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2015年3月23日 (月)

さつまいもとジャガイモ、雑感

「食料自給力」という指標といっしょに農林水産省から先日提示されたいくつかの食事メニューのうち、カロリー重視の「イモづくし献立」は、以下のようなものです。ぼくにはユーモアが感じられて結構面白い。(関連記事は「『貧乏人はイモを食え』という見出しでもつけてみますか?」) 

最近は戦争や戦前に傾斜した発言をする方も目立つので、この「イモづくし献立」は第二次世界大戦中やその後の食糧難だった時代を人々に思い起こさせる(あるいは調べさせる)農水省のブラックユーモアを兼ねているのかもしれません。

□朝食: お茶碗一杯のごはん、浅漬け2皿、焼きいも2本
□昼食: 焼きいも2本、サラダ2皿、粉吹きいも1皿
□夕食: 焼きいも2本、粉吹きいも1皿、野菜炒め2皿、焼き魚1切

焼きいもは「さつまいも」を焼いたものです。鳴門金時のような甘いさつまいもの焼きいもはホカホカおやつとしては最適ですが、朝・昼・夜と毎回ご飯がわりに2本ずつ食べることになると甘いがゆえに相当に辛い。ケーキやお菓子が主食といったタイプの女性は割に平気かもしれません。しかし、聞いてみないとよくわからない。70年代後半から人気のお米は甘い濃厚タイプが多いので、そのあたりの嗜好の変化をこの献立は組み込んでいる。もしそうなら面白い。

粉吹きいもは、茹でたあと火にかけて水気を飛ばした「ジャガイモ」を塩・胡椒などで味付けしたものです。甘い焼いもだけでは嫌になるのでいろいろと考えた組み合わせだと思いますが、「粉吹きいも1皿」ではなく「ジャガイモ1皿」という表現が独り歩きすると、おそらくラードで揚げたフライドポテトやバターやマヨネーズをいっぱいのせたジャガイモを食べる人が多くなるので、油脂類の消費が増え、このメニューの意図とは違った方向に行ってしまうような気もしています。

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