとえば、まっとうな「国民経済」が維持されている環境では、変動費としての非正規労働者は皆無とは云わないまでも、非常に少ない。

そのトリレンマは最近の日本でも簡単に観察できます。国家戦略特区構想、法人税の引き下げ、集団的自衛権や原発再稼働に関する政府の意思決定の進め方などのいくつかの要素の相互の関係を考えるだけで十分です。

国家戦略特区や法人税の引き下げは「グローバリゼーション」の推進です。しかし、国家戦略特区構想の中には、解雇規制の緩和、有期雇用契約の自由化、労働時間規制見直し・適用除外(有体に言えば残業代は払いません)などが含まれており、これは「国民経済」を棄損します。

法人税の引き下げ分が、今後、実質的には消費税の値上げ分で補填されるようなら、これも「国民経済」を傷つけます。

特定のタイプの為政者にとっては「国家主権」の発動は、集団的自衛権の行使と同義語のようです。集団的自衛権の行使を現行の日本国憲法から民意とかかわりなく牽強付会な解釈によって導き出すという乱暴な行為は、民意を尊重するという意味での「民主政治」とは両立しない。

「民主政治・国家主権(あるいは国民経済)・グローバリゼーション」をセットでそのまま押し進めるのは無理なので、従って、民主政治を犠牲にするか、国家主権(ないし国民経済)を捨て去ってグローバリゼーションの波に乗り続けるか、あるいはグローバリゼーションに制約を加えるかということになります。

今の日本の為政者は、民主政治と国民経済を犠牲にしながら、グローバリゼーション優先させる方向のようです。国会答弁や記者インタビューで、グローバル大企業の経営者が使うような用語を政治の為政者が頻繁に使っているのを見ると、相当な違和感があります。

原子力発電の再稼働に関しても同じようなトリレンマ状況が見られますが、こちらの方は「三すくみ」と形容した方がいいかもしれません。原発再稼働を主張する人たち(ステークホールダー)が、誰も、今後想定外の事態が発生した場合の全体的・最終的な責任を取ろうとしていないからです。そういうことなら、再稼働を持ち出さなければいい。

原子力規制委員会は、再稼働申請の原発が規制基準に適合しているかを見るだけで再稼働の判断はしない。政府は、原発立地自治体の理解(再稼働への合意)を前提に再稼働を進めていきたい。原発事故が発生した場合の避難計画作りを丸投げされている原発立地自治体と原発から30キロメートル圏内の近隣自治体は、再稼働にとりあえず賛成したはいいが、避難に関してはどうしていいかわからない。動けない。30キロメートル圏内だけれども別の都道府県にある自治体の意見は「法」の規定により無視されています。

外国からグローバル企業を呼び込むための(あるいは日本国籍ということになっている日本のグローバル企業引き留め対策としての)グローバリゼーション推進施策のひとつが原発の再稼働と云うことでしょうが、福島原発の状況が Under Control からほど遠いということを考えると、ここでも「グローバリゼーション」が「民主政治」を置き去りにしているようです。

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2014年7月22日 (火)

愉快な景色のぐい呑みと、お粥(かゆ)や米粉汁

普段は、日本酒の色が楽しめるように、内側が白っぽくて模様のない萩や志野のようなぐい呑みしか使いませんが、たまには愉快な景色のぐい呑みにも酒を注ぎたい。そんなことを思い続けていたら、唐三彩のような色合いの、鳴海織部(なるみおりべ)の大ぶりなぐい呑みに出会いました。

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大きくて、容量は一般のぐい呑みの倍に近いくらいです。燗(かん)酒が好みなので、燗向きの酒がない時は、杜氏や酒屋には怒鳴られるかもしれませんが、冷や用につくられたのをぬる燗でいただいています。

萩に限らず陶器のぐい呑みは吸水性が強いので、日本酒がにじみ出してきて手が少しべたつく感じになりますが、お粥(かゆ)や米粉を溶いて熱を加えた米粉汁の中で二~三時間過ごさせると肌が締まってきて、このべたつく感じがなくなります。日を置いて同じ作業を二回も繰り返したら、気持ちよく締まった肌のぐい呑みができあがる。

いちばん締まり効果が高いのは、上新粉のような伝統的なタイプの米粉ではなく、新しい製粉技術で加工したパンやケーキ・クッキー用の最近の米粉の方です。

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2014年7月21日 (月)

「くらしの豆知識」という小冊子

食品表示のことを確認するために消費者庁や関連省庁の資料に目を通すという作業をしているうちに、食品表示と直接の関連はないのですが、この小冊子に出会いました。コンパクトにまとまった内容を読んで、これは隠れたロングセラーに違いないと思い、発行元のホームページを拝見すると、「毎年発行し、2014年版は42冊目となります」。最新版しか知りませんが、さもありなん。小冊子とは、260ページくらいの「くらしの豆知識」のことです。

インターネットやSNS環境に恵まれた人が、そうでない人よりも必ずしも暮らし関連の整理された有益な情報に近いわけではありません。モノやサービスを購入するときによく起こるのはどんな種類のトラブルか、消費生活を支援する法律や制度にはどんなものがあるか、クリーニングや食物アレルギー、健康食品、不動産購入の契約と手付など衣食住の基礎知識が相当に広い範囲にわたって項目ごとに見開き2ページでまとめられています。

