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2016年7月 1日 (金)

箱根は雨がよく似合う

箱根といっても必ずしも温泉とは限りません。所用のついでに雨の箱根まで足を伸ばしてみました。箱根という土地には雨がよく似合います。季節が初夏なら、紫陽花の青紫や広葉樹の緑は、雨に打たれていっそう微妙な色合いに変化し、緑は濃さを増しています。

箱根には結構な美術館があります。白い建物のポーラ美術館です。ぼくが行ったときは、強い雨脚が去ったあとで、煙ったような六月の雨でおおわれた樹木の緑と建造物の白さとの対比がみごとでした。そういう柔らかい雨の美術館で――そして、時間帯と展示室の種類によっては、ぼくのためだけの貸切りに近いような状態で――ゆっくりと過ごす二時間は、相当な贅沢でと云えます。

ある企画展示の流れのなかで、ロートレックの「楽屋の踊り子」やピカソの初期の頃の作品、モネの睡蓮の連作の初期の頃のとても奥行きのある一枚が、流れを構成する他の作品といっしょにさりげなく飾られているのに出合うのは嬉しいものです。温泉に入らない箱根も悪くありません。

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