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2017年7月20日 (木)

果物も、褒められたりけなされたり、たいへんです

食べものの構成要素は、最近の分類では、「栄養素」と「嗜好成分」と「その他の生体調節に関与する成分など」となっています。
 
「栄養素」とは「タンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルなど栄養に関する成分」、「嗜好成分」とは「食べものの持つ色素や甘味や酸味や香りなど食欲に関係するような成分」、「その他の生体調節に関与する成分など」とは「おなかの環境を健康な状態に整えたり、血圧の上昇を抑えたり、抗酸化作用によって老化や動脈硬化を予防する成分(オリゴ糖・食物繊維・ペプチド・ポリフェノール・カロテノイドなど)」のことです。ただし、複数の機能を持つ成分も少なくないので、この分類はお互いに重なり合う部分を持たせた区分です。重複部分のない円グラフのようなスパッとした分類図にはなりません。
 
少し細かいですが、炭水化物は、以前は「糖質」(可溶性で消化されるもの)と「繊維」(不溶性で消化されないもの)に二分されていました。しかし、「糖質」のなかにも消化されないものがあることが分かってきました。しかし、ここではそういう細かさは気にしないことにします。
 
「日本食品標準成分表 2010」によれば、たとえば「リンゴ」(生)の成分構成は、可食部100gあたり、以下のようになっています。
 
・水分: 84.9g
・タンパク質: 0.2g
・脂質: 0.1g
・炭水化物: 14.6g
(このうち糖質は13.1g、食物繊維は1.5g。炭水化物から食物繊維を引いた量を糖質とした。)
・ミネラルとビタミン: 0.2g
 
果物は、野菜と同じように、ビタミン、ミネラル、食物繊維の供給源と位置づけられてきまし、その位置づけに変わりはないのですが、痩せたい人やもっと健康になりたい人が少し前から果物の甘さ(果糖)に異議を唱え始めました。たいていの果物は甘い。だからぼくたちは甘さを引き立てるいろいろなタイプの酸味も含めて果物の持つその甘さと食感に引きつけられますが、その甘さ(果糖)が人の健康に悪さをしているというのがその異議の骨子です。
 
食べて問題のない果物は、ラズベリー、ブラックベリー、ストローベリー(最近の日本の甘いイチゴではなく酸味の強いタイプ)くらいだと考える人もいる。なぜなら、果糖は、普通の砂糖よりも中性脂肪値を上昇させ、その結果、代謝障害を引き起こすからだそうです。
 
果物も、褒められたりけなされたり、たいへんです。
 
どう考えるかはぼくたちが自分で判断すればいいことですが、いろいろな果物にはどれくらいの糖質が含まれているのか。自分で「成分表」をひとつひとつ調べるのは面倒なので、「糖質制限ダイエットクラブ」の「果物の糖質量ランキング」からデータを引用させていただきます。このデータも「日本食品標準成分表」をもとにしたものです。
 
リンゴとアボカドに色付けしてあるのは、我が家では北海道産のリンゴをよく食べるということと、いちばん糖質の少ない果物がアボカドだからです。
 
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