なかには、各健康保険制度の高額療養費制度や確定申告で還付を受ける方法などの説明もあり、これらは日常生活の風景の一部ではあるのですが、そういう記述がこの小冊子に含まれていることにちょっと驚きます。

週末の日刊新聞には家庭や暮らしに関する読み切りの特集記事が良く掲載されます。それを毎週切り取ってスクラップブックにしたら似たようなものができあがるかもしれませんが、この小冊子には長年の経験を集積したというだけでなく編集責任者のぶれない視線が全体を貫いている雰囲気があります。目次に目を通したあと、気になる事項を気軽に読む「読むための辞書」として便利です。定価(消費税込み)が514円というのも嬉しい。

インターネットなどとはほとんど縁のない比較的高齢のある知人に、先日、おいしい食べ物をいただいたのですが、少しはその方の消費生活の役に立てばと思い、この小冊子をお礼状といっしょにお届けしました。

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2014年7月18日 (金)

加工食品などのパッケージの裏側と今後の食品表示

塩や醤油のような調味料や干し昆布なども含めて、広い意味での加工食品を買う時は、たいていは商品の裏側に貼ってあるかあるいはパッケージの裏側に印刷してある以下のような食品表示を、変な表現ですが、作法として、確認することにしています。こういう作法を持っている方は、ときどきはお見かけしますが、多くはないようです。

野菜や魚介類と云った生鮮食品の場合は、視線を下に落とすだけで、生産地(漁獲地・水揚げ地)や天然ものと養殖ものの区分、獲れたてなのか、それとも解凍されたものかの別はたいていはわかるようになっています。

さて、丁寧な作りの塩だと、たとえば、以下のような表示方法と表示内容(一部を除く)になっています。

・商品名:   手作り□□□・揚げ浜塩 
・名称:     塩
・原材料名:  海水

<製造方法>
・原材料名:  海水(□□半島)
・工程:     天日、平釜

<栄養成分(100gあたり)>
・熱量         0kcal
・タンパク質       0g
・脂質               0g
・炭水化物        0g
・ナトリウム     31.0g
・カリウム       200mg
・マグネシウム 750mg
・カルシウム    170mg
・鉄          1.5mg

好奇心で買ったものの、まだ食べていない(おそらく食べない)乾燥ラーメンの場合は、以下のような表示(一部を除く)です。

・品名:    干し中華(乾燥ラーメン)
・原材料名:
 ・[めん] 小麦粉、食塩、卵白粉末、還元水飴、植物油脂(菜種)、かんすい、トレハロース、酒精、クチナシ色素、打粉(加工でんぷん)
 ・[スープ]豚脂、食塩、ポークエキス、果糖ぶどう糖液等、しょうゆ、砂糖、酵母エキス、玉ねぎ、チキンエキス、でんぷん、香辛料、酒精、増粘剤(キサンタンガム)、(原材料の一部に小麦、大豆を含む)
・内容量:   280g (めん重量90g×2)
・賞味期限: 裏面に記載

それから、仮に自家製梅干しが甕(かめ)の底をついてしまっても、我が家では決して口にしないであろうタイプの梅干し(正確には、梅干しと云うよりも梅漬けですね)だと、食品表示(一部を除く)は次のような具合です。

・商品名: 南高梅
・内容量: しそ漬 500g
・原材料: 梅、漬け原材料(食塩、水飴、しそ、蛋白加水分解物、醸造酢。醸造酒)、アミノ酸、甘味料(スクラロース)、V、B1
・賞味期限: 製造日より約半年(冷暗所保存)
・原産国: 日本(□□□県)
・加工地: □□□県

こういう食品表示は、消費者に対する便益ではあるのですが、食品衛生法・JAS法・健康増進法という三つの法律のそれぞれの要求に対応するような作りになっているので慣れないとけっこうわかりにくい。食品供給側も、ラベルやパッケージの狭いスペースに三法で別々に要求されている情報を詰め込まないといけないので、それなりに苦労します。

なぜわかりにくいのか、平成26年版の「消費者白書」では、以下のような図(表示項目や表示内容と食品衛生法やJAS法や健康増進法との対応関係をまとめた図)でその原因を説明しています。

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平成26年版の「消費者白書」には以下のような一節もあるので、食品表示の形式や内容はあと1年くらいでもっとわかりやすいものになるらしい。

「食品表示に関する制度は、食品衛生法、JAS法、健康増進法の三法律に分かれて規定され、消費者・事業者双方にわかりにくいものとなっていましたが、これらの法律の食品表示に関する規定を統合し、食品表示について包括的かつ一元的な制度を創設するための「食品表示法」が2013年6月に成立しました。本法は2015年6月までに施行される予定です。」

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2014年7月17日 (木)

石炭・石油・天然ガスの可採年数予測が2003年から2014年の12年でどう変わったか

再び、『石炭・石油・天然ガスの可採年数がこの10年でどう変わったか』」の続きです。

化石燃料の「可採年数」とは、「確認可採埋蔵量」を「その年の生産量」で割った値(年数)のことです。大雑把にいうと、このままの調子で使い続けたら当該資源はあと何年分残っているか、その年数です。その数字(年数)は埋蔵量の推定精度や資源価格の変化、ならびに採掘技術の進歩(今まで採算のとれなかった資源が新しい技術の開発で採算ラインに乗るようになる)によって変動します。

