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2018年1月

2018年1月31日 (水)

こういう遊びを何というのでしょうか

今日の記事は、このブログの趣旨にはほとんど関係ありませんが・・・。
 
・・・・・
 
幼稚園や小学生くらいの小さい女の子が、立って向かい合わせになったお父さんの足の甲に自分の足を重ね合わせるように乗せ、足がずり落ちないようにお父さんの腰のあたりを手で抱える。
 
お父さんは、娘の足が自分の足からはずれないように二の腕や背中を軽く支え、娘が落ちない、大丈夫だと確認したら、後ろ向きに(あるいは前向きに)部屋の中を歩きはじめる。
 
壁に向かって歩き、方向転換をして直角に、あるいは最初の方向に対して逆方向に進む。女の子は落ちないようにひっつきながら、お父さんの足の甲を自分の足裏にしっかりと感じて一緒に歩いていく。女の子はキャッキャッと嬉しそうに声を出す。親子は5分ほど居間の歩きやすいところを歩き続ける。
 
こういう、どこの家庭でもしたことがあるに違いない親子の遊びを何というのでしょう。ぴったりとした名前が探しても見つからない。思い出せない。

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2018年1月30日 (火)

ついでに、白味噌

2018年の手前味噌は「玄米麹の味噌」でしたが、普通の味噌(ここでは白味噌との対比で赤味噌と呼びますが)の製造途中で、ついでに白味噌を作ってみました。白味噌は、西京(さいきょう)味噌とも呼ばれる甘い風味の簡易熟成の味噌です。デパ地下では「鰆(さわら)の切り身の西京漬け」などを売っている。
 
赤味噌用に大豆を茹でてミンチしたのを、50℃になるまで冷やしている間にその一部をもらいます。ミンチしたのが250gくらいだともともとの大豆(の乾燥重量)は100gなので、それと200gの「白米麹」、および、30gの塩、それに大豆の煮汁を200gを入れて混ぜ合わせます。甘い白い味噌なので、麹は「白米麹」で、その量は大豆の2倍です(赤味噌は、大豆と麹が1対1)。
 
混ぜ合わせたのを、60℃で8時間ほど発酵させます。そういう発酵のための便利な電気式の容器が世の中にはあって、普段は、我が家では甘酒づくりなどでも愛用しています。そうすると白味噌の出来上がりです。容器に移して、冷蔵庫で保存します。
 
赤味噌と違って味噌汁などに毎日使う味噌ではないので、下の写真程度の量が二つあればけっこう重宝します。
 
20180127 ミキサーにかける前
 
201801
      ミキサーにかけた後の白味噌
 

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2018年1月29日 (月)

2018年は玄米麹で味噌づくり

今年は大豆は例年通り北海道産の有機栽培大豆、麹(こうじ)は数年ぶりに島根産の有機玄米麹、塩はいつものミネラル分の多い自然海塩です。大豆は4kg、麹も4kg、塩は1.8kg(塩は大豆ないし麹1kgに対して450g)。我が家の1日の大豆処理量は、鍋などの事情で最大2.5kgなので、1日に2kgずつ、週末の2日間を使って味噌づくり(の最初の段階)を完了しました。
 
北海道の大豆には「音更大袖(おとふけおおそで)」「トヨムスメ」「トヨコマチ」「ユキホマレ」「ゆきぴりか」などがあります。北海道の大豆は、味噌・醤油・納豆には向いていますが、豆腐向きではありません。豆腐がふわふわと柔らかい。普通に硬くしようとすると豆乳がいっぱい要るので値段が高くなる。豆腐適性(固まりやすく硬い豆腐ができる)は、九州生まれの「フクユタカ」や長野生まれの「エンレイ」にはかないません。しかし味噌や納豆となると話は違ってきます。
 
玄米麹は、白米麹よりも、味噌の香りがいい。コクも出るので、長期熟成向きです。2013年2月に仕込んだ玄米麹味噌は、少しずつ、まだ楽しんでいます。おいしい。
 
下の写真は、塩切りした(つまり、塩と混ぜ合わせた)玄米麹。これと、ミンチした茹で大豆(蒸し大豆がいいのだが、一般家庭では無理)を混ぜ合わせて、味噌玉をつくります。(味噌玉については【味噌づくりの工程】参照)
 
__20180126
 
甕に詰め、ゆっくりと熟成させるために、3年間は暗冷所で寝かせます(最初の天地返しは、6か月後)。おいしく食べるのは従って、2021年の春以降ということになります。
 
以下が「味噌づくりの工程」。工程そのものは、シンプルです。
 
【味噌づくりの工程】
 
・大豆と麹と塩を用意する。その割合は、大豆が1kgの場合、大豆1kg、麹1kg、塩450g
 
・よく水洗いした大豆を前の晩から底の深い大鍋で十分に水に浸しておく
 
・その大豆を柔らかくなるまで、吹きこぼれに注意しながら、煮る(プロは大豆を蒸しますが、自宅では量が多い場合は蒸すという作業は無理)
 
・モノづくりの工程にはクリティカルパスというのがあるが、我が家の味噌作りのクリティカルパスは、鍋で煮るという工程。深い大鍋を総動員しても一日の最大処理量は大豆2.5kg。だから作業量は一日2kgまでとする
 
・熱で柔らかくなった大豆をミンサーにかけてミンチにする(ミンサーは強い焼酎で雑菌消毒しておく)
 
