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2016年6月21日 (火)

6月中旬に旭川産の新タマネギという不思議

性質(たち)のよくない青果店というのは、やはり、あるものです。札幌から車で1時間ほど北に行ったあるところの、ある道の駅で商売をしている、ある青果店での先週末の出来事です。

育ち過ぎたような大きさの新タマネギをいくつか袋に詰めたのを、とくには安い値段とは思えない価格で大きな段ボール箱にたくさん並べてありました。この時期は、北海道産の野菜は、小松菜のような葉物野菜やアスパラガスなどは野菜売り場の棚を賑(にぎ)わせていますが、大根やニンジンやタマネギのような根菜類はまだ本格的な出荷時期ではありません(大根は道南物がすでに出回っていますが)。だからなのか、北海道以外が産地の野菜を販売しています。手書きPOPには「産地直送」。たとえば、愛知県産の赤紫蘇などもありました。まあ、それはそれで、けっこうなことではあります。

「あのー、産地表示がないんですけど、あそこのタマネギ、産地はどこですか?」という声が、ある買い物客からお店の担当者にかかりました。担当者の1人は、農業機械のメーカーが良く配るタイプの野球帽をかぶった痩せたオヤジ風貌の男性で、彼が即座に答えます、「旭川だよ。」

そのやりとりを見ていたぼくは思います。おいおい、北海道の新タマネギの季節は8月からだよ。今、北海道で野菜売り場に並んでいるのは、たいていは佐賀県など九州の新タマネギです。そういうタマネギは新タマネギらしく、ほどよく甘い。サラダやお味噌汁などにも向いています。しかし、この時期に旭川でそんな育ち過ぎみたいな新タマネギがとれるわけはない、そうでしょう、オヤジさん。お客をだましてはいけません。

道の駅でお店を構えている嬉しくなるような品揃えの八百屋もあれば、今回のようなマユツバの八百屋もあります。

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