イタリアンパセリのその後
5月31日の「気の短い人のおかげで、イタリアンパセリとルッコラは大迷惑」の続編です。その記事の書き出し部分を引用します。
「今は昔、あるところに気の短い男の人がいました。ルッコラなら種を播いて4日目には新芽の緑が観察できるのに、イタリアンパセリは10日たっても大きな丸い鉢植えの土に新芽の影が見えません。イタリアンパセリがゆっくりしたタイプだとその男の人は承知してはいましたが、今年は原因不明の全滅かもしれないと思いこみ、パセリの種を播いたのとほぼ同じ場所に指で浅い筋を作り、ルッコラの種を播いてしまいました。その結果が下の大混雑です。」
その鉢ではイタリアンパセリだけを残すために、食べられる大きさに育ったルッコラを徐々に間引きしていったので、隣で大きな顔をしているルッコラに押され気味だったイタリアンパセリが、現在では我が世の夏を歌っており、別の複数の鉢のルッコラと同様に毎日のサラダ食材の一部になっています。温厚な香りと優しい味わいにわずかに辛みも混じっているのがけっこうな按配です。
ちぢれた種類のパセリは食べておいしいものではありませんが、こちらのタイプはそれだけをもりもりとはいかないにしても、他のサラダ野菜と組み合わさるとどんどんと食が進みます。
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