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2015年12月16日 (水)

函館までの北海道新幹線に関して

ある小さな新聞記事の見出しと本文の一部を引用します(日本経済新聞 2015年12月10日)。

「北海道新幹線 赤字見通し続く JR北社長、30年度まで」函館までやってきた北海道新幹線の今後3年間の収支見通しは、年平均48億円の赤字だそうです。「30年度に予定する札幌延伸までの収支について『新幹線単体の収支は改善できない』」。

まあ、誰が考えてもその通りで、青森から海の下のトンネルを通って函館までやってきた北海道新幹線を、勝手に東海道新幹線にたとえてみると次のようになります。

函館でおしまいということは、東京を出発して名古屋の手前、三河安城あたりが終点になっている感じです。名古屋や京都、大阪に行こうと思ったら在来線に乗り換えです。面倒なので新幹線を利用する意味はありません。大阪なら飛行機。京都も伊丹空港からバスに乗った方が便利です。

ぼくは新幹線が好きなので(なにしろ便利です)、東京-大阪間を飛行機でという選択肢はまずあり得ません。飛行場まではやはり遠いし、チェックインと搭乗前の荷物検査と搭乗時の行列というプロセスと時間は、飛行時間と較べて、いささかうんざりです。東京-広島間は迷うところですが、広島は飛行場までが遠くて不便なので、新幹線の座席で本でも読んでいた方がいいかもしれない。札幌から東京駅までが4時間以内なら迷うことなく新幹線です。4時間30分でもかまわない。午前7時発で、到着が午前11時30分。日帰りはきついけれど、本数と時刻表にもよりますが、できなくはない。

現在の(まだ走っていないのでまもなく利用できる)函館までの北海道新幹線が便利なのは、北海道へ来るときに羽田まで行くのがとても不便な北関東の方や、東京へ出る函館(ないしそのごく近隣)にお住いの方だけです。北海道を楽しむパッケージ旅行は飛行機利用にちがいない。

新幹線の駅ができる前はペンペン草の原っぱ状態だったのが、新幹線の開通でとてもゆっくりと、しかし気がついてみたらびっくりするくらいににぎやかになったというのは実際にあります。たとえば、東海道新幹線の新横浜駅とその周辺。しかし、それはターミナル駅である東京駅への途中停車駅だったからで、そういう意味では、当分は札幌というターミナル駅がない函館(正確には新函館北斗駅とその周辺)は、当分はどうなんでしょう。

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