・米麹と塩を、大きなボールなどで上述の割合できれいに混ぜ合わせたのを、並行して用意しておく(塩は一部分、後の工程のためにとっておく)
 
・大豆のミンチを、麹菌が活発に活動できる50℃まで冷ます
 
・その大豆と米麹と塩を混ぜ合わせる
 
・味噌玉をつくる
 
・度数40度以上の強い焼酎で雑菌消毒した甕(我が家は常滑焼)に、次々に味噌玉を投げ入れる(こうすると空気が中に入らない。酸化防止になる)
 
・全体を平らに整える
 
・とっておいた塩を薄くかぶせ、大きめに切った幅広の干し昆布をその上に敷く(干し昆布を敷くのは、北陸地方の智恵。それを拝借。こうするとカビない。昆布の風味も楽しめる)
 
・重石をかける(我が家では、常滑焼の大きめの中蓋を重石にしている)
 
・上蓋をする
 
・大きめのポストイットに、大豆の投入量や麹の種類、仕込み年月日などを書き、上蓋に貼り付ける
 
・天地返しまで、暗冷所で静かに寝かせる
 
・天地返しで、発酵中の味噌の天(上)と地(下)を混ぜ合わせ、甕全体の発酵状態を平準化する(発酵に偏りが出ないようにする)
 
【以上】

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2018年1月26日 (金)

外は氷点下12.3℃

札幌から50kmくらい南西にある喜茂別(きもべつ)町の、昨日の最低気温は氷点下31℃だったそうです。札幌も久しぶりに2桁の氷点下で、明け方は氷点下12.3℃でした。
 
その氷点下12℃のベランダを見ると、小さな霰(あられ)のような雪が薄く積もっており、近所から飛んできたシンジュの種が雪の上に横たわっていました(下の写真)。竹トンボのような形のシンジュの種は一年中風に舞っていますが明け方は風が強かったのでしょう。
 
123
 
気温が零度で積雪が2メートルの地域と、気温は最低気温が氷点下10度で最高気温も氷点下の冬日だけれど積雪量はまあまあという地域と、どちらが住みやすいかというと、好みにもよるとは思いますが、毎日がアイスバーン状態の地域のほうをぼくは選びます。
 
広大な原っぱに巨大な穴を掘ってまた埋めなおすという意味のない作業を事業として実施した場合、その事業はGDPをわずかに上昇させるという点では、その事業は意味を持ちます。(第三者にお金を払って行う)雪かきや雪下ろしも似たようなものです。
 
除雪作業をしないと、人が歩く空間も車が移動する空間もなくなってしまうし、家も押しつぶされる。片側2車線の道路が雪のため片側1車線になる、片側1車線の道路は1車線だけになって、単線鉄道みたいな不便な按配になってしまいます。雪が多いと、除雪車が夜通し働いても、2車線のうちの1車線を確保するのがやっとという状態になります。
 
雪が少ないと、いくら車道や歩道がアイスバーン状態になっても、片側2車線は片側2車線のままです。車はスリップを恐れてよろよろですが、雪の堆積で動けない状態よりははるかにいい。今の札幌の幹線道路は、片側2車線が確保できています。
 
もっとも、ロシアはサハ共和国のヤクーツクのような、冬は毎日が氷点下40℃の永久凍土の街になると、話は別です。雪はそれほど降らずに車はそれなりに走りやすそうですが、戸外で停車中にエンジンを切ると、それ以降は再点火が不可能になるそうです。先日、同じ共和国のオイミャコン村で氷点下69℃を記録したそうです。
 
そうすると、札幌はまだ暖かい。

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2018年1月25日 (木)

亀のエサ、ヒトのエサ

美容室でマッサージを受けながら雑談をしていると、その女の子が亀を飼っているという話になり、カメ?カメってどんなエサをあげるのと聞いたら、「カメのエサ」です。え?と言ったら、「『カメのエサ』という名前の袋詰めのエサを売っているので、それを食べさせています」。
 
ドッグ・フード(犬のエサ)もキャット・フード(猫のエサ)も、たとえばスーパーのそういうコーナーにそういう名前のヴァリエーションでそろっているので、そのとなりに「カメのエサ」というブランドの箱詰めや袋詰めの商品が並んでいても不思議ではありません。
 
これを、あと一歩進めると「ヒトのエサ」という商品が登場することになります(実際にはネーミングやブランディングの専門家がもっと響きのよい名前を考えるでしょうが)。世にジャンクフードは多い。サプリメントもたいていは錠剤の瓶詰なので「ヒトのエサ」のひとつとも考えられます。見かけは「カメのエサ」と同じです。
 
街中に「ヒトのエサ」ストリートでも作って、各種ジャンクフードのお店とサプリメントのお店をきれいなレイアウトで揃えると、そういうのがお好きなかたには便利です。
 
「カメのエサ」は、そういう目で見ると、実にサプリメントぽい。カメのほうが、食べものに関しては「進歩」しているのかもしれません。
 
そういう「進歩」の関連記事が「我が家の食卓は、「絶滅危惧種」らしい」です。その記事の中で取り上げた『岩村暢子著「残念和食にもワケがある」』は、主婦がフィルム式の簡易写真機で撮影した食卓の写真が満載で、家族構成員の個々のニーズに的確に応じた、そして省力化を推し進めた、なかなかにユニークな朝ごはんや晩ごはんの最新メニューが一覧できます。
 

