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2016年5月17日 (火)

米(と小麦と肉と魚の)のひとりあたりの年間消費量の推移

米穀安定供給確保支援機構」によれば、2015年度(2015年4月~2016年3月)の国民ひとりあたりの月間コメ消費量は、4,386グラムで、14年度と比べて3.7%少なくなったそうです。ひとりあたり月間平均消費量が4,386グラムということは、年間消費量だと52.6キログラムになります。60㎏(の壁)を大幅に割り込んでしまいました。コンビニ弁当などの「中食」消費は増えたものの、自宅で炊いたご飯(お米)の消費量が減少し、結果として逓減傾向にあったコメ消費がそのままその傾向を継続、ということです。

米、および小麦の年間消費量の推移を1965年(昭和40年)から2015年(平成27年)まで、あらためて眺めてみると、以下のような具合です(下の折れ線グラフ)。「米を60㎏と小麦を30㎏」というのがぼくの最近の記憶にある日本人ひとりあたりの年間消費量だったのですが、「米50㎏、小麦35㎏」という組み合わせに接近しつつあるみたいです。

19652015

米と小麦という二つの主要穀物の消費量合計が90㎏から85㎏に接近しているということは、炭水化物の消費量が減少しているということですが、それでお腹がすいてないとすれば、その代わりに肉や魚や野菜をいっぱい食べているのか。

1985年と2010年の日本人ひとりあたりの肉と魚の消費量を比較すると、肉の消費量は34kgから48㎏へと確かに増加していますが、魚は70㎏から54㎏へと減少です(下の図表、データはFAO)。

1_1985_2010


「米+小麦+肉+魚」のひとりあたり年間消費量を足し合わせてみると

1985年が、米74.6㎏+小麦31.7㎏+肉34㎏+魚70㎏=合計210.3㎏
2010年が、米59.5㎏+小麦32.7㎏+肉48㎏+魚54㎏=合計194.2㎏

つまり、単純な重量比較では、2010年は1985年よりも食べる量が8%減少したことになります。

ぼくの売り場での観察によれば、野菜の好きな家庭も多いけれども、そうでない人はもっと多い。若い調理系男子は買い物カゴに野菜も多いのですが、若い女性の買い物かごは加工食品とお菓子とジュース類が中心です。つまり、210㎏と194㎏の16㎏の差を野菜消費量を増やして埋めているというのは考えにくい。

手軽でカロリーが多くて食が進むところのマヨネーズたっぷりの焼きそば弁当やツナマヨおにぎり、あるいはお菓子みたいなものがますます好まれているのかもしれません。オランダ人ではありませんが、ジャガイモ(フライドポテト)が主食の一部になっている可能性は高い。トウモロコシ由来のジャンクフーズもあります。あまり健康にいい食事とは思われませんが、それは、まあ、別の話です。

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