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2015年12月25日 (金)

ふた昔前のお米を楽しんでいます

平成13年に地元のコメ専門家から「食味の面ではふた昔前の品種です」と評されたのが「ゆきひかり」という北海道のお米です。以前にも書いたことですが、魚沼産の「コシヒカリ」や北海道産の「ゆめぴりか」、あるいは山形産の「つや姫」を、マグロのトロだとすれば、「ゆきひかり」は「ササニシキ」がそうであるように地味な白身魚です。

農林水産省が公表している「平成27年産米の相対取引価格・数量(平成27年9月)(速報)」を見ると、上位6産地銘柄米の税込価格(玄米60kg)は以下の通りです。お米の美味しさのポイントは70年代以降は、「つや」と「粘り」であり、70年代以降に合意されるようになった米の美味しさを上位の6産地銘柄は兼ね備えています。

① コシヒカリ(新潟・魚沼)  20,208円
② つや姫(山形)         18,074円
③ ゆめぴりか(北海道)     17,080円
④ コシヒカリ(新潟・岩沼)  16,460円
⑤ コシヒカリ(新潟・佐渡)  16,451円
⑥ コシヒカリ(新潟・一般)  16,078円

「つや」と「粘り」に関して「コシヒカリ」に大きく差をつけられてしまった宮城県産の「ササニシキ」は 12,665円で生産量も少なく、調査対象銘柄の平均価格(加重平均)である13,178円にも及びません。つまり、「コシヒカリ」のような甘くてつやつやしていて粘りのあるコメが好きな消費者やコメ専門家にとって、それ以外のタイプのコメの評価は低い。

しかし、我が家での人気は高い。

50%未満に磨き上げた、よく冷やして飲む大吟醸酒が美味しい「コシヒカリ」なら、「ゆきひかり」は精米歩合が60%から65%の燗(かん)に向いた純米酒です。日本酒だけを軽い肴で味わう場合には、素朴な純米酒は大吟醸酒にかなわないかもしれませんが、食中酒としては、おそらく立場が逆転します。我が家で人気が高いのは、そういう理由からです。

               5kg

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