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2018年1月24日 (水)

愉快な天気予報とロシア語関連の雑談

その内容が愉快ではないこともあるのですが、興味深いので愉快ということにしておきます。
 
「本日の午後から関東以北や日本海側は大雪です。不要不急の外出はお控えください。」といったお知らせや注意や警報が全国を対象にした天気予報のコーナーで出ますが、関東以北の一部であるところの札幌では穏やかな一日で、雪もまったく見かけませんでした。
 
「関東以北は大雪です」を文字通りに解釈すれば、この予報は必ずしも正しくないことになりますが、本州の先の北海道のような地域は当初から対象外、ということであれば、正しい予報だったいうことになります(もっとも、札幌から北北東へ70~80kmのあたりでは大雪だったみたいです)。
 
これと似たことは台風の季節にもあって、どんな風に愉快な全国版の天気予報かというと、たとえば「台風は夕方から北海道に抜けますので、皆さんご安心ください」というもの。北海道にはこれから台風がやってくるのに、ねえ。北海道は、ときどきは、日本ではなくなるらしい。
 
北海道は食料自給率が200%を超えるので、そういうことなら、独立でも宣言しますか。冬の葉物野菜は現在は九州や四国から「移入」していますが、これを「輸入」するするつもりなら、冬も生きてゆけます。ロシア本土との間に、サハリン(樺太)、稚内経由で札幌まで新幹線でも作れば、農産物や寒冷地仕様住宅の「輸出先」も近くなって便利です。
 
北海道と青森の間にある津軽海峡は幅が約20km、水深は最深部が450m。新幹線などが走る鉄道用トンネルは水深が140mの下あたりに掘られています。
 
北海道とサハリン(樺太)を隔てる宗谷海峡は幅が50kmくらい、水深は最深部で60mです。昔は、サハリンと北海道は地続きでした。夏の稚内に行くと、海峡のすぐ向こうにぼんやりと煙ったサハリンが見えます。
 
サハリンとロシア本土を隔てる間宮海峡も幅は北部で約 40km,最狭部では 7.3km。全体に水深が浅く,また浅瀬が多い。冬は結氷し,氷上を往来できるそうです。「てふてふが一匹韃靼海峡を渡つて行つた。」(安西冬衛・作)という一行詩における「韃靼(だったん)海峡」とは、その「間宮海峡」のことです。なお「てふてふ」は「ちょうちょう(蝶々)」。蝶々がひらひらと間宮海峡を渡っていった(関連記事は「「ちょうちょう」(蝶蝶)は「てふてふ」」)。
 
その気になれば、新幹線は建設できます。
 
インターネット経由で聞く世界のラジオ放送」で書いたように、Radio Gardenで楽しめる札幌からいちばん近いラジオ局は「ユジノ・サハリンスク@サハリン《樺太》@ロシア」の音楽放送局ですが、ハバロフスクやウラジオストクをクリックすると、ロシア艶歌を含む各種の音楽とロシア語のおしゃべりが流れてきます。
 
札幌で働いている、ある中国系ロシア人女性と先日ちょっと日本語と英語で立ち話をしたときに、ぼくの知っているロシア語は「ドーブロエ・ウートロ(おはよう)」と「スパシーバ(ありがとう)」の二つだけですと、その二つを発音したら、いい発音ですね、とお世辞を言われました。
 
これは五木寛之の初期エッセイ集のなかに登場する明治生まれの大学教授の話を通して覚えたロシア語で、ぼくの記憶が正しければ、その大先生は一緒にアエロフロートに乗り合わせた若い五木寛之から教えたもらった「ドーブロエ・ウートロ(おはよう)」を「丼ウォーター」、「スパシーバ(ありがとう)」を「千葉水郷」と手帳に書きとめた。ロシア文学専攻だった五木寛之が、スチュワデスに「千葉水郷」と日本語式に発音すると、にっこりと反応してくれたそうです。
 
実は、ぼくも、20歳代半ばの貧乏休暇旅行の際にアエロフロート機内で「スパシーバ」を試したことがあります。エコノミークラスは全席自由席で、前のほうほど座席の前後のスペースが広くて足がゆったりと伸ばせるという不思議な便でした(前もってそういう情報は仕入れてあったので、相当に前のほうの席を確保)。食事を配ってくれた時に、今でいうところの女性CAに、にこっとしながら「スパシーバ」というと、その時のアエロフロートの手順や規則がはたしてどういう風になっていたのか、みんなの食事が終わる頃、ぼくの席にお代わりがやってきました。
 

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2018年1月23日 (火)

なんでも1ポンドなので、パウンドケーキ

パウンドケーキ(pound cake)はバターケーキの一種ですが、ものの本によれば、小麦粉とバターと砂糖と卵をそれぞれ1ポンドずつ使って作るので「パウンド」ケーキと名づけられたそうです。
 
ステンレスボウルで投入材料を混ぜていく、家庭でも簡単に作れるシンプルなケーキです。材料は必ず室温に戻すとか、バターは白くふんわりとするまで丁寧に混ぜるとか(電動のハンドミキサーを使うと便利)、いくつかの基本を守ると誰にでもできる(配偶者談)。
 
