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2015年9月10日 (木)

セロリ雑感

好き嫌いがはっきりと分かれていて、嫌いな人の方が圧倒的に多いと思われる野菜のひとつがセロリ(セルリーとも呼ばれている)です。嫌いな人はセロリの香りと味と繊維質の食感が受け入れられないに違いない。セロリ好きのぼくに云わせたら、じつにもったいないと思いますが、嫌いな人にとってはセロリ好きは「蓼(たで)食う虫も好き好き」の変わった虫に相当するのでしょう。

だからなのか、食べたい量が手に入らない野菜のひとつもセロリです。夏から秋にかけては北海道産のセロリが旬で、北海道では道南地域や札幌の近郊でも栽培されていますが、野菜売り場でいいのに出会えたら幸運という感じなので、栽培量は少しだと思います。

冬は、以前からの付き合いをなんとなく継続していて、渥美半島(愛知県)のセロリが好みです。最近は冬場には沖縄のセロリも手に入ります。ただし、見かけだけがセロリというひ弱なのはたとえ地元のものであっても購入対象外です。葉も茎もほとんどすべてがおいしく食べられるような香りの濃い緑色のセロリにしか関心はありません。だから余計に食べたい量が手に入らない。

そういうセロリは、買ってきたあと(あるいは届いたあと)冷水につけておくと、どうだというくらいに葉も茎もシャキッとしてきます。無駄にするところがほとんどありません。いろいろな食べ方もできます。葉の柔らかいところや茎はサラダに、茎は糠漬けに、葉のかたい部分は炒飯の具材や佃煮に。

農林水産省の統計で、国産野菜の収穫量・出荷量などを都道府県別に整理したものがありますが(最新は平成26年分)、セロリ(セルリ―)もその統計の対象野菜のひとつです。地元の資料によれば北海道の年間セロリ生産量は1,000トン(平成22年)くらいで、農水省統計では日本全体の年間セロリ生産量は34,000トン(平成26年)なので、統計誤差というほど微量ではないのですが、統計上は北海道の生産量は全国生産量の一部としてその中に溶け込んでおり、個別の独立した生産量としては存在しません。

セロリの収穫量が日本でいちばん多いのは長野県、二番目が静岡県、両県を合わせると全国収穫量の64%です。愛知県は四番目。収穫量の多いのは、夏が涼しい長野県、そして冬があたたかい静岡県ということだと思いますが、その気候配置は、我が家の場合で云うと夏が冷涼な北海道、冬が温暖な愛知県(の太平洋側)ということになります。

セロリと、たとえば下の写真のような葉物野菜を適当に組み合わせると、満足感の高いサラダになります。それからセロリは(セロリに限りませんが)冷蔵庫では立てて保存。寝かせておくと起き上がろうとしてエネルギーを使ってしまい味の劣化につながります。

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