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2017年8月10日 (木)

ランドセルとバックパック

カラフルで高価そうなランドセルのテレビコマーシャルが流れています。この時期に予約しておかないと来春の入学式には間に合わないそうです。
 
夏休みで子供を連れて帰省した時に、おじいちゃんとおばあちゃんは可愛い孫のために奮発するのでしょう。「お父さん、今、注文しておかないとだめなの」と、母親が実父であるおじいちゃんに頼んでいる光景が浮かびます。最近の高級炊飯器はとれも高価ですが、人気のランドセルもそれくらい値が張るらしい。
 
「ランドセルって不思議な言葉だな、もともとはどこの言葉だ?」と、ずっと以前にお世話になったにもかかわらず、そういう感想をもらすと、そばから、「もともとはオランダ語ですって」「そうかも」
 
本棚の隅に初版が昭和34年の「オランダ語 常用 6000語」の第5版(大学書林、昭和51年)があるので(どうしてそういうものを持っているのかについては説明しませんが)、それをもってきました。ランドセルに該当するあたりの単語を探します。
 
「ransel  (男性名詞) 背嚢、ランドセル; 殴打」 とありました。納得です。
 
背中に背負うバッグなので背嚢(はいのう)ですが、小学生バージョンがオランダ語源のランドセル、登山やハイキング用がドイツ語源のリュックサック、そして青年用や大人用(含、ビジネスマン用)は英語でバックパックと、標準的な形と名称が違ってきました。
 
スポーツ用品メーカーのロゴが入ったバックパックには街路や電車や地下鉄でよく出会います。教科書などをいっぱい詰めたバックパックを床に置いてそこから本を出し入れしている医学系や医療系の大学生を電車の中で見かけることもあります。
 
小学生のランドセルはかわいらしくていいのですが、電車の中でバックパックに遭遇するといささかうんざりです。東京の通勤電車ではバックパック所持者は胸側に保持したりしてとても気をつけているらしいですが、札幌の電車や列車では、まだそこまでは至っていない(混雑度が相対的に低いということもありますが)。
 
JR北海道の主要駅の構内には、日本語と英語と中国語とハングルで、バックパックは他の乗客の迷惑になるので、背中に背負ったまま車内に入らないことという大きな絵がついた注意書きが貼ってあります。ぼくのみるところ、あまり効き目はないようです。

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