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2015年4月22日 (水)

両側に大さじと小さじの計量スプーン

どこかの誰かが寄り集まって標準化したのか、コンピュータの世界のようにデファクト標準としてそうなったのかよくわかりませんが(面倒なので調べない)、料理の世界で大さじとは15ミリリットル(15 cc)、小さじとは5ミリリットル(5 cc)となっています。

その大さじと小さじが左右についた計量スプーンが下の写真で、配偶者の長年のお気に入りです。ぼくも使うことがありますが、調味料の分量をはかりながらそのままかき混ぜられる。長さも28 cmでちょうどいい。ドイツ製のとてもしっかりとしたステンレス作りです。配偶者によれば「料理が初めての人は料理が好きに、料理が好きな人はもっと料理が得意になる計量スプーン」なので、知り合いの若い女性が結婚するときには、これをお祝いにプレゼントしてきました。

この計量スプーンは、日本には、調理器具・調理道具の専門店やそういう器具が得意な雑貨屋さんが輸入していましたが、それが残念なことに、いつの間にか市場から消えてしまいました。先日、ある女性にプレゼントしようとしてもはや販売していないらしいことに気がついた。

Photo

ドイツで製造を止めたのか、それとも日本への輸出をやめたのかを調べてみたところ、本国で製造中止になっていました。まだどこかに流通在庫が残っていればと期待したのですが、それもありません。

肉厚なステンレス素材で5 ccと15 ccの計量カップが左右で対になっているのや、4種類の計量カップがセットになったのはいくつかありますが、その場合は計量機能だけの道具になります。量って入れてかき混ぜるという一連の機能がこの一本に凝縮していることがよかったのですが、市場では一部の人を除いてそれほど人気がなかったのかもしれません。堅牢な作りなので、紹介需要やプレゼント需要はあっても買い替え需要はほとんど発生しません。そういうところも、製造中止の原因かもしれない。あるいは、製品の焦点が、料理をするためのものから、カトラリーのような楽しく食べるものに移ってしまった可能性もある。

はて・・?

写真の真ん中より左側には「TL  5ml」、右側には「EL  15ml」と彫り込まれていますが、「TL」は「Tee-löffel」で「お茶のためのスプーン、つまり、小さじ」(英語だとTea Spoon)、「EL」は「Eß-löffel」で「食べるためのスプーン、つまり、大さじ」(英語だとEat Spoon)です。不精な独身(男性とは限らない)が、この一本で料理も食事もお茶もなんでも済ませていたので、それは便利ではあるがみっともない、みっともない風潮を増やすような種類の商品を作ってはいけないと云う意見がどこからか出てきて、販売停止になったのかもしれないなどとも想像しています。

堅牢な道具ですが、今や貴重品なので、我が家では丁寧に使っています。

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