“BP Statistical Review of World Energy June 2014” やそれ以前の年の発表データをお借りしてそれらをまとめると主要エネルギー資源の可採年数予測は、過去12年間で以下のように変化しています。資源によってはその可採年数が、1972年のローマクラブの「成長の限界」以来、安定的に推移しているとも云えます。なお、ウランについてのデータ参照先は OECD/NEA-IAEA(2011年版 Red Bookなど)です。ウランの可採年数については定期的なアップデートが見あたりません。2011年版Red Bookは「2011年1月1日現在のウランの可採年数は100年超」としているので、100年で推移しているとしておきます。

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2014年7月16日 (水)

原子力発電と火力発電の投資金額や維持/廃棄コストなどについて

北海道の現在の原子力発電に関する解説記事が、ある全国紙の地方経済欄に掲載されていました。「泊原発、見えぬ再稼働」という見出しで、泊(とまり)原子力発電所の現在の状況や建設費、原発再稼働に必要な今後の追加投資額などが、ザックリとまとめられています。この記事の基本トーンは、原子力発電再稼働の応援だと思われますが、事実や数字の客観的な記述も多い。

「(再稼働のための)投資額はかさみ、昨春に5年で900億円とした計画は今春には8年で1600億円に増えた。(泊原子力発電所の)3号機の建設費3千億円の半分以上に達する規模に膨れあがる。」(日本経済新聞「北海道経済」2014年7月10日、なお、括弧の中の説明は「高いお米、安いご飯」が追加)

この記事の基調は前述のように北海道における原発再稼働の応援なので、そのトーンに適合的な「事実」を選んで使うという傾向も見られます。「適合的な事実」とは、たとえば、以下のようなものです。

「原発の代わりに石油火力発電では1日6億円の燃料費が余分にかさむ。」(下線は「高いお米、安いご飯」)

おっしゃる通りで、石油火力発電は燃料費が高い。しかし何故、比較対象に石油火力発電か。

火力発電には「石炭火力」「LNG火力(コンバインドサイクルを含む)」「石油火力」の3種類があります。それぞれの方法のkWhあたりのコスト(「発電コスト」と「社会的コスト」を合わせた「合計コスト」)を見ると、「原子力発電」と「石炭火力発電」と「LNG火力発電」の「合計コスト」は、だいたい同じです。「発電コスト」には資本費・運転維持費・燃料費が、「社会的コスト」にはCO2対策費用・政策経費・事故リスク対応費用がそれぞれ含まれています(経済産業省・資源エネルギー庁「コスト等検証委員会」資料〈2011年12月19日〉)。

だから、今後の火力発電では、石油火力発電ではなく、石炭火力(東北・関西・東京・中部・九州)やLNGコンバインド火力(北海道)が計画されています。

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さて、記事の中で「(泊原子力発電所の)3号機の建設費3000億円」「再稼働のための投資金額が1600億円」というザックリとした数字が提示されているので、僕もザックリとしたとした数字を使って、原子力発電と火力発電の比較をしてみたいと思います。

北海道電力の場合、原子力発電の再稼働に向けての追加投資金額で、100万キロワット級の最新火力発電所が新たに建設できるという数字の事実、今後半永久的に必要な放射性廃棄物の処理費用のことなどを考えると、地元の一電気消費者、ひとりの電気料金の負担者として自分の構図を持ちたいからです。僕は、日本における原子力発電は不要だと考えています。

以下で使う数字は自分で納得をした複数のソース(上記の日本経済新聞を含む)からの「ザックリ数字」なので、とくにデータソースには言及しません。

ただ、廃炉費用(解体費用、廃棄物処理費用など)については、「東海原発(出力16.6万kW)」の廃炉費用(総額885億円、ただし解体で発生する低レベル放射性廃棄物は敷地内に置いてあり最終的な保管場所は決まっていない、そういう状況での885億円。2013年5月)や「電気事業連合会」の2002年の試算(「再処理工場(青森県・稼働期間40年)」、「商業運転原発(52基・稼働期間40年)、一定の増設を見込んだうえの解体・撤去のための積み立て費用や高・低両レベルの放射性廃棄物の貯蔵・処分など一連の費用が26兆6000億円」を参考にしています。

<出力が100万キロワットクラスの原子力発電所>

・建造費: 4000億円(【註】泊原発3号機は出力が91.2万kW、建造費は3000億円)
・維持費: 400億円
・作業員数: 1000人(【註】1号機・2号機・3号機の3基を持ち、合計出力が207万kWの泊原発では通常の作業員数は1500人)
・廃炉費用: 5000億円

<出力が100万キロワットクラスのコンバインドサイクル火力発電所>

・建造費: 1300億円(【註】泊原発再稼働のための追加投資は1600億円)
・維持費: 40億円
・作業員数: 100人
・廃炉費用: 特には考慮しない

関連記事は「石炭火力発電所の新設が計画されているそうです」。

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2014年7月15日 (火)

