今年の夏はルッコラの三期作: その二期目
同じ穀物や野菜などを一年に二度栽培することを二期作と云います。今はとても少なくなりましたが、かつてコメの二期作なども日本の暖かい地域では盛んでした。ただし、輪作を嫌う農作物には向いていません。
ルッコラは強い野菜なので、今年の夏は三期作をする予定です。
一期目は、「種を播いた時期」と「食べごろになった葉をサラダなどでどんどんと食べていきすべて収穫し終わった時期」という順番で書くと、「四月下旬から六月中旬」、二期目は一週間ほど前に開始したばかりですが「六月下旬から七月下旬」、三期目は「八月上旬から九月上旬」。一期目の開始が四月下旬と云うのはアマチュアらしく気がせいて早すぎる。五月の上旬、ゴールデンウィークの終わり頃の種蒔きでもよかったはずです。四月の下旬はまだ寒いのです。種は土の中で眠っているだけ。
一期目の終了後は二期目に備えて土の手入れをしてやりました。我が家では北海道産の有機大豆で豆乳ヨーグルトを作っており、そのときにオカラが副産物として毎週発生します。オカラの一部は米粉と生姜と甜菜糖と練り合わせて、定期的にオカラクッキーを焼きますが、それで処理できる量ではありません。オカラの白和えもたまにはいいものです。しかし、残念ながらすぐに飽きてしまいます。
人間だけでは無理なので、野菜に協力してもらいます。オカラに自家製の乳酸菌を加えてある程度熟成させ、それを野菜の土づくりの肥料とします。
二期目の種を播くころは札幌も半袖の夏になっていたので、気温と太陽と土の新しい養分にサポートされ、播いた種は三日目には小さな双葉になりました。相当な生長速度です。写真は、播種(はんしゅ)後、ちょうど一週間目の様子。ルッコラはこの素焼きのプランター二個で栽培していますが、順調に育っています。しばらくするとサラダの具材の一部として、また、ほぼ毎日楽しめます。
関連記事は「今年最初に収穫予定の野菜(ルッコラ)」。
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