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2014年11月28日 (金)

バターがない?

飛行機だと千歳から1時間30分くらいのところの知り合いから「バターが手に入らない。なんとかならないか?」という電話が入りました。札幌では北海道の牛乳を使って北海道で作ったバターが普通に手に入る(デパ地下やスーパーや生協の乳製品の棚にドサッと云うのは大げさだとしても普段通りにきれいに並んでいます)。さっそく、冷蔵便で必要量をお送りしました。きっとそのうち素晴らしいお返しが届くに違いない。

牛乳の生産量のうちバターに回すのは1%程度だそうです。要は、マクロに見れば誤差程度の割合だし、以下に引用した理由が組み合わさって、バター生産の時系列上の優先順位は低い。バターが必需品であるところのケーキなど食べなくても死にはしない。パンにどうしてもバターのようなものが必要なら、バターをつける替わりに小皿のオリーブ油に軽く浸せばいい。ただし、間違えてもマーガリンは食べない方がいい。と、ぼくは考えていますがおそらく少数意見です。

食べもの行政を担当するお役所にも問い合わせが多いのでしょう。農林水産省のホームページに「バター不足に関するQ&A」というコーナーがあります。その中から Q&A をひとつ引用します。

『Q: 牛乳が不足していないのに、なぜバターが不足するのですか。』

『A: 生乳は、非常に腐敗しやすいため、まず最も生鮮性が求められる牛乳や生クリームなどに加工され、最後に保存性の高いバターや脱脂粉乳に加工されています。バターや脱脂粉乳は、生乳が多く生産される時は在庫として積み上げておき、生乳生産が不足する時は、バターや脱脂粉乳の生産を減らす替わりに在庫を放出するといった需給調整弁の機能を持っています。このような生産構造となっているため、生乳生産量が減少してくると、バターの生産量が大きく減少することになります。』

なお、同じコーナーに、バターの緊急輸入の話が出ていました。昨年度の生産量の2割に相当する1万トンのバターを緊急輸入するそうです。これで今年度のバター不足は解消するらしい。クリスマスケーキも大丈夫みたいです。

我が家でバターが必須なのは、ぼくが所望し配偶者が焼いてくれるところのアップルパイや緑茶クッキー。両方ともあった方がいいので「ケーキなど食べなくても死にはしない」という先ほどの発言は訂正し「バター不足とは困った事態だ」。

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       アップルパイ              緑茶クッキー

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