走るのが好きな人、歩くのが好きな人
たとえば、夏の土曜日の夕方に時速6kmくらいの速さで30分から40分くらい早歩きするのが好きです。札幌なのでTシャツを2枚重ねにしておかないと肌寒い日もありますが、いい汗をかけます。1時間でも構わない。しかし、その場合には速度を少しだけゆるくする。走るのは好みではありません。
歩く僕よりわずかに速いスピードでよたよたと進み、いかにも頑張っている雰囲気のジョガーにも出会います。走るのが好きなのか、それとも我慢して走っているという自覚が好きなのか。
走る人も、運動として早足で歩く人も、横断歩道の赤信号で足踏みするのは嫌いみたいです。だから、赤信号に出合うことのない、一周が1kmくらいのブロック周回路のような舗装された大きな歩道を利用する人が多い。しかし、こういう周回路の欠点は、目に入る風景が繰り返しになることです。
早足に歩く場合は、風景の変化を楽しむことと信号待ちのイライラや退屈に折り合いをつけさせることが比較的簡単にできます。赤に変わりそうなときはさっと走る。それが面倒な場合は、手を高く挙げて横断歩道をゆっくりとわたる。
配偶者と一緒に歩くことが多いのですが、まれに同じような歩くカップルに出会います。しかし、向こう側から近づいてきて僕たちと逆方向にすれ違っていくのは、たいていは、一人で黙々と走る人たちです。
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