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2015年8月27日 (木)

見ていて飽きない奈良漬けの内容表示ラベル

余計なことは記載されていません。文字数はとても少ない。2014年の秋に立ち寄った奈良市で買った奈良漬けの内容表示ラベルです。こういうラベルは、味噌や梅干し作りが好きなぼくとしては、いろいろと思い描くことがあって見ていて飽きない。

アマチュアの作る梅干しや味噌は、味噌は米や麦の麹(こうじ)も関与しますが、基本は塩による保存です。この奈良漬けは賞味期限が2016年の10月なので、2年間は家庭で常温保存できるのですが(実際はもっと長く常温保存できるはずですが、それはさておき)、「3年以上の長期にわたり清酒粕のみで6回以上も漬け替える」(商品ラベルの説明文より)ことで、常温の長期保存が可能になったそうです。

赤梅酢に漬け込んであったのを天日干しし、夜は赤梅酢に戻し、翌朝、また天日干しするといった作業を少なくとも三回は繰り返す(今年はある工程の手抜きを補正するために、念入りに五回)というのが我が家の梅干し作りの工程なので、その楽とは云えない経験を下敷きにし、また、味噌は半年に一度くらいの天地返しを行いますが、その天地返しの経験を梅干し作りに積み重ねると、奈良漬けの漬け替え作業の光景(その大変さ加減の一端)を想像することができます。

酒粕といっしょに白瓜(しろうり)がいっぱい敷き詰められた、蔵いっぱいの木樽が思い描けます。半年に一度、古い酒粕を新しい酒粕に取り替えて、けっこうな程度に漬かっている白瓜をまた木樽に敷き戻していくという作業風景も浮かんできます。お酒に弱い人ならたちまちに酔っぱらってしまう程度に、酒粕の匂い、奈良漬けの匂いが蔵には充満し、衣類は一日の終わりには奈良漬けの香りにすっかり薫習(くんじゅう)されているはずです。

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