今年(2014年)の梅干し:二番目の工程・補遺

今年(2014年)の梅干し:二番目の工程」の写真つき補足説明です。

◇最初の写真は前回の記事と同じものですが、買ったままの茎つき赤紫蘇を袋から取り出し、葉だけを摘みとる作業のために四角い竹のザルに敷き詰めたところ。この竹ザルは、天日干しでも活躍します。

自宅で栽培している赤紫蘇は梅干し用には使いません。葉がとても柔らかくて表も裏も色鮮やかな濃い赤紫なのでサラダの一部として食卓に登場します。

__201407

◇このけっこうな量の赤紫蘇から葉だけを丁寧に摘み、よく水洗いした後、塩で二回アクを抜いた後の赤紫蘇の状態が、下の写真の向かって右側のボールです。左のボールは二回目のアク抜きのアク。我が家ではこの状態を、「味噌玉」にちなんで「紫蘇玉」と呼んでいます。我が家だけの方言ですが、ずいぶんと嵩(かさ)が減りました。この一連の作業は、相当に疲れます。

写真では赤紫蘇なのにずいぶんと緑が勝っています。実際の色は濃い赤紫です。腕ではなく、カメラと光のせいだということにしておきます。この状態の赤紫蘇に白梅酢をかけて軽く揉むと、全体が鮮やかな赤紫に変わります。

__2

◇ひたひた位の量を容器に残し、余りを瓶詰めしたばかりの白梅酢(瓶・四本)です。一年経つと、淡い山吹色が、透明でありながら深みを持った山吹色に変わります。この白梅酢は梅干し作りの副産物ですが、何物にも替えがたい貴重品です。バイプレーヤー(脇役)が主役を完璧に喰ってしまうような映画がありますが、白梅酢はそういう雰囲気を持った調味料です。

_2014

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2014年7月14日 (月)

今年(2014年)の梅干し:二番目の工程

今年(2014年)の梅干し:最初の工程」の続きです。

梅干し作りの二番目の工程は、「赤紫蘇」です。ゆったりとした白梅酢の中で重石を載せられて休憩中の梅を、塩で揉(も)んでアク抜きをした赤紫蘇の葉で「日の丸弁当」の赤に染めます。要はこれだけのことですが、この工程が結構な重労働です。強い力が必要な種類の作業という意味ではなく、ひたすら根気が要求されるタイプの作業です。

茎がついたまま摘みとられたり刈り取られた赤紫蘇から、濃い赤紫の葉の部分だけを一枚一枚丁寧にはずしていきます。この作業に手抜きが入ると、赤の色が濁るし、熟成時に梅干しといっしょに食べることになる赤紫蘇そのものの食感と食味も損ないます。退屈というよりも、量が多く時間がかかり苦行に近い手作業になるので、音楽を聴きながら手を動かします。配偶者と二人がかりです。

今年の背景音楽はキース・ジャレットの1970年代半ばの複数のピアノソロコンサート・アルバム。我が家の一年以上寝かせた梅干しを売り出すのなら、一個が500円以上じゃないと割に合わない、いや500円くらいなら知らない人には売りたくないな、などと考えながら根気を持続します。

赤紫蘇の葉は、二~三度水洗いして泥や汚れを落としたあと、大きめのステンレスボールで塩もみしてアクを抜きます。アク抜きは二回。嵩(かさ)が減ってしなっとなったのを白梅酢の中で待機中の梅の上にすきまなく敷き詰めていきます。梅と赤紫蘇を交互にサンドイッチにすると染めの効果は高いのですが、サンドイッチ作業で梅を傷つける恐れがあるので、我が家ではそこまではやりません。

容器の白梅酢はひたひた程度が適量なので、余った白梅酢は貴重な調味料として慎重に瓶詰めして冷蔵庫に保管します。

下の写真は、茎から葉をとりはずす作業にとりかかる前の、結構なボリュームの赤紫蘇です。

__201407

次の工程は梅の「土用干し」です。夏の土用は、立秋(八月八日頃、今年は八月七日)の前十八日のことですが、札幌では天日干しにふさわしい天候が土用から少し後ろにずれるので「立秋前の天日干し」ということになります。この工程を通過すると少し梅干しらしくなってきます。

しかし、本当に梅干しらしくなるのは、それから一年以上甕(かめ)の中で熟成させてからです。できたら熟成期間は二年間。時間をかけた熟成が、おいしい梅干しの最終工程ということになります。

白梅酢と赤梅酢については「白梅酢とヒメマス、赤梅酢と簡易しば漬け」をご覧ください。

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満開のラベンダーとミツバチ

土曜の遅めの午後にミツバチが一匹、我が家のラベンダーと遊んでいました。比較的大きくて太った感じなので西洋ミツバチだと思います。ラベンダーが満開になる頃から紫蘇の花の咲く季節までは、体格の控えめで可憐な日本ミツバチがよくやって来て、花にひっついたり離れたりしながらしばらく過ごしては飛び去っていきます。

どこからやってきてどこに帰るのかわかりませんが、ミツバチの平均的な行動半径は巣から2キロメートルくらいらしいので、それほど遠くないどこかに巣があるのでしょう。近所にねぐら候補地は比較的多い。このラベンダーの花蜜がどこかの養蜂場の蜂蜜の一部になり瓶詰めされて売り出される可能性がわずかでもあるかどうか。

