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2016年7月12日 (火)

地元産のマイナーなサクランボ

デパ地下に並ぶ豪華絢爛なメロンやマンゴー、あるいはイチゴやサクランボといったような果物は、遠方からやってきたのはとくに、そのパッケージングからして小型の超精密測定機器を扱う風情なので、値段と色艶とパッケージングの妙を感心して眺めるだけですが、近所の小売店の野菜・果物コーナーに、地元産(たとえば、北海道の果樹栽培の中心地である仁木町)の珍しい種類のサクランボがとても穏当な価格で並ぶことがあります。
 
この前出合ったのは「小夏」という名前で、アメリカンチェリーと総称されている米国のサクランボのような色をしたものでした(下の写真)。
 
20160710
 
調べてみると、「小夏」は、「セネカ」というニューヨーク州で1924年に育成された甘みが少なく酸味が強い品種と、日本の「佐藤錦」という日本のサクランボの代表品種の交配から生まれたものだそうです。生まれ故郷は山形県。
 
傷みやすく、日持ちせず、流通向きでないサクランボが農園(おそらくおもに観光農園)を出て、地元の特定の流通チャネルにわずかに出荷されるという話も耳にしますが、「小夏」は必ずしもそういうタイプではないようです。甘さと酸っぱさの両方が楽しめ、濃い赤の色の具合からもカリフォルニアにでも旅行している気分になれます。もっとも、最近は「酸っぱい=まずい」という感性をお持ちの方もいらっしゃるので、そういう人向きではないかもしれません。
 

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