ルッコラを活ける
野菜などが伸びすぎて硬くなり食べられなくなった状態を「薹(とう)が立つ」といいます。ヒトを対象にした比喩的な表現としても用いられますが、面と向かって使う表現ではありません。たいていは、こそっと使う。しかし、相手がルッコラの場合はそういう気遣いは要らない。と、思います。
ルッコラは2個のプランターと1個のすり鉢型の大きな鉢植えで順番に食べられるような具合に栽培していますが、サラダで食べる量がルッコラの成長に追いつかないと、食べごろを過ぎて薹(とう)が立ったルッコラが出てきます。
しかし、その薹が立ったルッコラを活けておくと、少し黄色みがかった白い花が咲きます。地味な可憐な花です。玄関に、どうだ、という感じで飾る花ではありませんが、花瓶に生けたのを室内のそれらしい場所に置いておくと、その一画がなごみます。
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