蜂蜜はそのまま食べてもおいしいし、蜂蜜に含まれる植物性の乳酸菌を利用した食べ物を作っても肌理が細かくておいしい。

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2014年7月11日 (金)

もう少し違った表現がほしい

最近はスポーツニュース担当の女性アナウンサーでも野球のある特定の場面では「くらいつく」という言葉を平気で口にするようです。もともとはプロ野球選手のインタビュー発言を「引用」することから始まったのだと思いますが、第三者が使うには美しい表現とは云い難い。

「喰らいつく」とは「喰いつく」「噛みつく」「しがみつく」といった行為のぞんざいな強調表現なので、たとえば、男女の修羅場や女性同士の喧嘩を描いた映画の一場面では「喰らいつく」という言葉そのものや「喰らいつく」にふさわしい情景が展開します。僕にとって「喰らいつく」とは、そういう場面か、あるいは飢饉や戦争で長い間飢えていた人たちが久しぶりに手にした食料を食べる場面などと適合的な用語です。

だから、第三者であるアナウンサーやキャスターが、とくに女性が、「(□□選手は)ボールに必死にくらいついていきました」とあたりまえの表情で発言するのを耳にすると、「うーん、ちょっと違うでしょう」という気持ちになります。

本日付の某新聞のスポーツ欄の記事には次のような形で「食らいつく」が登場しています。

・見出し: 代打で「食らいつく」
・本文(の一部): 粘っての快打について聞かれると「代打ですから投手が投げてくる1球1球に食らいついていっただけ」という。

この記事の見出しでは「食らいつく」は選手の発言の引用と云う扱いです。なんとか自分の表現を出そうと意識したのだが、「食らいつく」の引用以上の見出し効果が出ないので諦めたのかもしれません。しかし、「食らいつく」の利用は、この程度で抑えて欲しい。

女性アナウンサーも、せめて「粘り強いバッティングが光りました。」「多彩な配球に粘り強く対応した打席が印象的でした。」くらいにしていただけると、一視聴者としては落ち着きます。もっとも、そもそもそんなスポーツニュースなど見なければよいのだと云われれば、それまでですが。

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2014年7月10日 (木)

「きたしずく」をそのうち飲んでみますか

北海道フードマイスターの末席を汚しているので、北海道の食材はいちおうはなんでも、どう食べていいかわからないような魚介類でも、一度は食べてみます。食べ続けるかどうかは、そこに好みや自宅の料理のスタイルという要素が入ってくるので、別の問題です。

北海道産のお米は、「うるち米」も「もち米」もそのほとんどを自宅で一度は食べています(一食分だけを買うというのは無理なので、どれも数回以上は食べている)。温泉旅館ではじめて口にしたのがおいしかったので、帰宅途中のデパ地下米売り場で2㎏入り袋を買ったというようなこともありました。

北海道の代表的な「うるち米」と「もち米」は以下の通りです。お米の名前の右の■□は、■が普通のご飯として土鍋で炊き、あるいはお赤飯用に蒸し器で蒸して、自宅で味わったことがあるという印、□はまだ食べた経験がないという印です。

「うるち米」

・きらら397 ■
・ほしのゆめ ■
・ななつぼし ■
・ふっくりんこ ■
・おぼろづき ■
・ゆめぴりか ■
・ゆきひかり(コメアレルギーを持つ人たちに向いたお米) □(米粒は食べていない) ■(しかし、米粉は、ある農場で自家製粉されたものが手に入るので、クッキーの材料の一部としてしばしば使っている)

「もち米」

・はくちょうもち ■
・きたゆきもち ■

スポーツ欄と文化欄に目を通すのが好きなところの、経済を専門とする新聞があります。その新聞の北海道経済欄に北海道の新しい「酒米」の紹介記事がありました。「きたしずく」という新しい酒米で造ったおいしい日本酒が登場したそうです。

今までの北海道の酒米は「彗星(すいせい)」と「吟風(ぎんぷう)」で、酒米も同じように、その米で造った日本酒を飲んだことがあるかどうか印をつけてみます。

「酒米」

・彗星 ■
・吟風 ■
・きたしずく □

北海道立総合研究機構・中央農業試験場の「きたしずく」紹介資料によれば、消費者や生産者にとっての「きたしずく」の特徴は以下のようになります。

Photo

「彗星」や「吟風」には申し訳ないのですが、僕は日本酒に関しては、箱根より西側で栽培されている数種類の酒米と、その酒米で造られた箱根以西の日本酒が好みなので、「うるち米」や「もち米」と違って、「きたしずく」という新しい酒米の動向についてはよく知りませんでした。

しかし、「きたしずく」だけを使い、吟醸や大吟醸ではないところの普通の純米酒で「燗(かん)向き」に造られたのがあれば、すぐにでも四合瓶を試してみたいと思います。

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2014年7月 9日 (水)

夏の蓮根(レンコン)

7月と8月は蓮根が手に入りません。

蓮根の生産地は、収穫量の多い順に、茨城、徳島、佐賀、山口、愛知、熊本・・で、茨城県が圧倒的に多い。日本の収穫量の49%を占めています。徳島県は二番ですが、収穫量は日本全体の12%。三番目の佐賀県のシェアは7%、四番目の山口県は6%です(農水省統計:平成24年産)。

