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2016年7月28日 (木)

酒粕でお菓子、酒粕で甘酒

酒粕(さけかす)は甘酒づくりに便利です。しかし、我が家では、甘酒は酒粕(さけかす)を使った簡易版ではなく、麹(こうじ)を使ったまじめなタイプが好みで、実際に後者をよく作って楽しんでいます。しかし、酒粕も吟醸や大吟醸のそれとなると酒粕の甘酒も深い味わいになります。でも、そういう酒粕は直接に蔵元からでないと普通は手に入らない。運が良ければ、毎年11月から3月くらいにデパ地下などでそういう洗練された酒粕に巡り合える場合もありますが・・・。
 
酒粕を使ったお菓子についての会合があったので参加してみました。酒粕を使ったお菓子といっても小麦粉や砂糖などが大半で酒粕の分量はわずかです。酒粕を多量に有効活用するというわけにはいかないみたいです。しかし、わずかな量が量とはいってもそのお菓子ににもアルコール分は1%程度は含まれるので、子供向けの食べものとしては無理がある。ブランデー入りのチョコレートと同じです。
 
酒粕を使った粕漬けや味噌を使った味噌漬けも生魚の切り身などの数日間の保存には便利です。保存と同時に酒粕や味噌の風味がしみ込んで、塩焼きや煮つけでは決して出ない深い香りが漂います。こちらの方が、お菓子よりは酒粕を多量に使うのは間違いない。しかし、主題は酒粕を使ったお菓子のような甘いものです。
 
そういう主題の展開の中で、甘酒も話題になったのですが、酒粕を利用した市販の甘酒や、どこかの大吟醸の酒粕でつくったあるお店の甘酒はとてもおいしいという話が多くて、つまりそれがデフォで、麹を材料にしたタイプの甘酒を自分で作って味わうということには関心のない方が多かったようです。
 
甘酒は夏の季語です。古くから夏の飲み物として楽しまれてきました。季語になった当時の甘酒は麹を使って自宅で作った甘酒だったと思いますが、江戸時代の夏の風物詩のひとつが「甘酒売り」でした。したがって、今の俳句なら、コンビニで買ったペットボトル入りの甘酒が登場しても不思議ではないのかもしれません。

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