« 配偶者の「もったいないので」(その3) | トップページ | 料理自慢の温泉宿でもトレンドは甘い梅干し »

2015年10月13日 (火)

札幌で、台湾や中国を旅行した気分になる方法

中国や台湾からの観光客の爆買いの現場に銀座のデパートや札幌の家電(ないしは薬の)量販店で遭遇したら、その買い物風景のすごさを異文化風景のひとつとして体験できるかもしれませんが、台北や香港や上海を一人や二人で私的な旅行をするような経験にはなりません。しかし、それに近い経験を10月上旬の札幌市内の紅葉の景勝地ですることになりました。

そこは、観光バスや乗用車が乗り入れられるのは途中の駐車場までで、あとは、紅葉を堪能しようと思ったら、ベンチ型の椅子に20人くらい座れるくらいの大きさの電気バスに乗り換えることになっています。電気バスを使うのは、道路の狭いところなので、環境保護を兼ねた交通混雑の防止のためだと思います。徒歩でも大丈夫ですが、バス料金は片道300円くらい。

ある知り合いの案内でその紅葉景勝地まで足を延ばし、小さな電気バスに乗り込みました。バスは何台かあり10分間隔で発着しています。そのバスは立っている乗客もいてほぼ満員なので、ぼくたちも立っているしかありません。ぼくたちを入れて乗客は30人程度。

バスの中で聞こえてくる会話はどうもすべて中国語で、中国語以外の言語をしゃべるのは運転手とぼくたちだけのようです。バスの先頭座席に寄りかかっている添乗員らしき中国人中年女性は、仕事馴れしすぎた感じのうるさいくらいの声でスマホの相手と話していますが、他の乗客は、そのバスに関しては、交わされる会話は二~三年よりは静かになったようです。以前は、こういう場合の会話は、隣どおしで交わされるというよりも、空間を激しく飛び交うタイプのものでした。

電気バスの運転手の中に日本語の得意な中国人らしき人もいて、そうなると、小型の電気自動車という点を別にすれば、台湾や中国の地元の人たちが利用するバスに日本人旅行者がたまたま紛れ込んだといった雰囲気です。10分程度の距離の終点には10分おきにバスが到着しますが、降りてくる乗客から聞こえてくるのはあいかわらず中国語だけ。札幌にいながら台湾や中国を旅行した気分になるには、こういう方法もあります。

人気ブログランキングへ

|

« 配偶者の「もったいないので」(その3) | トップページ | 料理自慢の温泉宿でもトレンドは甘い梅干し »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

雑感」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1317632/62000337

この記事へのトラックバック一覧です: 札幌で、台湾や中国を旅行した気分になる方法:

« 配偶者の「もったいないので」(その3) | トップページ | 料理自慢の温泉宿でもトレンドは甘い梅干し »