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2015年3月24日 (火)

肉と魚の1人あたり年間消費量について雑感

Kit Oisix

ある新聞に、食肉と魚介類の1人あたりの年間消費量の推移(1961年から2010年まで)が、世界のいくつかの国や地域別に、グラフィックスできれいにまとめられていました。データソースはFAO(国連食糧農業機関)です。FAOSTATにアクセスすれば同じデータは見られますが、要領よく整理されていたので新聞紙上の数値をお借りすることにしました。

面白いと思ったのは、1961年から2010年までの推移よりも、1985年と2010年という2時点の1人あたりの食肉消費量と魚介類の消費量比較です。1985年はバブルの始まるあたりで日経平均の終値は13,113円、2010年の日経平均終値はリーマンショックの後ウロウロしていたころで10,229円。

肉と魚は単純化のために両者の合計値を求めておきました。穀物類やイモ類や野菜類以外の食材消費量が、この25年で国ごとあるいは地域ごとに、どれだけ増えたか、あるいは増えなかったか。

19852010

EUといっても地中海沿岸と北海やバルト海沿岸とでは食べる肉の種類も量も、魚の種類も量も違いますが、そういうことは気にせずにEUというまとまりで見てみると、興味深いのは1985年と2010年で肉の消費量と魚の消費量にほとんど差がないことです。ヨーロッパらしいと云えばヨーロッパらしいのですが、家庭では、毎日同じ朝食、同じ昼食メニュー、同じ夕食の献立といえば云いすぎですが、季節の食材変化を盛り込みながら種類の少ない献立を回転させていくのでしょう。そうであれば肉と魚の消費量に25年間で差がないのもよくわかる。

それからこういう一覧表で見ると、魚離れはあいかわらず進行中ですが、日本はお米の国であると同時に魚の国だと改めて実感します。世界平均における肉の消費量と魚の消費量の比率は1985年も2010年もともにほぼ70対30くらいなのに対し、日本は1985年が33対67、2010年が47対53。外国から見ると魚の国です。東南アジアも魚の好きな地域です。

どうでもいいことですが、米国人はよく肉を食べますね。

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