花穂(はなほ)の時期と紫蘇からのメッセージ
写真は青紫蘇(大葉)の花穂と赤紫蘇の花穂(はなほ)です。花穂は、刺身のコンパニオンなので、野菜売り場の棚などには、長さのそろったのが箱にきれいにパッケージングされて並んでいます。
今年の七月、八月、九月の前半は、毎日のサラダの材料として自家鉢植え栽培の青紫蘇と赤紫蘇の葉にはずいぶんとお世話になりました。花穂が出てきたと云うことは、ヒトにとっては刺身のツマが収穫できるということですが、紫蘇にとっては、花を咲かせて種の存続のためにタネの準備にとりかかりはじめたということです。
つまり、葉は気前よくさしあげたけれども、これからはいろいろと忙しいので邪魔をするなという紫蘇のメッセージです。花穂を刺身用に若干いただくかどうかは別にして、今年の紫蘇とのおつきあいは、したがって、そろそろおしまいです。鉢植えや土を来年にそなえて整理します。
赤紫蘇の葉は全部収穫し、塩もみして翌年の梅干し作りのために保存しておきます。
枯れかかったら花穂からタネがとれますが、我が家では使いません。タネは固定種や従来種のタネを専門に扱っているタネ屋さんから購入したものを毎年利用しています。
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