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2017年3月 3日 (金)

水道水と塩素

札幌市水道局のウェブサイトに「水道水質トピックス」という水道の水質についてわかりやすく説明したコーナーがあり、その中の主題のひとつが「残留塩素」ですが、以下の表と文章はそのコーナーからの引用です(文章は『・・』部分、ただし下線は「高いお米、安いご飯」)。

Topix_6_fig5

『本市(札幌市)が水源としている川の水はとてもきれいですが、それでも水中には数多くの微生物が生息しています。中には病原性の細菌など有害なものも存在するため、浄水場でしっかりと消毒をする必要があります。しかし、ただ消毒をしただけでは、皆様のお宅の蛇口に届くまでに細菌が再発生してしまう恐れがあります。

そこで役に立つのが塩素です

塩素消毒が優れているのは、水中に残った微量の塩素(これを残留塩素と呼びます)の働きで、水が蛇口に届くまで消毒効果が持続するところです。残留塩素が途中で消えてしまわないように、浄水場では塩素の量を調節しているのです

※水道法により、蛇口から出た時点で最低でも0.1mg/Lの残留塩素を保つよう定められています。また、水道水の味を損なうことのないように、1.0mg/L以下とする目標も定められています。本市(札幌市)の水道水の残留塩素はおおむね0.3~0.5mg/Lです。』

『※煮沸レモン汁を入れることで残留塩素(カルキ臭の原因)が除かれます。保存はせずに早めにお飲みください。』

仕事や個人旅行での経験などをもとに日本各地の水道水を「おいしい」と「まずい」に二分すると、札幌市の水道水は「おいしい」に入ります。それも相当にレベルの高い方の「おいしい」だと思います。

それでも、料理や食材洗いには浄水装置を通した水道水を使っています。水道水から塩素やその他の不純物を取り除いた水を使うためです。

一般のスイミングプールでは水質の関係で泳げない医療関係の若い知り合いがいます。塩素消毒されたプールの水が肌に合わないという意味です。すぐにかゆくなり、我慢して泳ぐと肌荒れが生じるそうです。だから、水が塩素消毒でないタイプのスイミングプールを利用している。消毒効果のある塩素には、人によってはそういうマイナスの影響力もあるということです。

スイミングプールで消毒の目的に用いられる塩素剤は、一般的には下記のものがあります。

(1)次亜塩素酸ナトリウム液
(2)次亜塩素酸カルシウム
(3)塩素化イソシアヌル酸

厚生労働省のウェブサイトで「浅漬の衛生管理について」という箇所を拝見すると市販の浅漬けは「塩素殺菌」ないし「加熱殺菌」することが義務づけられていますが、「塩素殺菌」に使われるのが、その「次亜塩素酸ナトリウム溶液」です。

料理や食材洗いに塩素を取り除いた水を使うのなら、お風呂やシャワーというヒトを洗う場でも塩素を除去した水(湯)を使った方がよさそうです。塩素除去カートリッジをビルトインするタイプのシャワーヘッドに替えてみたら、お湯が柔らかくなりました。それなりの「投資効果」はあったようです。

 

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