混ぜ物や混ぜ方を変えると、味も食感も変わります。そういう意味ではシンプルだけれど奥深い。いろいろなのを食べたけれど、それぞれに味わいが違いました。
 
写真は、橙(だいだい)ピールを混ぜ込んだパウンドケーキです。しっとりとしていて、大人の男性にも美味しい。色が黒いのは黒砂糖の影響。
 
調べたわけではないのですが、パウンドケーキという名称が英国でできた頃から、バターのパッケージ単位は1ポンドだったと考えると腑に落ちます。それを基準重量にしてその他の材料も1ポンド(約450g)に合わせた。それぞれが約450gずつなので分かり易いし、写真のような頃合いの大きさのケーキができあがります。日本の業務用バターのパッケージ単位が1ポンドなのは、その頃の習慣を引き継いでいるのでしょうか。
 
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2018年1月22日 (月)

雪と氷点下の地域の冬の靴

北海道というととても広いし広大な豪雪地域も含まれるので札幌と限定しますが、最低気温も氷点下一桁で、比較的積雪量の少ないその札幌で必要な、一般の(オフィスなんかでも履く)冬用の靴は、やはり秋以降から冬にかけての札幌でしか手に入りません。いわんや、東京や大阪の靴屋やデパートの靴売り場では入手は困難(不可能に近い)です(スキー用品店に行けばスポーツ用の雪靴は手に入ると思いますが、それは別として)。
 
だから、たとえば東京から冬の札幌にたまに一泊二日くらいで出張に来られるビジネスマンは、どんな靴を履いているのか、かりに雪や滑りに強いビジネス靴をどこかで準備するとして、どこで調達しているのか、それなりに気になります。
 
オフィス街に勤める人たちの仕事用と限定しても、たいていは、電車や地下鉄やバスで自宅のある郊外から中心街に向かうので、自宅から駅・停留所までの往復にそれなりの距離を歩くことになります。靴の種類は限定される。滑らない底の普通の革靴か、踝(くるぶし)より少し上くらいまでの革のブーツになります。営業だと、外回りが多くなるので、雪の深いところも多くなる。車ならいいのですが、そうでない場合は、冬靴といえども普通の靴だと大変です。
 
冬の道路・歩道の状況をいくつか考えてみると以下のようになります。
 
①  前の晩から降り続く雪で、朝は駅までの道がとても雪が深い。朝早いので、まだ誰も歩いていない。除雪車も入っていないので、靴が雪に埋もれる感じになる。ほんとうは長めのブーツで歩きたい。
 
② 外は2桁に近いマイナスの連続で、道路はカチカチのアイスバーン状態。底が氷をがっしりとつかむタイプの靴が欲しい。遅い夜だと、ホッカホカのカイロの入ったのが欲しい。
 
③ 気温が0℃以上の日、たとえば3~4℃くらいの日が2日ほど続き、道路や歩道がぐずぐずとミゾレの水浸し状態で、おまけに雪の替わりに雨が降ってきた。冬用のゴム短だと都合がいいのだが、まあ、しかたないか。
 
だから、冬の休日はそのあたりをうろうろするのなら冬用のゴム短に勝るものなし、です。短時間ならどこでも大丈夫(ただし、厚手の靴下)。しかし、2月の夜だと(たとえば、夜の札幌雪まつり)、ただの冬用ゴム短だと足先が凍えてしまうので、そういう場合は、膝下までの寒冷地仕様のゴム長靴というか防寒ブーツが便利です。ぼくは、外側は特殊ラバーで内側は保温素材が3層構造になったカナダ製を愛用しています。
 
いずれにしても、冬は、靴が何種類か必要です。
 

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2018年1月19日 (金)

日本酒は純米酒を燗(かん)で

最近の日本酒は、磨き上げたコメの吟醸酒や大吟醸酒を、白ワインのように冷やして飲むというのが流れですが、ぼくは、日本酒は燗酒(かんざけ)です。とくに寒い時期は燗酒に勝るものはない。
 
燗酒に吟醸や大吟醸は要らない。コメや麹の素性が明らかな、精米歩合が65%から70%くらいの純米酒があればそれでいい。自宅でぬる燗にしたのをゆっくりと楽しみます。
 
ぬる燗に向いた純米酒をいろいろと試してきて、結局、落ち着いたのは、地元産の「新十津川」。北海道産の「吟風(ぎんぷう)」という酒米(酒造好適米)を使った特別純米酒です。精米歩合が55%と、この手の酒としては磨き過ぎですが、燗酒の風味が、渋くて飽きません。最初に小さめのぐい呑み一杯は室温でもおいしい。
 
ぼくが買うのは一升瓶。関連記事は『「80%」の贅沢』。

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2018年1月18日 (木)

イトヨリのソテーに橙(だいだい)を絞る

北海道の魚は、「アンコウ・カジカ・カレイ・ヒラメ・サケ・サンマ・シシャモ・ソイ・タラ・ニシン・ハタハタ・ハッカク・ホッケ・イワシ」など地味な色のものが多い。例外は紅いキンキ(キチジ)とメヌケです。
 
北海道を離れると、ノドグロ(アカムツ)という脂ののった赤い美味しい魚がいます。それ以外の色のきれいな魚のひとつがイトヨリで、札幌でもときどきは対面販売の魚売り場で見かけます。先日、それなりに大きなサイズのイトヨリを見かけたので買ってきて、バターでソテーです。仕上げに橙(だいだい)を絞りました。結構な按配です。
 
