« 「吟風」のひとつの評価 | トップページ | 二月中旬の硬いカボチャ »

2016年2月17日 (水)

秀逸なコピーではあるのですが・・

朝刊に何枚かの折り込みチラシがはさまれており、そのうちの一枚に秀逸なコピーを発見しました『50代。鏡の中に、すごいオバサン。わたしだった。』『ゆるむ50代、下がる60代。ふとした時に感じる年齢。』これを作ったコピーライターに会ってみたくなります。ショウ・ウィンドウにみっともない奴が写っている、気がついたら自分だった、というのは以前からあったパターンですが、ここではそういうことは気にしない。

この会社は、以前、『ウソっ、血圧130もある!』というコピーをインターネットに流してDHA/EPAを含んだサプリメントのプロモーションに熱心だったのですが、あるときから消えてしまいました。

あるときとは、人間ドック学会が2014年4月に健康な1万人の検査データを分析し、それまで「収縮期血圧は129以下、拡張期は84以下」とされていた数値を、「収縮期血圧は147以下、拡張期血圧は94以下」と改定したときです。血圧は「年齢+90」以下であればよいという簡便方法が使われていた時期もありましたが、ヒトの全般的な健康指標としての血圧基準は、簡便方式に逆戻りしたとも云えます。その方が便利で正しい。

この会社は、「厚生労働省では・・・『DHAおよびEPAの目標摂取量を1日1g以上が望ましい』としています。驚くことにその量はクロマグロの刺身(赤身)で例えると約9人前以上。」という事実の一部だけを超拡大コピーしたようなコピーを今でもときどき流しています。

そういう文脈で考えると『50代。鏡の中に、すごいオバサン。わたしだった。』『ゆるむ50代、下がる60代。ふとした時に感じる年齢。』の持つインパクトもけっこう割り引く必要がありそうです。

関連記事は「DHA・EPAサプリメントの宣伝コピーに、ちょっと違和感」。

人気ブログランキングへ

|

« 「吟風」のひとつの評価 | トップページ | 二月中旬の硬いカボチャ »

ヘルシーエイジング」カテゴリの記事

経営とマーケティング」カテゴリの記事

雑感」カテゴリの記事

食べもの」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1317632/63975436

この記事へのトラックバック一覧です: 秀逸なコピーではあるのですが・・:

« 「吟風」のひとつの評価 | トップページ | 二月中旬の硬いカボチャ »