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2015年1月14日 (水)

きんかん

「だいだい」といっても鏡餅という連想がすぐに働くのは、一定以上の年齢の方か、お正月前の必要な時期に売り場に「だいだい」が出回る地域に住む人たちだけかもしれません。札幌では「だいだい」を見かけない。だから、札幌の働く若い女性が、レモンとミカンとオレンジについては知っていても「だいだい」について知識がなくとも驚いてはいけない。

鏡餅の上を飾るのはミカンだと思っている女の子に、あれはミカンではなく「だいだい」、お正月は縁起物が多いでしょう、家の繁栄とか家族の長寿とか、だから「繁栄が代々続く」という意味でたいていは「だいだい」を飾るわけだ。だけど「だいだい」が手に入らない場所では温州(うんしゅう)ミカンをつかうところもあるらしいよ、と控えめに知識伝達。

知り合いから、あるもののついでに、「きんかん」が送られてきました。

201501 きんかん

「きんかん」は、生で食べる場合は、丸かじりでもいいのですが、まず皮を剥(む)いて皮のほのかに苦い甘さを楽しみ、次にやや酸っぱい果肉を賞味します。種は食べない。大きさは普通の温州(うんしゅう)ミカンの5分の1くらい。鶏卵に対してウズラの卵という感じです。全体がキュッと締まっています。

煮ても食べられます。以前、配偶者が「きんかんパイ」を作りました。リンゴの替わりに「きんかん」を使ったイメージです。

先ほどの若い女性と「きんかん」を話題におしゃべりするつもりはありません。しかし、もしそうなったらどんな会話になるのか、会話が成立するのか、興味がないわけではない。

「きんかん」の生産量は宮崎県が圧倒的に多く(70%)、あとに鹿児島が続きます(23%)が、生産地は九州、四国、和歌山、静岡に限られています(農水省データ、2010年)。なんとなく気になったので近所のお店の野菜売り場をのぞいてみたら、黄色く熟した15個入りパックの鹿児島産「きんかん」が商品棚に並んでいたので、ちょっとびっくり。

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