日本のポン酢用の柑橘類には、柚子(ゆず)やスダチがあり、ここに橙(だいだい)を入れてもいいのですが、生産量は橙が極端に少ない。橙は風前の灯の状態です。
 
柚子には一般家庭でも(一般家庭の場合は主にポン酢を通して)、全国のどんな和風の料理屋でもお目にかかれますが、スダチは関西の料亭・料理屋には広く出回っているものの、関東だと少し値の張る料亭や料理屋に限定されているかもしれません。橙になると、伝手(つて)がないと入手が困難です。
 
下は、その橙。ポン酢だけでなく、ジュースにもジャムにもなります。
 
20172018

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2018年1月17日 (水)

ファスト・フードとしての蕎麦・寿司・天ぷら・鰻

ある程度以上の規模のデパートなら、食堂フロアの品揃えの上で必需品(必需店)は「蕎麦・寿司・天ぷら・鰻」の4つだそうです。それらを中心に、それら以外をそろえる。この4つがないと、デパート側も客側も落ち着かないのでしょう。最近はこの4つのセットにこだわらないデパートもありますが、たいていは見かけます。
 
考えてみたら、この4つは、そもそもの出発が、江戸時代の屋台のファスト・フードです。小腹が空いたときに食べるということもあったかもしれないし、独身で料理をしない職人や商人が消費都市であるところの江戸でいっぱい働いていて、ファスト・フードを消費した。今は、この4つは、お手軽なものから、とても高価・高級で敷居の高そうなものまで幅広くそろっていますが、ファスト・フードとはそもそも外で食べるものです。
 
だから、高級店がそれなりに多いといっても、この4つはファスト・フードの伝統を持ち続けることを運命づけられているのか、時代変化を考慮して、手に入りにくい「鰻」の替わりに手に入りやすい「牛肉ハンバーガー」を配置すれば、「蕎麦・寿司・天ぷら・ハンバーガー」は、街中や駅ビルのお店で、気軽に手軽に食べられます。店によっては、屋台でなくても立ち食いもできる。
 
最近は、ファスト・フードとはジャンク・フードの謂(いい)であることが多いのですが、日本における出発点は、ファストではあってもジャンクという内容ではまったくなかったようです。だから「蕎麦・寿司・天ぷら・鰻」は、今でも食堂フロアで健在です。

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2018年1月16日 (火)

おふくろの味は、食品会社の味?

けっこう以前の話ですが、米国のあるプロスポーツ選手にとっての「おふくろの味」は、ミートソースのスパゲティっだったそうです。久しぶりにそのミートソースが食べたくなったので、シーズンオフに実家に帰ったときにそのおふくろの味を所望したら、ある食品会社の缶詰ミートソースを取り出してきて「これよ」。あるいは、「あれはもう作れないわ。缶詰ミートソースの会社がつぶれちゃったから。」細部の記憶が曖昧ですが、そんな話だったと思います。
 
日本の家庭のおふくろの味は、以前は、食材を別にすれば、主婦が味付けに使う昆布や鰹節などの出汁の種類や量、醤油や砂糖や味醂や酢や塩などの種類と量によって決定され、それがその家庭のユニークな味付けになっており、子供の味覚も、そのおふくろの味によって育てられてきました。
 
正確な商品グループ名には不案内なのですが、「めんつゆ」「鍋のつゆ」と総称されるものが人気だそうです。理由は、出汁・醤油・味醂などがオールイン・ワンで、たいていの料理の味付けに使えて便利だから。こういうと申し訳ないけれど、ぼくには添加物がいっぱいの偽物っぽいものだと思われます。偽物っぽいかどうかは別にして、そういう食品会社の味が、徐々に(ないしは急速に)家庭の味、おふくろの味になっているようです。出汁入り醤油などもこのサブセットです。
 
そういう意味では、その走りはマヨネーズで、マヨネーズに関しては、自分で作るのは簡単だけれどやはり面倒なので、K社のものを選ぶかA社のものを使うか、各家庭で好みが分かれたようです。そのマヨネーズも、最近の宣伝では、競合を意識して、幅広い利用範囲(アプリケーション)を訴求しています。
 
まもなく家庭の味、おふくろの味とは、食品会社の味から選択するものだということになるのでしょう。食品会社の出来合いの味と無縁に育った子供は幸せですが、学校だとまわりの子供と話が噛み合わずに疎外感を抱くかもしれません。

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2018年1月15日 (月)

晩ごはんに「さつまいも」

週末の夕方、小腹が空いたので、配偶者といっしょに「さつまいも」の焼きいもを食べることにしました。「鳴門金時」(写真)です。そういう場合は、普通は、1本を二人で分けるのですが、二人ともとてもおなかが空いたという感じだったので、ひとり1本になりました。さすがに形のよい「鳴門金時」で、甘くてホカホカして美味しい焼き芋でした。
 
で、その後、どういうことになったかというと、晩ごはんは、サラダと魚料理と野菜料理と味噌汁のみ。ご飯(コメ)は無理でした。
 
「さつまいも」は、江戸中期に、飢饉対策として関東地方でも栽培されはじめたそうです。「さつまいも」は漢字で書くと「薩摩芋」。薩摩藩(鹿児島県)で栽培が盛んだったので「薩摩芋」です。それまでは、唐芋(からいも)や甘藷(かんしょ)や琉球藷(りゅうきゅういも)などと呼ばれていました。鹿児島への輸入経路や流通経路がわかります。なお、「さつまいも」の原産地は、メキシコなど、中南米です。
 
