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2017年10月20日 (金)

リンゴは赤い?

リンゴは赤いものだったはずですが、リンゴは赤いというのは、日本でも必ずしもデフォールト・バリュー(答えの省略時解釈値)ではなくなってきたようです。
 
日本で青いの(や、黄色いの)もリンゴと認識されるようになったのは「王林」以降だと思います。「青リンゴ」といっても、日本の「青」が実際には「緑」であることが多いのは、ぼくたちには「青信号の青」でおなじみの事態です。
 
写真(上)は北海道・余市(よいち)産の「トキ」です。赤リンゴと青リンゴを混交し、さらに黄色を強くした感じですが、それも当然で、「トキ」は「王林」と「ふじ」の交配で誕生した青森生まれの新しい品種だそうです。これを赤いリンゴというか、黄色いリンゴと呼ぶか、悩ましいところです。
 
念のために、その「ふじ」と「王林」(と、それから「ひめかみ」)を並べたのが2番目の写真です。
 
Photo
    トキ(「ふじ」と「王林」の交配種)
 
Photo_2
    (左から)ふじ・王林・ひめかみ
 
ただ、よく言われるように、欧米におけるリンゴの色がデフォールトバリューで「青」かというと、そういう国もあるしそうでない国もあるとしかいえないようです。
 
「Newton」と「apple」を組み合わせて画像検索をしてみても、どんどんと出てくる英語圏の「ニュートン」マンガに描かれたリンゴの80%以上は赤い。
 
また、手元にある、写真やイラスト解説が多用されているThe American Heritage Dictionary of The English Languageという大きな英語の辞書で「apple」を調べてみると、一般的な説明の後に”…, having skin that is usually red but may be yellow or green”と補足してあるので、「黄色いのや緑のもあるけれど、通常は赤」という認識のようです。
 
とりあえず、「リンゴは、たいていは、赤い」としておきます。

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