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2015年6月22日 (月)

アカシアは夏至の街路樹

こういう種類の正確さに意味があるかどうかは別にして、正確には、アカシアではなくニセアカシアです。しかし、ここでは『アカシア』で通します。

ニセアカシアはpeudo-acacia の直訳語だそうです。pseudo- は「偽りの、にせの、もどき」というような意味なので、先日の「タンポポ」に対する「タンポポもどき」と同じです(「在来種のタンポポを空地で発見し、転居させたつもりだったが・・・」)。アカシアに似て非なるもの。

『アカシア』の用途は街路樹や公園樹。札幌では6月中旬から下旬にかけて白い花を咲かせます。夏至の花です。下の写真は、街路樹としての『アカシア』。街路樹としてはまだまだ若いですが、白い花がきれいです。配偶者とぼくのいくつかの散歩コースのなかでは優先順位の高くない通りの歩道側の植え込みに、南北に列を作って並んでいます。その長さは1.5~2キロメートルくらい。

札幌の街路樹でいちばん多いのが「ななかまど」だと思います。ぼくの勝手な記憶の中では、南北に延びる道路の樹が『アカシア』なら、東西に延びる広い道路の街路樹には「ななかまど」ということになっています。

C_18mm_f4_07
     まだ若い街路樹のアカシアと白い花

「アカシアの雨がやむとき」という歌がかつてありました。このアカシアは、その歌詞から判断すると街路樹にちがいないので、歌の光景の舞台が日本の都会ならニセアカシアだということになります。でも「ニセアカシアの雨にうたれて このまま死んでしまいたい」では歌にならない。

日本で生産されるハチミツのポピュラーな蜜源には菩提樹(シナノキ)やアカシア、レンゲなどがあります。しかし、「アカシアの雨がやむとき」と一緒で、このアカシアも『アカシア』にちがいない。その味は、あっさりとして上品、クセがありません。色も透明に近い。

『アカシア』からはそういうハチミツが生まれるし、6月には白いきれいな花を咲かせるので、pseudo- などという変な接頭辞がついていようと、気にすることはありません。接頭辞なしで済ませましょう。

下は、上とは別の場所で、街路樹のひとつとして成長した『アカシア』とその白い花です。

H_55mm_f56

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