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2017年8月 3日 (木)

札幌の街路樹

先週末、散歩の途中で、その数日前まではそこで夏の葉を茂らせていたはずの落葉広葉樹が伐採されていました。たしかナナカマドかモミジだったと思います。どうしたのかと思い近づいてみると、電動ノコギリできれいに切られており、上から覗き込むと、中に空洞ができていました。その空洞にはアリが盛んに出入りしていました。その広葉樹はアリ被害にあったものだと思われます。
 
そのままにしておくと、例えば次の台風の時に倒壊してまわりに迷惑を及ぼす恐れがあるという判断で、市の植栽関連の職員が伐採したのでしょう。
 
A 伐採された街路樹
 
B
 
札幌は落葉広葉樹の街で、そういうのは街中を歩けばわかりますが、この伐採で、その内訳がどうなっているのか気になったので、「さっぽろの街路樹」という札幌市のウェブページを拝見してみました。そこに「札幌市街路樹樹別一覧」(平成28年3月31日現在)という資料があり、札幌市の街路樹の内訳が出ています。
 
札幌は全体としては街路樹がとくに多いという印象はありません。地域による粗密の差が大きく、多いところは歩けば一面の緑ですが、少ないところは緑の印象が薄い。
 
札幌市の街路樹本数は、234,908本で、そのうち落葉樹が205,734本(88%)、針葉樹が29,174本(12%)です。
 
落葉樹のうち本数の多いのは、多い方から順番に
 
・ナナカマド
・イチョウ(銀杏)
・カエデ(楓)
・ニセアカシア
・プラタナス
・ハルニレ(春楡)
・ボダイジュ(菩提樹)
・サクラ(桜)
・シラカバ(白樺)
 
だそうです。ナナカマドは約35,000本。シラカバ(白樺)やサクラ(桜)がだいたい10,000本。上位の9種類には街中を所用で歩き、近所を散歩していると必ず出合います。
 
少し意外だったのが、ポプラ。札幌市に2,500本しかありません。台風などで倒れやすいので、大学の広い構内には向いていても(たとえば、北海道大学のポプラ並木)、一般の街路樹向きではないということでしょうか。
 
常緑樹は、多いのがエゾマツ(資料ではトウヒ)です。トウヒは漢字では唐檜、材質がヒノキに似ていて代用として使えるため、唐風のヒノキの意だそうです。
 
余計なことですが、街路樹は細かく本数が管理されているみたいなので、たとえば平成30年3月31日現在の資料では、この平成29年の夏に伐採された広葉樹はどういう扱いになるのでしょう。
 
同じウェブページには、「樹木診断  老木化が進んだ樹木はしだいに内部が空洞化するなど、倒れる危険性が少しずつ増していきます。街路樹の倒木を未然に防ぐために、樹木の健全度を調べる樹木診断を実施し、倒木や幹折れの恐れがある場合は若木に植え替えて、樹木更新を行っています。」とあるので、本数は変わらないかもしれません。
 
蛇足ですが、下の写真は、札幌市内のある農業関連の大学の白樺並木です。以前、TPPのシンポジウムがそこであったときに撮影したもの。
 
Photo

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