以前、農林水産省が食料自給率・食料自給力を上昇させる方法を考察する際に、その一環として「いも」を中心にした食事メニューを提示したことがあります(2015年3月)。そのメニューとは以下のようなものです。なかなかに興味深い。
 
□朝食: お茶碗一杯のごはん、浅漬け2皿、焼きいも2本
□昼食: 焼きいも2本、サラダ2皿、粉吹きいも1皿
□夕食: 焼きいも2本、粉吹きいも1皿、野菜炒め2皿、焼き魚1切
 
蛇足的な説明を加えると、「焼きいも」とは普通は「さつまいも」の焼きいもで、「粉吹きいもの」とは普通は「ジャガイモ」です。「さつまいも」を「甘藷(かんしょ)」と呼ぶなら、「ジャガイモ」は「馬鈴薯(ばれいしょ)」です。
 
芋尽くしの、一日を経験してみてはいかがでしょうか。関連記事は「ジャガイモとオランダ人、あるいは世界の4大主食(その3)」。
 
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2018年1月12日 (金)

黒パン?おせちのあとのお楽しみ

「鏡開き」の替わり、ということにしておきます。
 
お正月料理の定番のひとつが黒豆ですが、黒豆の煮汁を捨てるのはもったいない。砂糖も塩も入っている煮汁です。鏡開きのあたりに、これを使って、何かを作りたい。黒豆の煮汁を、水の代わりに生地に練りこんでパンを焼くと、下の写真のような黒パン風ができあがります。
 
黒パン風と言っても、味はチョコレート風味の菓子パン。おやつ向きです。
 
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2018年1月11日 (木)

自宅で味噌を作るひとは家庭的?

ある辞書の説明を引用すると、「家庭的」とは、
 
1。 家庭生活に向いているさま。また、家庭を大事にするさま。「家庭的な人」
2。 家庭にいるように、うちとけてくつろぐことができるさま。「家庭的な雰囲気の宿」
3。 家庭に関するさま。「家庭的に不遇である」
 
となっており、言葉(単語)の意味としては、まあ、その通りだと思います。
 
30歳代後半で独身の働く女性がいらして、仕事で忙しいにもかかわらず味噌や梅干しを自分で作るので、彼女は実際はとても「家庭的」であるに違いないという趣旨の文章に合いました。そういう意味合いの「家庭的」には、上の三つの説明では、最初のものが該当しそうですが、すっきりしません。
 
だから、はたしてそう言い切っていいのか?つまり、自家製味噌や自家製梅干しを作る人は、家庭の基礎食材を家庭で作るので従って家庭的だという以上の積極的な意味で、家庭的なのか?
 
味噌や梅干しをひとりで作るのはたいへんです。二人でやってもかなりの重労働なので、ひとりでやるには相当の覚悟がいります。だから、伝統的な家庭基礎食品をわざわざ自分で作るということは、その彼女は家庭的であるに違いない。それが、ひとつの考え方。
 
別の考え方もあって、それは、その彼女は美味しいものが好きで、料理が好きで、しかし家庭のようなものは大嫌いで、だから、自分の楽しみのために、あるいは気の置けない仲間をときどきの料理でもてなすために自家製の味噌や梅干しを作っているのかもしれません。そういう情景のほうがぼくにとっては腑に落ちやすい場合も多い。
 
ところで、そのひとが独身女性でなく独身男性であったらどうなるか。彼を家庭的と呼ぶのかどうか。辞書定義的には彼もある意味では家庭的ですが、生活文脈的には家庭的ではありません、家族的な生活を歓迎していないという意味で「非家庭的」です。
 
しかし、「非家庭的」なひとはつきあいにくいというわけではないので、たまに、自家製味噌などを肴に一杯やる相手としては、そういう「非家庭的」な女性や男性のほうが、おそらく話題が豊富なので、好ましいかもしれません。
 

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2018年1月10日 (水)

最近の日本の湯たんぽはすごい

冬の夜は湯たんぽです。ハイテクという用語はなじまないかもしれませんが、最近の日本のポリエチレンの一体成型タイプの湯たんぽは優れものです。デザインや素材の違う、他のもっと高価なものを実際に試したことも、外国製を検討したこともありますが、機能性と使い勝手で現在利用中のものを凌ぐものには出合えていません。
 
使用環境が違えば(屋内で使うのか屋外で使うのか、あるいは、寝室で使うのかオフィスで使うのか)評価が違ってくるかもしれませんが、ぼくの利用環境は冬の夜に寝るときなので、要求される機能性とは朝まで十分暖かいこと、使い勝手とは、お湯を満たす、ふたを閉める、持ち運ぶという準備段階から実際の利用までの一連のプロセスにおけるその使い勝手のことです。
 
