« 続・食品表示法に関する違和感 | トップページ | シンプルで雄弁な欄外メッセージ、あるいは「続・食品表示法に関する違和感」・補遺 »

2016年11月14日 (月)

野菜売り場にトマトがない

近所の小売店の野菜売り場にトマトが並んでいないそうです。そう配偶者から聞きました。地震と台風の影響が徐々に効いてきたのかもしれません。
 
トマトは、原産地が南米の山岳地帯なので、直射日光のような強い光と比較的冷涼な気候が好きです。そういう組み合わせを好むDNAが組み込まれています。だから、北海道では夏から秋にかけてトマトが収穫され、九州では冬から春にかけてトマトが収穫されます。前者を「夏秋トマト」、後者を「冬春トマト」と呼びならわす習慣です。
 
「夏秋トマト」の主な生産地のひとつは北海道、「冬春トマト」は熊本と愛知。それぞれの地域の生産時期と「強い光と比較的冷涼な気候の組み合わせ」がだいたい重なっています。日本では、皆さんトマト好きなので、どの都道府県でもトマトを生産していますが、収穫量(出荷量)の多いのは(多い順に並べると)、熊本・北海道・茨城・千葉・愛知です。熊本と北海道で全国収穫量の24%を占めます(農水省 2014年)。
 
札幌で寒い時期に生のトマトを食べようとすると、つまりサラダに生のトマトが欲しいような場合には熊本産を買うことになるのですが、それが現在売り場にないというのは熊本から札幌への流通量がけっこう減っているのでしょう。
 
サラダでなければ、夏の間に作り置きしていた調理用トマト(北海道産)で作ったトマトソースを使うという手があります。関連記事は『調理用トマト「なつのしゅん」と、2016年版のトマトソース』。

人気ブログランキングへ

|

« 続・食品表示法に関する違和感 | トップページ | シンプルで雄弁な欄外メッセージ、あるいは「続・食品表示法に関する違和感」・補遺 »

季節と時節」カテゴリの記事

経営とマーケティング」カテゴリの記事

野菜と果物」カテゴリの記事

食べもの」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1317632/68405605

この記事へのトラックバック一覧です: 野菜売り場にトマトがない:

« 続・食品表示法に関する違和感 | トップページ | シンプルで雄弁な欄外メッセージ、あるいは「続・食品表示法に関する違和感」・補遺 »