いくつかの蓮根の特徴を、私見をまじえてまとめると以下のようになります。

・茨城蓮根: 色黒で、柔らかい。
・徳島蓮根: 色白で、ホクホクとしている。
・佐賀蓮根: 色白というかクリーム色。生(なま)の時はカボチャのように硬い。
・加賀蓮根: クリーム色のような色白。硬いというよりも粘りが強い。

色白な蓮根が好きなので、色白タイプが手に入る間はずっと、酢レンコンや煮物以外には、おもにケンチン汁の具材のひとつとして食べ続けています。しかし、7月と8月は生産地からの出荷がないので、暑い夏は蓮根との縁も切れていました。

しかし、先日、醤油・味噌・酢・味醂といった基礎調味料や切り干し大根のような地味でシンプルな加工食品のセレクトショップみたいなお店で、干し蓮根を発見しました。山口県の蓮根を熊本県の食品会社が乾燥させたものです(左側の写真)。今年から、夏は、この干し蓮根をケンチン汁用に使うことにしました。

熊本県で乾燥野菜と云えば、「規格外」や「熟しすぎ」の大玉トマトをスライスして乾燥させた「ドライトマト」を思い出します(右側の写真)。この干し蓮根も、その素材は「規格外」蓮根かもしれません。いずれにせよ、上手に乾燥させることで付加価値商品になりました。

Photo Photo_2
        干し蓮根              ドライトマト

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2014年7月 8日 (火)

おいしい北海道産の夏野菜と、「規格外」のイチゴ

北海道産の夏野菜が野菜売り場の棚にあふれています。北海道の夏は楽しい。有機野菜のコーナーに足を運ぶと、日によって並んでいる野菜が違いますが、夏野菜というものを広めに解釈すると、たとえば、7月上旬の一週間だと以下のような野菜やハーブが手に入ります。

◇葉菜類

・玉レタス
・リーフレタス
・半結球レタス
・ブロッコリー
・空芯菜
・青紫蘇
・ほうれん草
・水菜
・小松菜
・スイートバジル
・イタリアンパセリ
・チャーピル
・ミント
・ベビーリーフ(ルッコラ、水菜、ほうれん草などの若菜の組み合わせ)

◇果菜類

・ズッキーニ
・きゅうり
・トマト
・ミニトマト

◇根菜類

・大根
・白かぶ
・にんじん(早生)
・じゃがいも(小玉男爵)
・長いも

我が家の好物は、その中では、玉レタス、リーフレタス、ブロッコリー、水菜、小松菜、ズッキーニ、きゅうり、トマト、ミニトマト、大根、にんじん、そして、長いも。

青紫蘇、赤紫蘇、バジル、ルッコラは自宅で栽培しているので買う必要はありません。

今年はイチゴも育てています。ペチカと云う名のイチゴです。ペチカはほとんどが業務用。酸っぱいタイプで、ショートケーキなどに載っています。イチゴを育てたのは初めてですが、イチゴらしくなってきました。しかし姿かたちがひいき目に見ても美人とは云えません。小売の世界だと「規格外」というヤツです。しかし、それでも結構。

イチゴを増やすためにランナーをとり扱う技術はないので、ランナーは伸びてきたら切り取っています。だから、ペチカもこの鉢で実るとそれでおしまいです。でも、全部で40個ほどは実をつけそうです。おそらく、配偶者が30個以上を食べることになると思います。

20140705

これも、「規格外」のイチゴと云うことになるのでしょうが、近所の遊歩道で野イチゴを見つけました。100個から150個くらいが狭い範囲に並んでいます。2~3個失敬して食べてみましたが、想定外の味でした。酸っぱいと思っていたのですが、ごくかすかにイチゴの甘さが感じられます。しかし、総じて味はない、不味いと云った方がいいかもしれません。噛んだ時のジャリジャリ感は舌に明瞭です。調べてみると、どうしてこういう呼び名になったのかわかりませんが「ヘビイチゴ」というらしい。

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2014年7月 7日 (月)

青紫蘇・赤紫蘇・バジル、毎日食べないと追いつかない

嬉しいことに、夏の陽射しになって、青紫蘇も赤紫蘇もそれからバジルも急に生長し始めました。紫蘇科植物は適度な頻度で摘芯し葉を倍々ゲームで増やしていくのがコツですが、そうすると背があまり高くならずに葉が水平方向の縦横に拡がっていきます。今年はとくに赤紫蘇が元気です。土の手入れにも気を遣ったし、固定種の種がとてもよかったのでしょう。それぞれ、複数の大きめの素焼きの鉢で育てています。

配偶者によれば、晩ごはんのサラダの一部として毎日使い続けないと追いつかないそうです。

サラダのメインには、たとえば買ってきたレタスを使い、レタスのまわりを自家栽培の青紫蘇・赤紫蘇・バジルが取り囲み、レタスを覆います。大盛りの散らし寿司風サラダです。ドレシングは橙(だいだい)を使った自家製ポン酢。仕上げにフラックス油(亜麻仁油)を少量降りかけます。フラックス油はこういう使い方が一番向いているようです。このサラダを毎晩賞味していますが、外食では決して味わえない採りたて野菜の贅沢だと思います。