付属のヤケド防止用のカバーをかけようとしても、お湯の入った本体が熱くて、料理用の耐熱ミトンを持ち出すようでは使い勝手がよいとは言わない。
 
すばらしいデザインだけれど、どうやってその湯たんぽに上手にお湯を注ぎこむのかよくわからない商品もあります。こういうのも使い勝手がよいとは言わない。
 
湯たんぽ容量に対するお湯の量をそれなりに厳密に規定されたり(容器にほとんど隙間なくいっぱいお湯を入れる、あるいは、お湯の量は容器の80%程度くらい)、お湯の温度は100℃ではなく80℃くらいまでなどと規定されたりすると腹が立つ。今からおいしいお茶を飲むわけではありません。
 
で、今、使っているのは下の商品。カバーは付属のものとひと回り大きいもの用で二重にしています。普段は気にしないことだけれど、SG (Safety Goods) マークがついているのも嬉しい。
 
(【註】「SG」は「Safety Goods」の略。一般財団法人製品安全協会の安全基準に合格した生活用品につけられるマーク。乳幼児用品、福祉用具、家具、家庭用品、台所用品など、多くの認定製品がある。SGマーク製品の欠陥による事故には、最高2000万円までの対人賠償保険がついている。)

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2018年1月 9日 (火)

2017年度版の最初のタクアン

 
先週の土曜日の寒い午後に「タクアンの初収穫」です。2カ月半近く発酵させてあったのを容器(一斗樽)から取り出すのを「収穫」というのは変な表現ですが、気分は、育ててきたものの収穫に近い。ビニール袋の覆いを取り、樽の蓋を開けると、タクアンのいい香りが漂い出ます。
 
2017_20180107
 
最初の5本を取り出しました。すぐに食べる1本は切ってガラス容器に入れ冷蔵庫へ。残りの4本は糠(ぬか)をつけたまま真空パックにして冷蔵庫保存します。ただし、2本はまもなく知り合いに差し上げる予定(そういう約束なので)。
 
下はすぐに食べる1本を切っている途中の様子。ウコンも何も使っていませんが、タクアンは糠だけできれいに発色しています。
 
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2018年1月 5日 (金)

平均寿命と食べもの

電子書籍にいちばん向いているのは、読み捨てが基本の雑誌類(週刊誌や月刊誌)です。それから気になる箇所をわりに頻繁に参照するという意味で辞書のような使い方をする本も電子書籍媒体向きです。タブレットやスマートフォンなどに放り込んでおけば、いつでもどこでも必要部分を参照できて便利です。
 
そういう雑誌のなかで興味深い(牽強付会的だが興味深い)記事が目につきました。その記事のタイトルは「青森県はなぜ早死にするのか 平均寿命最短でV9、衝撃的すぎる食生活」です(「週刊新潮」2017年12月28日号)。
 
その記事の内容骨子は、以下の通り。
 
「厚生労働省は今月(2017年12月)13日、2015年の都道府県別「生命表」を発表したが、それによると青森県の平均寿命は記録的だった。1位は男性が滋賀県の81・78歳、女性が長野県の87・67歳だったのに対し、青森県は78・67歳と85・93歳。ともに全国で最下位であるばかりか、男性は9回、女性は4回連続で、最下位街道を驀進中なのだ。しかも、調査が行われるのは5年に1度。青森県の男性は40年以上、女性も20年にわたり、底に沈みっ放しということだ。」
 
ある年齢の人が、平均あと何年生きられるかを算出した統計値を「平均余命」と云います。とくに、「0歳の人(ある年に生まれた0歳児)の平均余命」のことを「平均寿命」と呼んでいます。平成28年度(2016年度)におけるわが国の平均寿命は、男性が80.98年、女性が87.14年でしたが、これは平成28年に生まれた赤ちゃんは、男の子は約81年、女の子は約87年生き続けるだろうという統計的な予測です。ただし、たとえば、平成28年にすでに70歳だった男性の平均余命は(69歳までに亡くなった方のデータの影響を受けないので)、11年(81年-70年=11年)よりも長くなる。15.72年です(平成28年の簡易生命表等による)。
 
ところで、その記事における寿命も今回のこのブログ記事における寿命も「平均寿命」「平均余命」の話で「健康寿命」「健康余命」の話ではありません。食べものとの関連を云々するには「健康寿命」「健康余命」のほうがいいのですが、そういうマクロの統計データは手元にありません。
 
その週刊誌によれば、男女とも青森県が平均寿命で全国最下位を継続している理由は、食生活にあるらしい。関連部分を引用します。
 
「『塩分は多く摂って野菜は食べない食生活、喫煙率の高さ、多量飲酒者が多いこと、運動不足などが挙げられ、これらが複合的に原因になっていると見ています。塩分については、昭和40年代から問題視されていますが、味覚は一朝一夕には変わりませんからね』」
 
「(青森県の)カップ麺の消費量は全国2位、インスタントラーメン全体では1位、缶コーヒーも1位。食塩摂取量は男性が2位で女性は5位。全国模試なら立派な結果だが、1日の歩数は男性が全国46位で女性は41位……。要は、塩分と糖分はたんまり摂って運動しないのだ。全国9位という肥満者の割合も、それを裏づける。喫煙率は全国2位、飲酒習慣者の割合は1位である。」
 
だからといって、青森県民全員が塩辛い漬物を肴に大酒を飲み、腹が減ったら締めにインスタントラーメンを食べ、煙草をプクプクしながら人工甘味料がいっぱいの缶コーヒーを飲んでいるというわけではありません。そういう食生活をしていない方も多い。逆に、雑誌記事のような食生活をしている人たちは、青森以外にも当然多い。
 
