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2017年3月29日 (水)

「札幌のタマネギと昭和10年頃の野菜倉庫」・補遺

札幌市北区の篠路(しのろ)駅前には、昭和10年頃に建てられた野菜倉庫(タマネギ倉庫)が複数立ち並んでいます。
 
記念物的な状態でただ保管されているものもいくつかあるのですが、現在は自動車修理工場となっている現役の旧タマネギ倉庫もあります。それ以上に興味深かったのが、昭和10年当時からタマネギ倉庫として出発し、現在でも、倉庫として機能している当時の倉庫がいくつかあることです(当然リファービッシュ済みだとは思いますが)。
 
その倉庫会社のウェブサイトを拝見すると、以下のような会社紹介がありました。
 
「昭和10年、当地域における特産品の玉葱の保管及び、国鉄札沼線(現JR学園都市線)篠路駅より貨車を利用して全国消費地へ発送する業務を目的に創業致しました。・・・中略・・・現在は普通倉庫業及び危険品倉庫の保管荷役業務を柱に、物品の簡易加工から貨物の集配まで物流に関する一切を業務とさせていただいております。」
 
下はその現役倉庫の外壁のひとつです。札幌軟石と呼ばれる石で作られています。
 
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札幌軟石とは、札幌市南区で産出される凝灰岩の石材のことです。明治時代から昭和初期にかけて札幌市、小樽市周辺の建物の建設資材として用いられました。観光地として人気のある「小樽運河倉庫群」はこの札幌軟石を使った建造物です。
 
札幌には「石山通り」というとても交通量の多い道路がありますが、当時はこの通りを使って札幌軟石が大量に輸送されたのでしょう。
 

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