プロシューマー (Prosumer) という 30年以上前に造られた言葉があります。消費者が消費者のままで、消費と同一分野のあるいは消費者領域とは異なった領域の生産活動や創造活動に従事する、そういう人たちのことを指していますが、最近のプロシューマーはネットワークを通した協働作業が得意のようです。

我が家の青紫蘇・赤紫蘇・バジルの栽培と消費は、そういう考え方を援用すれば、ネットワークに依存しないスタンドアローン型(独立型)のプロシューマー活動ということになります。

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                               青紫蘇

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         赤紫蘇                        バジル

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2014年7月 4日 (金)

サヤインゲン:支柱派とネット派の生長速度

インゲンの蔓(つる)の観察と、1パーセントに関する雑感」の続きです。

「最近のブログ記事は『高いお米、安いご飯』というよりも家庭菜園日記ですね」と、ある人から揶揄されました。最近の夏のブログ記事はその傾向が強いようです。札幌の夏は短い。だから、短い夏を利用して育てている野菜やハーブのことがけっこう気になります。

育てているサヤインゲンは固定種です。やっと白い蕾が出てきました。まもなく花が開きます。

前の記事で「彼らの目的も僕の目的も、より高いところに速く達することではなく多くの豆(サヤ)がなること、という点ではおそらく一致しているので、はたして「支柱派」と「ネット派」とどちらがその意味で有利なのか、けっこう気になるところです。」と書きましたが、蔓(ツル)を支柱に絡めて成長していく「支柱派」と、細いネットにまといつく「ネット派」のどちらがより早く実をつけるかという意味です。早く花が咲いた方が早く実(サヤ)をつける。

余分な巻きつき動作が不要な分だけ、支柱派の方が二日分くらい成長が早いようです。写真は支柱派の蕾。

_20140703

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2014年7月 3日 (木)

1942年6月11日と2014年7月2日の新聞記事のコピー

新聞社は違いますが、二つの新聞記事の切り抜きコピーを並べてみます。

二つの記事の間には72年という、人間でいえば二世代以上、三世代に近い時間の長さがはさまれています。しかし、「ミッドウェイ海戦についての大本営発表」という 1942年6月11日の記事と、「集団的自衛権に関する閣議決定」という 2014年7月2日の記事の二つの記事を見較べていると、70年と云う時間の流れやその間の経験や省察の蓄積が、二つの別々の新聞紙の間にすっぽりと折りたたまれて見えなくなってしまったような気分になります。

関連記事は「気になる本を本棚から取り出して(『自由からの逃走』)」、「憲法雑感」「『大本営発表』を求めて午前六時の急ぎ足」。

1942年と現在のコメ消費量を比べてみます。

以前の「食料需給表」と最近の「食料需給表」によれば、1940年頃の日本人ひとりあたりの年間コメ消費量は130㎏から140㎏。しかしここ数年は、ひとりあたりの年間コメ消費量は60㎏を割り込んでいます。コメ以外の穀物の加工食品や肉類・乳製品の消費量が増えたので当然の結果ではあるのですが。毎日一合のコメを食べるとコメの年間消費量は55㎏です。だから、それくらいは食べ続けているとも云えます。

1940年頃の家庭の食事は、基本が「一汁一菜」(主食・味噌汁・おかず・漬物)、裕福な家庭だと「一汁三菜」(主食・味噌汁・主菜・副菜二品・漬物)。「菜(おかず)」も魚と野菜が中心で、主食(コメや麦ごはんや雑穀ごはん)をよく食べた。

現在のコンビニ弁当や宅配弁当を家庭料理として眺めてみると、シンプルなものから盛り沢山なものまでそろっていますが、平均的なものは「零汁三菜」のようです。「汁」はインスタントみそ汁にお湯を注ぐのか、それともそういう面倒なことはせずにペットボトルのお茶や缶コーヒーでその代替とするのか。汁物は持ち運びに向いていないし、まじめに作ると原価が高い。「一汁」を別にすれば、1940年と現在とで家庭料理の組み立て構造は変わっていません。しかし、ご飯(コメ)の量は減りました。

食べるものがなくなると、たいていの国ではボード―が発生します。国民の飢えと政情不安との間には関連がある。しかし、国民ひとりあたりのコメ消費量の多寡と、その国の為政者が好戦的であるかどうか、またそういう傾向の明白な為政者政党に票を投じて、あるいは投票という行為を放棄して安穏としている一部の国民の国民性との間には、とくには相関関係はないらしい。

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2014年7月 2日 (水)

JR北海道・特急のブレーキトラブルに関する雑感

以下が、二日ほど前にふと目に入ってきた小さな記事の全文です(『・・・』部分)。

『特急北斗でブレーキトラブル=解除できず運行中断―JR北』
(時事通信 2014年6月29日(日) 22時45分配信)

 『29日午後6時20分ごろ、JR北海道函館線の函館発札幌行き特急列車「北斗93号」で、ブレーキがかかったままになるトラブルがあった。列車は八雲駅で運行を取りやめ、乗客約200人は後続の特急に乗り換えた。
 JR北によると、同駅手前を走行中、運転士が「後ろから引っ張られるような」違和感を覚え、調べたところブレーキが解除できなくなっていた。同社が詳しい原因を調べている。』

