雪と氷点下の地域の冬の靴
北海道というととても広いし広大な豪雪地域も含まれるので札幌と限定しますが、最低気温も氷点下一桁で、比較的積雪量の少ないその札幌で必要な、一般の(オフィスなんかでも履く)冬用の靴は、やはり秋以降から冬にかけての札幌でしか手に入りません。いわんや、東京や大阪の靴屋やデパートの靴売り場では入手は困難(不可能に近い)です(スキー用品店に行けばスポーツ用の雪靴は手に入ると思いますが、それは別として)。
だから、たとえば東京から冬の札幌にたまに一泊二日くらいで出張に来られるビジネスマンは、どんな靴を履いているのか、かりに雪や滑りに強いビジネス靴をどこかで準備するとして、どこで調達しているのか、それなりに気になります。
オフィス街に勤める人たちの仕事用と限定しても、たいていは、電車や地下鉄やバスで自宅のある郊外から中心街に向かうので、自宅から駅・停留所までの往復にそれなりの距離を歩くことになります。靴の種類は限定される。滑らない底の普通の革靴か、踝(くるぶし)より少し上くらいまでの革のブーツになります。営業だと、外回りが多くなるので、雪の深いところも多くなる。車ならいいのですが、そうでない場合は、冬靴といえども普通の靴だと大変です。
冬の道路・歩道の状況をいくつか考えてみると以下のようになります。
① 前の晩から降り続く雪で、朝は駅までの道がとても雪が深い。朝早いので、まだ誰も歩いていない。除雪車も入っていないので、靴が雪に埋もれる感じになる。ほんとうは長めのブーツで歩きたい。
② 外は2桁に近いマイナスの連続で、道路はカチカチのアイスバーン状態。底が氷をがっしりとつかむタイプの靴が欲しい。遅い夜だと、ホッカホカのカイロの入ったのが欲しい。
③ 気温が0℃以上の日、たとえば3~4℃くらいの日が2日ほど続き、道路や歩道がぐずぐずとミゾレの水浸し状態で、おまけに雪の替わりに雨が降ってきた。冬用のゴム短だと都合がいいのだが、まあ、しかたないか。
だから、冬の休日はそのあたりをうろうろするのなら冬用のゴム短に勝るものなし、です。短時間ならどこでも大丈夫(ただし、厚手の靴下)。しかし、2月の夜だと(たとえば、夜の札幌雪まつり)、ただの冬用ゴム短だと足先が凍えてしまうので、そういう場合は、膝下までの寒冷地仕様のゴム長靴というか防寒ブーツが便利です。ぼくは、外側は特殊ラバーで内側は保温素材が3層構造になったカナダ製を愛用しています。
いずれにしても、冬は、靴が何種類か必要です。
| 固定リンク
「経営とマーケティング」カテゴリの記事
- 「土地の記憶」「水の記憶」のカラー印刷はコンビニが便利(2021.01.18)
- 急いでいるときは「レターパックライト」は使わないほうがいい(2021.01.15)
- 女性知事の「Stay Home」発言が「お座り」に聞こえる(2021.01.14)
- その中華料理店で優遇されていたのはビールと焼酎(2021.01.13)
- 新潟県五泉市産の里芋(2020.12.29)
「季節と時節」カテゴリの記事
- 窓の雪とホワイトアウト(2021.01.20)
- 橙(ダイダイ)はポン酢でもお菓子でも何でも活躍(2021.01.19)
- よいお年をお迎えください(2020.12.31)
- 新潟県五泉市産の里芋(2020.12.29)
- 正月が近づくと海鮮類が高くなる(2020.12.30)
「雑感」カテゴリの記事
- 窓の雪とホワイトアウト(2021.01.20)
- 「土地の記憶」「水の記憶」のカラー印刷はコンビニが便利(2021.01.18)
- 急いでいるときは「レターパックライト」は使わないほうがいい(2021.01.15)
- 正月が近づくと海鮮類が高くなる(2020.12.30)
- 冬至です、これから日が長くなります(2020.12.25)
コメント