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2014年12月 8日 (月)

電話世論調査

我が家は今までまったく縁がなかったのですが、昨日(日曜日)の午後12時半過ぎに、0120‐で始まるある電話番号から我が家の固定電話に電話がかかってきました。地元の新聞社の世論調査の電話で、主題は14日の第47回衆議院議員選挙です。珍しい経験なのでちょっと相手と会話を楽しむつもりで依頼に応じました。

こういう電話世論調査は、通常は「RDD追跡方式電話聴取法」というものにもとづいて実施します。

RDDとはRandom Digit Dialingの略。ランダムに作り出した番号に電話をかけて質問を行い結果を聴取する方法で、その対象母集団は、地域番号(03や06や011など)がついた一般加入電話の電話番号(たとえば、東京だと03-1234-5678など)で、090や080で始まる携帯電話、ないし050で始まるIP電話などは対象となっていません。つまり、昼間、固定電話のある家にいて、電話での質問に数分間くらいお付き合いできる程度には時間に余裕のある人たちが「有効回答者」候補になります。この手の調査電話が、我が家に、日曜の昼間にでもかかってきたら面白いと思っていたところ、たまたまそういう機会にめぐり合いました。

家族の中でいちばん年長の人に答えてほしいということなので、ぼくが答えます。調査対象は各世帯ではひとりで、そのひとりは乱数による無作為指定のはずなので、我が家の場合は最年長者という乱数が発生したのでしょう。電話をかけてきた女性は、我が家が札幌市のどの地域(区)にあるのかはわからない様子でした。確かにRDD方式なのでしょう。質問は全部で6項目。質問内容の詳細は省きます。家族の中でいちばんの年長のぼくがいなかったときには我が家は調査対象から外れるのか、それとも配偶者に依頼が回るのか聞き忘れました。

若い年齢層は、結婚しているかどうかは別にいて、誰かがその時刻に自宅にいないと役に立たないところの固定電話を持っている割合が少ない(固定電話からケータイやスマホへ転送と云うのも簡単ですが、そこまでして固定電話を持つ必要はない)。従って、こういう調査に若い人たちが選ばれる確率は低い。日曜日が労働日で日曜に自宅にいない種類の職業の人も、有効調査対象から外れる。つまり、この手の世論調査は、最初から調査対象が偏っているので、調査結果は以前から眉に唾をつけて眺めることにしています。今回、入力データの一部になったので出力結果には目を通すつもりですが、「眉唾」という姿勢は変わりません。

もっとも、固定電話を所有していない若い年齢層の投票率は最近は低いので(実にもったいない権利の放棄です)、調査対象が偏ることによって、結果として、電話世論調査が実際の投票状況を正しく反映しているといった事態になっているのかもしれません。

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