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2016年1月 4日 (月)

元日の朝はお屠蘇(とそ)

元日の記事ではないので、お屠蘇(とそ)を話題にするのはどうもしっくりとこないのですが、まだ松の内なのでよしとします。元日の朝は、やはり、お屠蘇、屠蘇酒です。この芳香を味わわないと一年が始まりません。

お正月料理の食材に込められた意味は、家族が健康で長生きできますようにということなので、お屠蘇(屠蘇酒)も同じ役割を担っています。つまり、お屠蘇とは無病長寿を願って飲む薬酒です。

「屠蘇」とは恐ろしげな表情の漢字ですが、「屠蘇散」の外袋に書いてある説明によると「邪気を屠(ほふ)り、魂を甦らせる」ので「屠蘇」と名付けられたらしい。屠るとは、鳥獣の体を切り裂くことです。だから、「屠蘇」とは「蘇」という種類の悪鬼を「屠る」という意味だという別の説にも説得力があります。

お屠蘇は、おいしい日本酒に屠蘇散(とそさん)を入れて作ります。味醂(みりん)を使う家庭もありますが、我が家では甘いのは好みではないので、日本酒です。数種類の独特の香りを持つ生薬を詰め合わせたもの(屠蘇散)を日本酒に浸して、生薬成分と芳香を浸出させたものがお屠蘇です。

屠蘇散は生薬なので、日本酒売場で売っているわけではありません。お正月用品やお正月食材のコーナーにもおいてありません。年末に造りのしっかりとした味醂を買ったときにおまけでついてくることもありますが、屠蘇散の売り場は、普通は、薬局です。

下の左側は、薬局で販売している典型的な屠蘇散の外袋です。中に、紅茶パックのような感じの屠蘇散が入っています。お屠蘇を元旦の朝に間に合わせるためにはそれを大晦日の夜に、たとえば一合の日本酒の中に浸し、一晩寝かせておきます。

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お屠蘇はたくさん飲むものではありません(飲んでもかまいません、お好きなように)。最初は屠蘇酒、それから普通のおいしい日本酒というのが我が家の順番です。

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