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2014年11月20日 (木)

マヨネーズ雑感

自宅でマヨネーズを作ったことのある方にとっては何の不思議もありません。工程の細かいところを気にしなければ、卵黄と酢と塩・胡椒と大量の植物油をかき混ぜるとマヨネーズが出来上がります。マヨネーズを食べるとは、黄身の入った植物油を食べているようなものです。

放置してあったマヨネーズが分離しそのほとんどが油だったので驚いた、といった感想を耳にすることがあります。そこには、隠されていた真実を発見、というニュアンスが含まれているので、発言者が若い男性なら特に違和感はありませんが、それが家庭の主婦であった場合は、逆にこちらが驚いてしまいます。最近は、野菜などをマヨネーズを使って炒めものにするという「野菜のマヨネーズ炒め」のコマーシャルを見かけますが、上手なマヨネーズのマーケティングだと思います。

売る方としては、使い方がサラダだけでは面白くない。「野菜のマヨネーズ炒め」という新しいアプリケーションを、それほど料理が得意ではない層に提示して需要を喚起する。自社の植物油・塩・胡椒と社内競合(共食い)をするリスクもありますが、マヨネーズは、味付け植物油なので、こちらの方が最近のお手軽好みの消費者ニーズには向いています。

大豆油、コーン油、胡麻油、紅花油、(たいていの)ひまわり油などは、n‐6系のリノール酸を多く含み、上述のように、一般市販品のマヨネーズやサラダドレッシングなどに大量に使われています。ぼくたちは、外食や中食、加工食品中心の食生活をしていると、n‐3系のα‐リノレン酸、EPA、DHAなどが摂取不足となり、n‐6系の多価不飽和脂肪酸を摂りすぎてしまします。だから、最近のサプリメントの宣伝はEPA/DHAと姦(かしま)しい。

マヨネーズも、普段使いではなく、コンティンジェンシー・プラン(contingency plan)風の使い方によっては便利な調味料なので、我が家でも、できるだけオレイン酸やα-リノレン酸の相対的含有量が多いタイプの中から吟味して選んだ一本だけは、冷蔵庫の棚の隙間に放り込んであります。

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