JR北海道には申し訳ないのですが、特急や特急に準ずる列車に乗る時は、いつエンジンが火を吹くかもしれない、煙などが列車の床あたりから漏れだしたらすぐに自己判断で退避する、だから窓ガラスをたたき割るための強力なトンカチをバッグに用意してある、「列車内から動かないでください」という車掌のアナウンスなどは断固として無視することに決めています。そういう指示に素直に従うとJR北海道に関しては危ないという地元乗客の経験則があるからです。

これは、まあ、冗談ですが、それを冗談と思わない気持ちも少なからずあります。快速エアポートで札幌と新千歳空港の間を揺られているときに、予期せぬトラブルを想定して頭の中で退避方法をシミュレーションすることもある。(快速エアポートが走っている路線は、快速エアポート用車両と他の車両、信号機や制御装置の故障や路線事故、突然の間引き運転などが多く、何度もイライラさせられ、突然の高価なタクシー代も支払わされていますが、便利なので割に気に入っている列車ではあります、念のため。)

なかば冗談かもしれないと考えていたこの経験則は、しかし実際には、今でも有効かもしれません。なぜなら、今回のようなメンテナンスの不備・手抜きが原因と思われるトラブルが「行政指導」以降もあいかわらず北海道各地で発生しており、つまり、「複数の事例」から判断すると業務体質は以前とどうも変わらないみたいなので、特急列車などに乗り合わせた時に、乗客としてヤバいと感じられるトラブルが発生したら、かつて、乗務員のマニュアル通りの指示を無視したおかげで燻し焼きにならずに助かったおおぜいの乗客の知恵と行動力にならって、自信のある人はまず自己判断で列車を後にするのがいいと思われます。もっとも、夜で土地勘のない場所だと列車退避後の行動が難しい(長距離特急列車乗車時の中間の駅のあたりはたいていの人は土地勘がない)。

6月29日(日曜日)の夕方6時半頃、八雲駅という函館から札幌へ向かって3分の1ほどやって来たあたりでのトラブルと云うと、今の6時半は十分に明るいので、重い旅行バッグなどがなければ、その気になればすぐに行動できます。しかし、「乗客約200人は後続の特急に乗り換えた」ということなので、そういう必要は今回はなかったようです。

乗客が乗り換えたという後続の特急の時刻表を調べてみたら、札幌着は午後11時。ブレーキトラブルで運行中止になった列車だと予定到着時刻が9時過ぎなので、晩ごはんは車内で駅弁とビールで済ませているとすると、難点は自宅やホテルに到着後の家族との時間や睡眠時間が予定よりも短くなることくらいでしょうか。八雲駅で2時間の待ち時間にイライラして予定外のビールやウイスキーやワインなどを追加で飲んで酔っ払ってしまった人たちもいるかもしれません。蛇足ですが、北海道ではビールやウイスキーやワインは地産地消品目で、おいしい。

JR北海道を利用するときはホームページで念のために「列車運行情報」を確認するのがここ数年の習慣です。そのときの気分は天気が荒れているときのフライト情報のチェックに近いものがあります。

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2014年7月 1日 (火)

今年の夏はルッコラの三期作: その二期目

同じ穀物や野菜などを一年に二度栽培することを二期作と云います。今はとても少なくなりましたが、かつてコメの二期作なども日本の暖かい地域では盛んでした。ただし、輪作を嫌う農作物には向いていません。

ルッコラは強い野菜なので、今年の夏は三期作をする予定です。

一期目は、「種を播いた時期」と「食べごろになった葉をサラダなどでどんどんと食べていきすべて収穫し終わった時期」という順番で書くと、「四月下旬から六月中旬」、二期目は一週間ほど前に開始したばかりですが「六月下旬から七月下旬」、三期目は「八月上旬から九月上旬」。一期目の開始が四月下旬と云うのはアマチュアらしく気がせいて早すぎる。五月の上旬、ゴールデンウィークの終わり頃の種蒔きでもよかったはずです。四月の下旬はまだ寒いのです。種は土の中で眠っているだけ。

一期目の終了後は二期目に備えて土の手入れをしてやりました。我が家では北海道産の有機大豆で豆乳ヨーグルトを作っており、そのときにオカラが副産物として毎週発生します。オカラの一部は米粉と生姜と甜菜糖と練り合わせて、定期的にオカラクッキーを焼きますが、それで処理できる量ではありません。オカラの白和えもたまにはいいものです。しかし、残念ながらすぐに飽きてしまいます。

人間だけでは無理なので、野菜に協力してもらいます。オカラに自家製の乳酸菌を加えてある程度熟成させ、それを野菜の土づくりの肥料とします。

二期目の種を播くころは札幌も半袖の夏になっていたので、気温と太陽と土の新しい養分にサポートされ、播いた種は三日目には小さな双葉になりました。相当な生長速度です。写真は、播種(はんしゅ)後、ちょうど一週間目の様子。ルッコラはこの素焼きのプランター二個で栽培していますが、順調に育っています。しばらくするとサラダの具材の一部として、また、ほぼ毎日楽しめます。

関連記事は「今年最初に収穫予定の野菜(ルッコラ)」。

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