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2015年1月29日 (木)

甘酒と米麹

今年の味噌用にあるコメ農家から米麹(こめこうじ)を購入したのですが(「手前味噌にはコメ農家の作った米麹」)、そこは甘酒も製造販売しているので、米麹といっしょに「甘酒」のペラもの商品案内が入っていました。手作りの味が楽しい商品案内は、「甘酒」プロモーションツールも兼ねています。

商品案内の余白にその農家の奥さんの手書きで次のように書かれていました。「元気な米こうじです。冷たい所で保管をお願いします。米こうじを使ってくださる方がいらっしゃると、日本の伝統食もまだ家庭でのこっているんだなあ~と、ホッとします。」

その商品案内ちらしによれば、その農家は甘酒などを使って子供の食育授業を15年以上も続けているそうですが、過去15年の数値で言うと、甘酒を飲んだことのある子供の割合は4%弱。つまり今の子は20人にひとりくらいしか甘酒というものを知らないことになります。母親が手軽に作れるのに、甘酒の味を知らないとはちょっともったいない。

しかし、現在は米麹はいつでも簡単に手に入る食材ではありません。札幌でも、米麹がどっと棚に並ぶのは冬の漬物シーズンの直前だけ。気の利いたスーパーの冷蔵コーナーにいけばシーズンを通して買えるのかもしれませんが、よくは知らない。なじみの店を持っていないとなかなか入手が難しい。そういうことを考えると、甘酒を知らない子供が多いのもやむを得ないのかなとも思います。

我が家では大根の季節は自家製の「べったら漬け」を楽しんでいます。我が家の「べったら漬け」は、甘酒の自然でほのかな甘さと、軽く塩漬けした大根のパリパリ感が自慢で、お客様などにも評判がいい。つまり、甘酒作りはそのための必須作業です。「甘酒」の原料は「白米」と「米麹」です。二つが発酵によって「甘酒」になる。でき上がった甘酒は、たいていは、「べったら漬け」に使う前に少量を「甘酒」として味わいます。自然の甘さのおいしい飲み物です。しかし、薄めないと大人には甘すぎる。

下は、我が家でできたばかりの「甘酒」です。「べったら漬け」にはこの「つぶつぶ」のままを使いますが、「甘酒」として楽しむときはミキサーで「つぶつぶ」を小さく砕きます。その方がぼくたちは飲みやすい。

201501
              できたての甘酒

蛇足ですが、「甘酒」は夏の季語です。「甘酒」を飲んで夏バテ防止ということでしょう。下の写真はそういう雰囲気の甘酒です。

_2013
    黒米をわずかに混ぜて桜色に仕上げた甘酒。
    ミキサーでつぶつぶを細かく砕いてあります。

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