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2017年10月10日 (火)

エゾ鹿肉

エゾ鹿肉を販売している肉屋は札幌でもとても少ない。その少ない肉屋のひとつにシチュー用のエゾ鹿肉の塊(かたまり)肉を求めました。肩ロースの塊を、750gくらいから1kgくらいの範囲の冷凍パッケージで販売していたので。そのひとつを購入。
 
エゾ鹿肉の塊は濃い赤で、脂身はほとんどありません。鹿肉の脂質(脂肪)量は牛肉の10分の1です。森林を走りまわっているので、メタボな霜降りにはなりようがない。
 
しかし、森林を走りまわっていると言っても、近隣の農産物に悪さはするし、木の芽や樹の皮を食い散らかす。北海道の東部や東北部を旅行すると、樹皮を食べられてしまって哀れな状態になった多くの樹木を目にすることができます。エゾ鹿肉の商品流通には、そういうことが背景にある。
 
エゾ鹿肉の流通経路は、ぼくの知る範囲では二つで、ひとつは、ハンターに狩猟された鹿肉を専門に取り扱う肉屋からのルート、もうひとつは、生きたまま捕獲したエゾ鹿を自然に近い状態で養鹿(ようろく)したあと出荷するというルート。その二つがあるので、ぼくが買いに行っても比較的簡単にその場で手に入るのでしょう。
 
カウンターには、最近のお店の流行に倣って、肉料理と一緒に使う調味料などが並べてありますが、端のほうに、塩の箱入りパッケージが置いてあるのが眼に入りました。
 
手に取るとイギリス製の自然海塩のようです。箱には商品名とSea Salt Flakesと書いてあります。どういう理由で、そこで、伝統的なイギリス東部産の海塩が販売されているのか定かではありません。肉専門店としての判断があるのでしょう。そういえば、海をはさんだというか、大西洋に面したフランス西部にも家内製造的な自然海塩がありますが、それは置いていない。岩塩も置いてはいない。塩の輸入が自由化されたのは、たしか、2002年だったなと、エゾ鹿肉には直接関係のないことを思い出したりしていました。
 
カウンターの内側で対応してくれるのは、「メタボな」(ここでは太っておなかの出た、という意味)中年男性のブッチャーです。肉を食べるということとメタボであるということとは関係ないのですが、痩せたブッチャーが仕切っているお店の肉は、やはり、おいしくなさそうに見えます。

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