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2014年9月 8日 (月)

高齢者向けのお惣菜とお手軽カレーセットのあとで出会った、熊本の「目刺し」

急な所用があり、その地域に出かけました。休日は若い人たちでにぎわいますが、札幌では居住者の年齢層が高い地域です。

だから、その中心部にあるスーパーマーケットも、ウォーキングやジョギングに向いた郊外型の巨大なショッピングセンター風ではなく、またコンパクトなコンビニでもなく、その中間の大きさです。間延びしない、しかし、魅力的な食材や惣菜の品ぞろえが十分な程度には広い。所用を片づけた後、思い立って売り場を少し歩くことにしました。

最初にお総菜コーナーをぶらぶらします。このスーパーマーケットには定点観察風にときどき立ち寄るのですが、来るたびにお総菜コーナーの内容と量が、ご夫婦あるいは単身の後期熟年向け・高齢者向けに洗練されてきている印象です。

和風総菜が目立ちます。「ほうれん草のごまあえ」「ひじき」「きんぴらゴボウ」「筑前煮」「うの花」「肉じゃが」「8品のおでん」「11品のおでん」などなど。素材はほとんどが北海道産。

それから一口サイズに切り分けてある「大根・にんじん・キュウリのぬか漬け風」というのもあります。わざわざ「ぬか漬け『風』」と書いてあるところがなかなかにおかしい。まじめに糠(ぬか)に漬け込んだら、漬け込む手間も、切り分け加工する時の糠をとる手間もかかってしまう。値段が高くなる。だから、野菜をぬか漬け溶液に浸して「ぬか漬け風」と命名したのでしょう。

時刻は遅い午後です。そういう時間帯だからか、和風惣菜を買い物かごに入れているのは、男女とも高齢の方が多い。

お総菜コーナーを離れて少し歩いたところに、北海道の主要農作物であるところの生の「ジャガイモとニンジンとタマネギ」を数個ずつ容器に集めてラッピングしたのが並んでいました。POPメッセージは「お手軽カレーセット」。数個ずつと書きましたが、子供が好きなタイプのカレー用にはバランスのとれた個数配分になっています。「カレーセット」というには少し手抜きだけれども訴求効果があります。

ゆっくりと店内ブラブラを続けていたら、熊本県天草市牛深(うしぶか)漁港で獲れた「ウルメイワシ」と「カタクチイワシ」の干物が目に入りました。目刺しです。目を竹串やワラで刺してはありませんが、イワシの干物では雰囲気が出ないので目刺しとします。目刺しの色がいい。酸化していない。幸せな気分になり購買意欲が湧きたちます。

生のイワシは鮮度が命なので、例えばこの時期に梅煮にするようなイワシはまだウロコの残っているような状態の北海道産に限ります。しかし、行きつけの魚屋では鮮魚は九州ものの鯛や鰆(サワラ)などもよく並んでいますが、イワシの干物に関しては千葉周辺のマイワシしか置いてない。そこにこのお店で熊本・牛深漁港のウルメイワシとカタクチイワシの目刺しです。配偶者とぼくの酒の肴として三日分くらいは持つ「串の数」を迷わず買い物かごに入れました。

時々は予定外のブラブラ歩きをしてみるものです。

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