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2015年3月17日 (火)

ショールーミング雑感

Kit Oisix

ショールーミングはShowroomingでそのままカタカナで使われるとちょっと違和感が残りますが、ショールームが定着した日本語なので、そのまま使うことにしたのでしょう。消費者が実際の店舗に足を運んでもそこでは買わず、実際に買うのはネットショップ。つまり実店舗がショールームとなってしまう、商品展示場となってしまうことをショールーミングと呼んでいます。

調べてみると、この言葉を広めたのは2012年1月のウォールストリートジャーナルらしい。記者がそういう事態を記事にできたというのは、そういう消費者行動がすでに相当に蔓延していたからで、気の利いた消費者は2010年くらいから自覚的にショールーミングをやっていたということになる。

消費者が実店舗で家電製品のような商品を見て値段を確認し、ついでに販売員の商品説明を聞き、商品知識を得た後、あるいは自分の商品知識を裏書きしてもらった後で、価格比較サイトで調べた価格の安いネットショップに注文する。剛の者になると、そのお店にいながら、その場でスマホから別のお店に注文するらしい。若い女性がテンポよくそうしていると意外と似合う光景です。

家電量販店の店舗で複数の競合商品の商品説明を販売員、ないしメーカー派遣の専門家から聞き、あとで、つまりその実店舗を出てから、あるいは自宅に帰ってから情報を整理してからネットで注文というのはぼくもやりますが、できるだけ「仁義」は守るようにしています。つまり、その販売員の説明が納得のいくもので、その量販店が実店舗販売とネット販売の両方を持っているなら(今はたいていはそうですが)、ネット注文もその量販店のネットショップを利用します。しかし、説明が酷い(ひどい)場合はその限りではありません。

ショールーミングと対照的なのが、魚の対面販売です。たいていは卸売市場が開いているところの、そして海が荒れていない土曜日の昼過ぎなどに対面販売の魚売り場に行くと、配偶者もぼくもその風景の一部なのですが、家電量販店とは全く違った光景に出合うことができます。年齢層は高めの、商品知識がいかにも豊富そうな女性(や一部は男性)で混み合っています。魚を見る目はシビア。スマホを片手の若い女性にもお目にかかりたいと思っていますが、なかなかに難しい。

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