この記事によれば青森県と1位県との「平均寿命」の差は、男性が3歳強、女性が2歳弱です。この81歳や87歳に対する3歳や2歳という差を「大きな差」と考えるか、それとも「わずかな差」と考えるか(なお、平均寿命の詳細については、厚労省の「生命表」に関するウェブサイトを参照)。
 
たとえば、青森にお年寄りの知り合いがいてその男性が79歳でなくなった。もうひとりの高齢のお知り合いは滋賀のかたで、最近82歳で亡くなった。かりにそういう知らせが届いたとして、ともに、普通は、早すぎる死とは考えない。どちらかというと天寿を全うしたという思いに近い思いを抱く。そういう意味では82歳と79歳の間に差はありません。お二人はもっと長く生きられたかもしれないとも考えられるし、すでに十分長く生きたとも考えられる。82歳と79歳の差は食べものの違いによるかもしれないと考えてもいいけれども、そういう場合にはそういう発想はしない。
 
ここから、毎日カップラーメンを食べ、毎日缶コーヒーを飲み、大酒を飲んでもそれほど統計的な平均寿命に差はないので、食生活に関しては好き勝手をやるかという結論に至るかたもいらっしゃるに違いない。それはそれで一つの考え方です。こういう食べものを気にしない層が平均寿命を押し下げる。福島原発事故から6年が経過しましたが、メルトアウトした放射性物質の人体への悪影響結果については、この数字ではよくわからない。
 
もう一つの考え方は、健康寿命、健康余命の維持のためには、食べものが重要というもので、こういう考え方の層が平均寿命を(一定程度までは)押し上げます。それから、モダンな部品交換治療であるところのiPS治療などは、平均余命を長くする方向に働きます。
 
1898年(明治31年)から2016年(平成28年)までの、日本人の平均寿命の推移をグラフにしてみました。第二次世界大戦終了時期くらいまでは、若くして亡くなった方も多かったので、人生50年というのは、体験的な事実でした。しかし、そろそろサチュレーションモードに入ったようです。
 
18982016

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2018年1月 4日 (木)

インターネット経由で聞く世界のラジオ放送

日本国内ではradiko(ラジコ)というパソコンやタブレット端末やスマートフォンがそのままラジオ受信機となるIP(Internet Protocol)サイマルラジオの有料配信サービスがあります。ラジオなので全国各地のAMとFMが対象ですが、通常のラジオではノイズだらけのAM放送でしか聞けないプロ野球の実況中継なんかを聞くにはとても便利です。
 
これをグローバルに拡大して無料で提供しているRadio Gardenというウェブサイトがあります。ドイツのマルティン・ルター大学ハレ校のGolo Föllmerが作ったものだそうです。先日初めてこれを知って、いろいろと聴いてみてなかなかに楽しかったので、配偶者に「こういうの知ってる?」と尋ねたら、「radikoの世界版でしょ」という返事が返ってきました。世界地図上にいっぱいある緑の点をクリックすると地元の放送局が現れるので、好みのものを選択します。
 
世界中のラジオ放送(AMとFM)が聴けるといっても、日本と中国はカバーされている放送局がとても少ない。日本では15局。radikoとの関係も影響しているのかどうかわからないけれど。日本で聴けるのは音楽配信(J-Popやアニメ音楽など)をしている放送局や、英語で発信している放送局だけ。中国は、北京と広州と香港の7局のみ。しかし、インドヨーロッパ語圏の放送局を重視しているというわけでもなさそうです。タイやミャンマーやインドネシアでカバーされている現地語放送局は多い。しかし、ベトナムの放送局はなぜか地図に現れてこない。
 
ぼくは札幌なので、札幌からこのウェブサイトにアクセスすると、最初に地理的にいちばん近い放送局が登場します。「ユジノ・サハリンスク@サハリン《樺太》@ロシア」の音楽放送局で、パーソナリティーの言葉はロシア語です。ロシアの「艶歌」がロシア語で流れてきます。
 
アイルランドやアイスランド(アイスランド語が楽しめる)、ロシア、イラク、カイロのコーラン放送、サウジアラビアの音楽放送、米国西海岸やディープサウスのジャズ、オーストラリア、ニュージーランドの音楽番組や時事放送、ブエノスアイレスのタンゴ放送局などを巡っていると、大放送局とは雰囲気の違う音楽や番組(何をしゃべっているのかわからないにしても)を楽しめます。
 
ラジオなので、とにかく音楽が多い。同じ街で地元の音楽と世界の流行音楽が同じように流れています。モロッコの流行歌を現地語で聴きながら、街の喧騒を想像するのも悪くない。
 
この記事は、レイキャヴィック(アイスランド)のあるFM局の音楽番組をとても小さい音で流しながら書いています。ときどきアイスランド語のおしゃべりが混じります。音だけのほうがレイキャヴィックのホテルの一室にでもいる気分になれます。なんとなく気になったのでレイキャヴィックのこの1週間の気温推移を調べてみると、「『アイス』ランド」なのに札幌よりも暖かい。沿岸部を、暖流のメキシコ湾流が流れているためです。
 
Radio_garden_reykjavik_iceland_3
 
このサイトにアクセスすると、実際にはとても行けそうもない土地や、もう一度訪れてみたい土地に気軽にヴァーチャルな旅行ができます。現地の声や地元の音楽が聴けるのがいい。

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