食品添加物を使っていない「生煮込みうどん」
遠くの知り合いから生(なま)の煮込みうどんセットをいただきました。日持ちがしないのでいただいた次の日の夜に第一回目を楽しみましたが、製造会社の決めた賞味期限は9月15日、日持ちは常温で10日間、なので、二回目は今週末を予定しています。
下は、商品パッケージの一部をコピーしたものですが(このうどんを宣伝することが目的ではないので製造者欄は白抜きにしました)、食品添加物を使っていない加工食品というのは最近ではめずらしい(厳密な向きは酒精を添加物というかもしれないが)。しかし、別の云い方をすれば、その気になればこういう加工食品は儲かる商品として製造・販売できるということです。たとえば、素材と作りの丁寧な「かまぼこ」などはそういうタイプの加工食品です。
味噌はこのうどん生産地特有の濃厚な「豆みそ」がメインですが、このうどんで使われている味噌は思ったよりもまろやかでした。味噌袋と出汁(だし)袋に含まれている「かつお節・むろあじ節・さば節・いわし節・いわし煮干し・椎茸・昆布」が味噌と調和し、想定よりもはるかに穏やかな、しかし幾分かはにぎやかな味になりました。麺は硬め。
この「煮込みうどん」の場合は原材料が「めん」「みそ」「だし」に分かれていますが、一般の麺類の加工食品だと「めん」と「スープ(油脂や塩や食品添加物の混ぜ合わせ)」になります(以下に「塩ラーメン」の例)。出汁を引くのに慣れていないインスタント食品やレトルト食品のお好きな独身男性や独身女性には、この「生煮込みうどん」は敷居が少し高そうです。
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