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2015年4月 3日 (金)

涙の出ないタマネギ

ある食品会社が「涙の出ないタマネギ」の開発に、涙を出す機能を持つ酵素の働きを抑え込むという手法で、成功したそうです。このタマネギを切っても主婦や料理系男子の涙は出ない。同時に、タマネギらしいあの「辛み」もほとんど消えてしまったらしい。

GM(遺伝子組み換え)タマネギかと思っていたら、そうではありませんでした。米国ならGM以外の選択肢は考えにくい。日本の食品会社らしい良さが出ています。

タマネギを切る時の「風物詩」であるところの涙が見られなくなるのは残念なので、もはやタマネギではないという定義もできますが、水に晒(さら)す必要がないので、厚切りをすぐにサラダとして食べられる、水に晒さないので栄養分が水に逃げない。つまり、一定の消費需要は、業務用でも家庭用でも、年間を通して確実にありそうです。

以下は、メディア報道からお借りしたニュースリリース資料の一部。「普通のタマネギ」と生食用に購入されることの多い「新タマネギ」と今回の「涙なし・辛みなしタマネギ」の
比較表です。

__20150330

いつ商品化されるのかについては報道されていないようです。まあ、近いうちに、ということでしょう。そうでないと発表の理由が見当たらない。商品発表は次の収穫時期かもしれないと勝手なことを考えています。

北海道はタマネギの主要生産地で、全国の収穫量の61%を占めます。いろいろな品種が生産されていますが、お気に入りのひとつが、上の分類だと「普通タマネギ」に分類されるところの「札幌黄」。北海道の在来種です。関連記事は「『札幌黄(さっぽろき)』と『札幌黄の白玉』」。札幌黄は強めの甘さと辛さが持ち味で、生でもとてもおいしい。ただし生産量はとても少ない。

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