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2018年2月13日 (火)

ロシアの郵便局で、日本のカップ麺やトイレットペーパーが買える

ロシアの郵便局は、いわゆる郵便局の機能以外に、シンプルなコンビニ機能も兼ね備えているらしい。
 
ロシア郵便はロシア国営の郵便会社ですが、国内に4万2000の営業拠点を持っており、多くの郵便局で食品や日用品を扱う小売機能も持っているそうです。つまり、郵便局のコンビニエンス・ストア化です。
 
日本の郵便局も、民営化以降は、物品販売や保険などの取次業もやっているので、ロシアの郵便局のコンビニ化現象はとくに不思議ではありません。世界の流通がそういう方向に向かっています。
 
ちなみに、日本国内のコンビニ店舗合計数は、2017年末で、5万5322です(「日本フランチャイズチェーン【統計データ】」。
 
【註1】ロシアの郵便局のコンビニ機能をざっと眺めるには「郵便局とスーパーマーケット」という現地在住の日本人女性が書いた2016年9月の旅行案内記事が参考になります。

【註2】現在、結婚して北海道にお住いの、日本語検定1級の資格を持つ若いロシア人女性が日本語で書いているブログ記事のひとつに「ロシア人が選んだ!ロシアに来てほしい日本のもの」というのがありました。その「来てほしい」もののなかに「コンビニ」と「郵便局」が含まれています。つまり、ロシアの「郵便局とコンビニ」に関する状況の補足になります。
 
札幌に拠点を置くある商社が、ロシア郵便と業務提携し、極東地域の2000店舗を手始めに、日本の食料品などを販売する事業に乗り出すそうです。最初の品揃えはロシアでも人気が高い日本の即席麺や飲料、それに洗剤やトイレットペーパーなど(日本経済新聞、北海道新聞)。
 
カップ麺のようなインスタントラーメンは、ロシアでもすでにある程度は需要があります(下の表参照)。
 
日本のトイレットペーパーの品質は、各種トイレへの適応柔軟性という意味でも世界の優れモノです。ロシア人が好きにならないはずがない。
 
ただ、洗剤となると、柔軟仕上げ剤などの強い香料によって体調が悪化する「香害」が最近の日本では問題になっているので、芳香剤入りの香害洗剤がそのうちモスクワで人気になると街の生活空気はどう変化するのでしょう。少し心配ですが、日本人旅行者が懐かしい匂いに出合ったと喜ぶかもしれません。
 
さてインスタントラーメンです。ロシアの人口は、2016年時点で、1億4430万人。日本が1億2700万人なので、日本よりやや多い。下の表の数字からわかるように、一人あたりの即席麺の年間消費量は、ロシアでは単純計算で11~12食、日本では同様に44~45食なので、これを敷衍すると、即席麺が好きな人はロシアだと毎週、日本だと毎日食べている勘定になるので、それを見た他の消費者がパンの替わりやおやつにもっと食べ始める可能性が高い。なにしろ郵便局というコンビニで手軽に買え(るようになり)ます。
 
ロシアでカップ麺が欲しくなったら郵便局に行けばいい、といった記述がそのうち旅行ガイドに追加されるに違いない。
 
 
 
20122016
 
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