北海道は、まだ、光りの春
午前6時より前に空が明るくなり始めるのを見るのは嬉しいものです。春の接近を実感できるからです。そういえば、さる教養溢れるオバサンから「利口ぶって漢字を書き散らかしているけれど、学識の程度はまだまだね」と揶揄されたある平安時代のオネーサンも、春はあけぼの、と書きました。春は光に宿るようです。札幌のような冬の長い場所では、とくに陽の光に敏感になります。
ある農業グループが、消費者直送の農産物に添付するために発行している2月21日付のニューズレターの中に以下のような一文がありました。「2月は光の春と言われるように、日差しも明るく、日も長くなってきましたね。畑はまだ雪の下でも、苗の準備はもう始まります。」
その農業グループとは関係のないあるトマト農家のトマト苗の栽培スケジュールは、たとえば以下のようです。春が光に宿りはじめる2月と3月から苗の栽培が始まります。
下の写真は2月下旬の朝の様子ですが、雪が降り積もったばかりなのでまだ冬というのか、それとも朝の光にはすでに春が現れているといるのでもう春と呼ぶのか。
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