カボチャを気軽に食べる(あるいは、カボチャと岩塩と味噌)
カボチャを気軽に食べると書きましたが、カボチャ時は硬い。切るという料理の準備作業がそれほど楽な野菜ではありません。だから、我が家では比較的小さいサイズのカボチャを選ぶようにしています。
凝ったカボチャの料理はいろいろありますが、そういうのは料理店に任せておきます。
カボチャは蒸して食べるのがいちばんいい。それ自体甘いので、いろいろなミネラルを含む岩塩(たとえば、ヒマラヤのピンク・ソルト)を、ミルで細かく砕いて振りかけて食べると旨い。おやつにもなります。洋風スープも捨てがたい。しかし、洋風スープより簡単なのは、きちんと引いた出汁を準備してあればという条件がつきますが、和風スープであるところの味噌汁です。
朝の味噌汁の具に、適度に細かく、しかし小さくなり過ぎないように切ったカボチャを使うと、おいしいし便利です。甘い具の味噌汁が我慢ならないひとには向いていませんが、そしてぼくも以前はそうでしたが、2年物~3年物の自家製味噌のこなれた塩辛さとカボチャの甘さが口の中で溶け合って、それはそれでひとつの世界です。
蛇足ですが、カボチャ(たとえば下の写真のようなカボチャ)は英語では普通はSquashと呼ばれています。お店によっては、カボチャを丁寧にKabocha Squashと表記してある。 Pumpkinとは云わない。オレンジ色で大きくてハロウィーンで使うのがパンプキン。おそらく食べても不味い。
良質な天然塩(自然海塩や岩塩)には必須ミネラルがバランスよく含まれています(細かく言えば、カルシウム・ナトリウム・カリウム・塩素・リン・硫黄・マグネシウムといった主要ミネラル、それから、鉄・亜鉛・銅・クロム・ヨウ素・コバルトなどの微量ミネラル)。以下は、我が家で実際に使ったことのある日本とベトナムの自然海塩と、パキスタンの岩塩(ピンク・ソルト)の主要成分を比較したものです。ご参考まで。
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