地元の月刊「週刊誌」
ここで云う「週刊誌」とは、電車や新聞に掲載されている文字中心の広告を眺めているだけでほぼその内容が想像できるし、その方が楽しいので、実際の購入には決して至らない種類の週刊雑誌のことで、「週刊□□」とか「週刊■■」とかがその代表例です。
しかし、しかたなく順番待ちをする場所や、どちらかというと古いタイプの喫茶店で時間調整をするような場合に、そういう雑誌が置いてあると、スポーツ新聞などといっしょに何となく手に取ってしまうことがあります。
そういう週刊誌に近い性格の紙質のよい月刊誌が地元にあって、こちらには地元の政治サークルや経済サークルのゴシップ的な記事がたくさん掲載されています。紙質がよいというのは写真付きの記事が前提となっているからでしょう。きれいな女性のいるバーやクラブの宣伝風の紹介ページや病院・歯科医院やその他の各種業界の特集も定例みたいなので、安定した定期購読者層に支えられているのだと思います。書店の雑誌コーナーに並んでいますが、実際に誰かが買うのを目撃したことはありません。
この月刊「週刊誌」も、地元の日刊紙や全国版の経済新聞とセットのような感じで、企業や施設のロビーや、順番待ちをする場所や、札幌中心部のビル街の地下喫茶店などに置いてあるので、ぼくもパラパラとページを繰る場合があります。今月号は、ある国会議員の補欠選挙に関する取材やインタビューと地元のプロ野球球団の特集がメインのようです。
それから、この雑誌で紹介されるススキノのバーやクラブに所属するところの、複数のきれいな女性たちの髪型がおたがいに(見分けがつかないくらいに)よく似ている場合が多いのですが、それはなぜなのか、その理由について、雑誌を片手に思索することも可能です。次回、お世話になっている美容室に行ったときに、そのことを話題にしてみるつもりです。
ベストセラー雑誌ではないのかもしれませんが、足で稼ぐマーケティングがしっかりとしているのかロングセラーであることは間違いないようです。義理で購読を開始した定期購読者も、意外と細部に目を通しているのかもしれません。
| 固定リンク
「経営とマーケティング」カテゴリの記事
- 「土地の記憶」「水の記憶」のカラー印刷はコンビニが便利(2021.01.18)
- 急いでいるときは「レターパックライト」は使わないほうがいい(2021.01.15)
- 女性知事の「Stay Home」発言が「お座り」に聞こえる(2021.01.14)
- その中華料理店で優遇されていたのはビールと焼酎(2021.01.13)
- 新潟県五泉市産の里芋(2020.12.29)
「雑感」カテゴリの記事
- 窓の雪とホワイトアウト(2021.01.20)
- 「土地の記憶」「水の記憶」のカラー印刷はコンビニが便利(2021.01.18)
- 急いでいるときは「レターパックライト」は使わないほうがいい(2021.01.15)
- 正月が近づくと海鮮類が高くなる(2020.12.30)
- 冬至です、これから日が長くなります(2020.12.25)
コメント