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2016年7月14日 (木)

手軽な「洋服の補修ビジネス」に、ちょっとびっくり

寡聞(かぶん)というのは見聞の狭いことですが、こういう地味なビジネスが全国でチェーン展開されているとは、寡聞にして知りませんでした。
 
ワイシャツやポロシャツのボタン付けなら何とかなっても、あるいは一般のジャケットのボタン付けなら裏留めボタンまで含めて何とかなっても、アマチュアには何ともならないボタン付けというのもあります。
 
コートのボタンが緩んできてそろそろどこかで補修しておかないとまずいなと思い始めたのが昨年の晩秋でした。表のボタンのための裏留めボタンが生地と生地の間にひそかに隠れているようなタイプのもので、家庭では無理な種類の作業です。しかし、どこへ「手軽に」持ち込んだらいいのかがよくわからない。
 
コットンパンツやデニムズボンの裾上げの調整もアマチュアにはやっかいです。アマチュアではその手の業務用ミシンや適切な糸もそろっていないので技術的に無理か、あるいはやろうと思えばできるのだけれどそうすれば仕上がり具合に補修者のアマチュアとしてのお里が見えてしまう。要は、見栄えが良くない。洋服の補修にはそういう難しさがあります。
 
さきほどのコートのボタンの件ですが、2か月ほど前に、オーダーメイドの紳士服専門店の店先で展示してあるサンプルを眺めていたら、ご主人が出てきて「中に入ってごらんになりませんか」。その時に、懸案事項であるコートのボタンのことをふと話題にしたのですが、こういうところでボタン付けの補修を頼むと、一緒にフラノのジャケットでも注文しないと収まりがつかなくなる気がして、結局、手つかずのままです。
 
インターネットで次のような洋服補修ビジネスの利用者コメントに出合いました。そのまま引用します。『出先でコートの一番上のボタンが外れてしまいました。10分ほどで直していただき、非常に助かりました。お値段は320円程でした。裏留めの有無をきちんと確認してもらえたり、対応もスムーズで、街中で困った時はまた使いたいと思います。』日付は2014年12月。こういうサービスが存在しているらしい。
 
それをきっかけに手軽に頼める洋服の補修やリフォームに関するビジネスについて調べてみると、世間は知らぬ間にずいぶんと進んでいました。気に入ったものを大事にする人、使い続ける人が明らかに増えてきたのでしょう、それに、余分な出費を切り詰めるという人々の経済姿勢が重なって、こういうビジネスに対する安定的な需要を形成しているようです。
 
なにか手ごろな洋服の補修をそういうチェーン店のひとつに、近いうちに持ち込んでみようと思っています。その結果に満足なら、大切に着続けている懸案のコートのボタンです。

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